A.5. シリアルコンソールのトラブルシューティング
Linux カーネルは、情報をシリアルポートに出力できます。これは、ビデオデバイスまたはヘッドレスサーバーでカーネルパニックおよびハードウェアの問題のデバッグに役立ちます。
KVM ゲストのシリアルコンソール出力を有効にするには、次のコマンドを実行します。
- ゲストのドメイン XML ファイルに、シリアルコンソールの設定が含まれていることを確認します。以下に例を示します。
<console type='pty'> <source path='/dev/pts/16'/> <target type='virtio' port='1'/> <alias name='console1'/> </console>
- ゲストで、Red Hat ナレッジベースの記事 How can I enable serial console for Red Hat Enterprise Linux 7? に従います。
ホストで次のコマンドを実行すると、シリアルコンソールにアクセスできます。guestname はゲスト仮想マシンの名前です。
# virsh console guestname
virt-manager を使用して、仮想テキストコンソールを表示することもできます。ゲストコンソールウィンドウで、View メニューから Text Consoles の Serial 1 を選択します。