19.6. ゲストの詳細の表示
Virtual Machine Monitor を使用すると、システム上の仮想マシンのアクティビティー情報を表示できます。
仮想システムの詳細を表示するには、次のコマンドを実行します。
- Virtual Machine Manager のメインウィンドウで、表示する仮想マシンを強調表示します。
図19.12 表示する仮想マシンの選択
- 仮想マシンマネージャーのEdit メニューから、Virtual Machine Details を選択します。仮想マシンの詳細ウィンドウが開くと、コンソールが表示される場合があります。これが発生した場合は、View をクリックし、Details を選択します。デフォルトでは、Overview ウィンドウが最初に開きます。このウィンドウに戻るには、左側のナビゲーションペインから Overview を選択します。Overview ビューには、ゲストの設定詳細の概要が表示されます。
図19.13 ゲストの詳細の概要の表示
- 左側のナビゲーションペインから CPU を選択します。CPU ビューでは、現在のプロセッサー割り当てを表示または変更できます。仮想マシンの実行中に仮想 CPU (vCPU) の数を増やすこともできます。これはhot plugging と呼ばれます。重要Hot unplugging vCPU は、Red Hat Enterprise Linux 7 ではサポートされていません。
図19.14 プロセッサー割り当てパネル
- 左側のナビゲーションペインから Memory を選択します。Memory ビューでは、現在のメモリー割り当てを表示または変更できます。
図19.15 メモリー割り当ての表示
- 左側のナビゲーションペインから Boot Options を選択します。Boot Options ビューを使用すると、ホストの起動時に仮想マシンが起動しているかどうかや、仮想マシンのブートデバイスの順序など、起動オプションを表示または変更できます。
図19.16 起動オプションの表示
- 仮想マシンに接続されている各仮想ディスクがナビゲーションペインに表示されます。仮想ディスクをクリックして、仮想ディスクを変更または削除します。
図19.17 ディスク設定の表示
- 仮想マシンに接続されている各仮想ネットワークインターフェイスがナビゲーションペインに表示されます。仮想ネットワークインターフェイスをクリックして、仮想ネットワークインターフェイスを変更または削除します。
図19.18 ネットワーク設定の表示