8.12. 冗長性についてネットワーク設定チーミングの確認
ネットワークの冗長性は、特定のシステムの障害を防止または回復するために、バックアップ目的でデバイスが使用される場合のプロセスです。次の手順では、冗長性でチーミングのネットワーク設定を確認する方法を説明します。
手順
- チームインターフェイスから、宛先の IP を ping します。以下に例を示します。
~]# ping -I team0 DSTADDR
- どのインターフェイスが
アクティブ
モードであるかを表示します。~]# teamdctl team0 state setup: runner: activebackup ports: enp1s0 link watches: link summary: up instance[link_watch_0]: name: ethtool link: up down count: 0 enp2s0 link watches: link summary: up instance[link_watch_0]: name: ethtool link: up down count: 0 runner: active port: enp1s0
enp1s0 はアクティブ
なインターフェイスです。 - ホストからネットワークケーブルを一時的に削除します。注記ソフトウェアユーティリティーを使用してリンク障害イベントを適切にテストする方法はありません。
ip
やnmcli
などの接続を非アクティブにするツールでは、ポート設定の変更を処理するドライバーの機能のみが表示され、実際のリンク障害イベントは表示されません。 バックアップ
インターフェイスが起動しているかどうかを確認します。~]# teamdctl team0 state setup: runner: activebackup ports: enp1s0 link watches: link summary: down instance[link_watch_0]: name: ethtool link: down down count: 1 enp2s0 link watches: link summary: up instance[link_watch_0]: name: ethtool link: up down count: 0 runner: active port: enp2s0
enp2s0 がアクティブな
インターフェイスになりました。- チームインターフェイスから、宛先の IP を ping できるかどうかを確認します。
~]# ping -I team0 DSTADDR