検索

24.2. タイプ

download PDF
高度なプロセス分離を提供するために、SELinux Targeted ポリシーで使用される主要なパーミッション制御方法は Type Enforcement です。すべてのファイルとプロセスにはタイプのラベルが付いています。タイプはプロセスの SELinux ドメインを定義し、ファイルの SELinux タイプを定義します。SELinux ポリシールールは、タイプにアクセスするドメインであるか、別のドメインにアクセスするドメインであるかにかかわらず、タイプが相互にアクセスする方法を定義します。アクセスは、それを許可する特定の SELinux ポリシールールが存在する場合にのみ許可されます。
DHCP では、以下のタイプが使用されます。
dhcp_etc_t
このタイプは、主に、設定ファイルを含む /etc ディレクトリーのファイルに使用されます。
dhcpd_var_run_t
このタイプは、/var/run/ ディレクトリーの dhcpd の PID ファイルに使用されます。
dhcpd_exec_t
このタイプは、DHCP 実行ファイルを dhcpd_t ドメインに移行するために使用されます。
dhcpd_initrc_exec_t
このタイプは、DHCP 実行ファイルを dhcpd_initrc_t ドメインに移行するために使用されます。
注記
dhcpd ファイルの一覧とそのタイプを表示するには、次のコマンドを実行します。
~]$ grep dhcp /etc/selinux/targeted/contexts/files/file_contexts
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.