24.5. rhc RHEL システムロールを使用したリポジトリーの有効化


rhc RHEL システムロールを使用して、管理対象ノード上のリポジトリーをリモートで有効または無効にできます。

前提条件

  • コントロールノードと管理対象ノードの準備が完了している
  • 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
  • 管理対象ノードへの接続に使用するアカウントに、そのノードに対する sudo 権限がある。
  • 管理対象ノード上で有効または無効にするリポジトリーの詳細を把握している。
  • システムを登録している。

手順

  1. 次の内容を含む Playbook ファイル (例: ~/playbook.yml) を作成します。

    • リポジトリーを有効にするには、以下を行います。

      ---
      - name: Enable repository
        hosts: managed-node-01.example.com
        roles:
          - role: rhel-system-roles.rhc
        vars:
          rhc_repositories:
            - {name: "RepositoryName", state: enabled}
    • リポジトリーを無効にするには、以下を行います。

      ---
      - name: Disable repository
        hosts: managed-node-01.example.com
        vars:
          rhc_repositories:
            - {name: "RepositoryName", state: disabled}
        roles:
          - role: rhel-system-roles.rhc
  2. Playbook の構文を検証します。

    $ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml

    このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。

  3. Playbook を実行します。

    $ ansible-playbook ~/playbook.yml

関連情報

  • /usr/share/ansible/roles/rhel-system-roles.rhc/README.md ファイル
  • /usr/share/doc/rhel-system-roles/rhc/ ディレクトリー
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.