第25章 OpenShift by Red Hat
OpenShift by Red Hat は、開発者が Web アプリケーションを構築してデプロイできるようにする PaaS (Platform as a Service) です。OpenShift では、Java、Ruby、PHP など、さまざまなプログラミング言語およびフレームワークを使用できます。また、Eclipse の統合、JBoss Developer Studio、Jenkins など、アプリケーションのライフサイクルをサポートする統合開発者ツールも提供します。OpenShift は、オープンソースの ecosystem を使用して、モバイルアプリケーションやデータベースサービスなどに使用されるプラットフォームを提供します。[24]
Red Hat Enterprise Linux では、openshift-clients パッケージに OpenShift クライアントツールが同梱されています。次のコマンドを入力して、インストールされているかどうかを確認します。
~]$
rpm -q openshift-clients
package openshift-clients is not installed
openshift-clients パッケージがインストールされていない場合は、OpenShift Enterprise Client Tools Installation Guide および OpenShift Online Client Tools Installation Guide で OpenShift クライアントツールのインストールプロセスの詳細を確認してください。
重要
rhc パッケージは、以前は OpenShift クライアントツールを提供していました。最新のバージョンの OpenShift では、このパッケージが非推奨になり、Red Hat ではサポートされなくなりました。したがって、OpenShift バージョン 2 以降、rhc パッケージは、対応している OpenShift バージョンに使用される OpenShift クライアントツールを提供するopenshift-clients パッケージに置き換えられます。
25.1. OpenShift および SELinux
SELinux では、すべてのプロセスに SELinux ポリシーに従ってラベルが付けられているため、OpenShift を使用するアプリケーションよりもセキュリティー制御が向上します。したがって、SELinux は、同じノードで実行しているさまざまな歯車における悪意のある攻撃から OpenShift を保護します。
SELinux および OpenShift の詳細は、Dan Walsh's presentation を参照してください。
[24]
OpenShift の詳細は、Product Documentation for OpenShift Container Platform および Product Documentation for OpenShift Online を参照してください。