23.16. タイマー要素の属性


name 要素には、使用するタイムソースの名前が含まれます。値は、以下のいずれかになります。
表23.12 名前属性値
説明
pit Programmable Interval Timer - 周期的な割り込みがあるタイマーです。この属性を使用すると、tickpolicy 遅延がデフォルト設定になります。
rtc Real Time Clock - 周期的な割り込みがある継続的に実行するタイマー。この属性は、tickpolicy catchup サブ要素に対応します。
kvmclock KVM clock - KVM ゲスト仮想マシンに推奨されるクロックソースです。KVM pvclock または kvm-clock を使用すると、ゲスト仮想マシンがホスト物理マシンのウォールクロック時間を読み取ることができます。
track 属性は、タイマーが追跡するものを指定し、rtcname 値に対してのみ有効です。
表23.13 属性値を追跡する
説明
boot 古い ホストの物理マシン オプションに対応します。これはサポート対象外の追跡オプションです。
guest RTC は、ゲストの仮想マシンの時間を常に追跡します。
wall RTC は常にホスト時間を追跡します。
tickpolicy 属性と値は、ゲスト仮想マシンにティックを渡すために使用されるポリシーを指定します。
表23.14 tickpolicy 属性値
説明
delay 通常のレートで配信を継続します (ティックは遅延します)。
catchup キャッチアップするために、より高いレートで配信されます。
merge ティックが 1 つのティックにマージされます。
discard 不明なティックはすべて破棄されます。
present 属性は、ゲスト仮想マシンに表示されるデフォルトのタイマーセットを上書きするために使用されます。present 属性には、以下の値を指定できます。
表23.15 present 属性値
説明
はい このタイマーをゲスト仮想マシンに強制的に表示します。
いいえ このタイマーをゲスト仮想マシンに表示しないように強制します。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.