5.2. コントロールプレーン
Ansible Automation Platform コントロールプレーンには、自動化の管理に使用されるアプリケーション UI、API、コンポーネント、およびサービスが含まれます。Red Hat はこれらを独自のインフラストラクチャー内で管理します。
お客様のデプロイメントはそれぞれ、インフラストラクチャー層で完全に分離されています。すべてのデプロイメントでは、専用のネットワーク、コンピュート、およびデータベースリソースがプロビジョニングされ、他のすべてのお客様環境から完全に独立しています。このレベルの分離を実施することで、データ漏洩や不正なデプロイメント間のやりとりのリスクが軽減され、アクションと情報が指定された環境内に限定されます。
5.2.1. デプロイメントの準備 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次のオプション設定には、カスタムドメインと AWS PrivateLink のセットアップが含まれています。特定のセキュリティーおよびネットワーク要件を満たすために、これらの設定を実装できます。
5.2.1.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
これらの設定要求を開始する前に、以下が利用可能であることを確認してください。
- アクセス権限: Red Hat カスタマーポータル (カスタマーサポート) および AWS コンソールへのアクセス権があります。
- インフラストラクチャー: AWS デプロイメント上にアクティブな Ansible Automation Platform Service があります。
- ネットワーク: プライベートサブネット (PrivateLink 用) を持つ既存の VPC があります。
- DNS: パブリックまたはプライベート DNS プロバイダーへの管理者権限が必要です。
5.2.1.2. 実行プレーンストラテジー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat は、独自の実行ノードとインスタンスグループを VPC 内にプロビジョニングすることを強く推奨します。
- コストへの影響: コントロールプレーン上で実行されるワークロードは、仮想 CPU の自動スケーリングをトリガーし、vCPU はより高い変動料金 (仮想 CPU あたり 0.10 ドル/時間) で課金されます。詳細は、Ansible Automation Platform Service on AWS: Infrastructure Metering Changes を参照してください。
- 推奨事項: 予測可能なコストとセキュリティー分離を維持するために、コントロールプレーンは管理のみに使用し、自動化の実行は独自の EC2 インスタンスにオフロードしてください。
5.2.1.3. AWS PrivateLink の設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
AWS PrivateLink は、パブリックインターネットを経由せずに、VPC と Red Hat が管理するコントロールプレーン間のセキュアな接続を確立します。
AWS PrivateLink 接続は、Ansible Automation Platform コントロールプレーンへの (Ingress) とコントロールプレーンからの (Egress) の両方でサポートされています。お客様は Red Hat SRE チームと協力し、次の AWS PrivateLink 接続方向を設定する必要があります。
- お客様の VPC から Red Hat が管理するコントロールプレーンへ
- Red Hat が管理するコントロールプレーンからお客様の VPC へ
双方向接続を設定するには、次の手順を実行します。
このプロセスを開始するには、Red Hat に カスタマーサポート 案件を提出してください。
- Ingress 用と Egress 用に、別々のチケットを作成する必要があります。
- Red Hat SRE チームはお客様と協力し、サポートケースを通じて AWS PrivateLink 接続を有効にします。
このプロセスを開始するには、AWS PrivateLink 接続の有効化を 参照してください。
5.2.1.4. Ansible Automation Platform Service on AWS における Event-Driven Ansible のパフォーマンスガイドライン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この情報を使用して、AWS 上の Ansible Automation Platform Service で Event-Driven Ansible を 計画および設定してください。
お客様のワークロードはすべて異なるため、パフォーマンス結果も異なる場合があります。Red Hat は、Hybrid Cloud Console 内の AWS メーターで Ansible Automation Platform Service の Subscription Watch を監視し、AWS でコストアラートを作成することを推奨します。
次の表は、テストされた設定で観測されたパフォーマンスとリソース使用率を示しています。
観測されたパフォーマンスとリソース利用状況
| カテゴリー | メトリクス | 値 |
|---|---|---|
| テスト済みの設定 | ルールブックアクティベーション | 5 |
| 1 秒あたりの公開イベント数 | 120 | |
| 1 秒あたりのアクション数 | 20 | |
| 派生メトリクス | 1 アクティベーションあたりのアクション数 (20 イベント/秒 x 30 秒) | 600 |
| すべてのアクティベーションでの合計アクション数 | 3,000 | |
| インフラストラクチャー | 仮想 CPU | 12 |
| 観測されたパフォーマンス | 送信されたイベントの合計数 | 3,000 |
| ジョブイベント | 600 | |
| 失敗したイテレーション | 0 | |
| イベント処理時間 | 77.07 秒 |
実行中のワークロードに基づいてコントロールプレーンがスケールアップまたはスケールダウンされると、パフォーマンスメトリクスが変化します。
5.2.1.5. カスタムドメインの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
まず証明書と秘密鍵を生成し、SRE 設定のサポートケースを作成し、必要な DNS 更新によるセットアップを完了してカスタムドメインを設定します。
このプロセスに関するヘルプについては、カスタムドメイン セクションを参照してください。