28.9. storage RHEL システムロールを使用して RAID を備えた LVM プールを設定する


storage システムロールを使用すると、Red Hat Ansible Automation Platform を使用して、RAID を備えた LVM プールを RHEL に設定できます。利用可能なパラメーターを使用して Ansible Playbook を設定し、RAID を備えた LVM プールを設定できます。

前提条件

手順

  1. 次の内容を含む Playbook ファイル (例: ~/playbook.yml) を作成します。

    ---
    - name: Manage local storage
      hosts: managed-node-01.example.com
      tasks:
        - name: Configure LVM pool with RAID
          ansible.builtin.include_role:
            name: rhel-system-roles.storage
          vars:
            storage_safe_mode: false
            storage_pools:
              - name: my_pool
                type: lvm
                disks: [sdh, sdi]
                raid_level: raid1
                volumes:
                  - name: my_volume
                    size: "1 GiB"
                    mount_point: "/mnt/app/shared"
                    fs_type: xfs
                    state: present

    Playbook で使用されるすべての変数の詳細は、コントロールノードの /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md ファイルを参照してください。

  2. Playbook の構文を検証します。

    $ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml

    このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。

  3. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook ~/playbook.yml

検証

  • プールが RAID 上にあることを確認します。

    # ansible managed-node-01.example.com -m command -a 'lsblk'

関連情報

  • /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.storage/README.md ファイル
  • /usr/share/doc/rhel-system-roles/storage/ ディレクトリー
  • RAID の管理
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