5.5. redfish_config モジュールの使用
次の例は、Playbook で redfish_config
モジュールを使用して、UEFI で起動するようにシステムを設定する方法を示しています。わかりやすくするために、ここに示す例では Ansible コントロールホストおよび管理対象ホストと同じホストを使用しているため、Playbook が実行されるのと同じホストでモジュールを実行します。
前提条件
- コントロールノードと管理対象ノードの準備が完了している。
- 管理対象ノードで Playbook を実行できるユーザーとしてコントロールノードにログインしている。
-
管理対象ノードへの接続に使用するアカウントに、そのノードに対する
sudo
権限がある。 -
ansible-collection-redhat-rhel_mgmt
パッケージがインストールされている。 -
python3-pyghmi
パッケージが、コントロールノードまたは管理対象ノードのいずれかにインストールされている。 - OOB コントローラーアクセスの詳細。
手順
次の内容を含む Playbook ファイル (例:
~/playbook.yml
) を作成します。--- - name: Manages out-of-band controllers using Redfish APIs hosts: managed-node-01.example.com tasks: - name: Set BootMode to UEFI redhat.rhel_mgmt.redfish_config: baseuri: "<URI>" username: "<username>" password: "<password>" category: Systems command: SetBiosAttributes bios_attributes: BootMode: Uefi
Playbook の構文を検証します。
$ ansible-playbook --syntax-check ~/playbook.yml
このコマンドは構文を検証するだけであり、有効だが不適切な設定から保護するものではないことに注意してください。
Playbook を実行します。
$ ansible-playbook ~/playbook.yml
検証
- システムの起動モードが UEFI に設定されます。
関連情報
-
/usr/share/ansible/collections/ansible_collections/redhat/rhel_mgmt/README.md
ファイル