20.20. 仮想マシンの XML ダンプの作成 (設定ファイル)
virsh dumpxml コマンドは、ゲスト仮想マシンの XML 設定ファイルを返します。これは、必要に応じて使用、保存、または変更できます。
その後、XML ファイル (
guest.xml
) を使用して、ゲスト仮想マシンを再作成できます (「ゲスト仮想マシンの XML 設定の編集」 を参照)。この XML 設定ファイルを編集して、追加のデバイスを設定したり、追加のゲスト仮想マシンをデプロイしたりできます。
例20.48 ゲスト仮想マシンの XML ファイルを取得する方法
以下の例では、guest1 仮想マシンの XML 設定を取得し、これをguest1.xml ファイルに書き込んでから、プロセスが正常に完了したことを確認します。
# virsh dumpxml guest1 > guest1.xml # cat guest1.xml <domain type='kvm'> <name>guest1-rhel6-64</name> <uuid>b8d7388a-bbf2-db3a-e962-b97ca6e514bd</uuid> <memory>2097152</memory> <currentMemory>2097152</currentMemory> <vcpu>2</vcpu> <os> <type arch='x86_64' machine='rhel6.2.0'>hvm</type> <boot dev='hd'/> </os> [...]