第5章 Red Hat Ansible Automation Platform Service on AWS のサービス定義
サービス定義には、コントロールプレーンを管理する Red Hat と実行プレーンを管理するお客様の間で共有される責任の詳細が記述されています。
5.1. アカウント管理 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このセクションでは、課金および環境管理操作の概要を説明します。
5.1.1. 請求書 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Ansible Automation Platform Service on AWS は、Amazon Web Services (AWS) を通じて課金されます。料金は、管理対象のアクティブノードの数と関連するインフラストラクチャー管理コストに基づいて決定されます。課金サイクルの開始時に管理対象アクティブノードを事前購入すると、割引レベルを適用できます。
このサービスには、自動化実行プレーンを実行するための Ansible Automation Platform のデプロイメント 1 つと Red Hat Enterprise Linux (RHEL) のエンタイトルメント 10 個が含まれています。
5.1.2. セルフサービスのデプロイ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
以下の操作を含む (ただしこれらに限定されない) セルフサービスデプロイメントが可能です。
- AWS 環境で Ansible Automation Platform を購入してデプロイします。
- AWS 環境の Ansible Automation Platform サブスクリプションをキャンセルします。
AWS Marketplace でサブスクリプションをキャンセルするか更新しない場合、サービスはキャンセルから 72 時間後にプロビジョニング解除プロセスを開始します。
誤ってサブスクライブ解除した場合のデータ損失を防ぐために、システムは解除後も一定期間暗号化されたバックアップを保持します。
サブスクライブ解除後、データが永久に失われることをご理解いただいたうえで、バックアップデータの完全な消去を要求することができます。
キャンセルを開始すると、デプロイメントのシャットダウンが開始します。誤ってキャンセルを開始した場合は、最初のキャンセルから 72 時間以内に サポートチケット を送信してください。Red Hat チームがキャンセルされたデプロイメントの回復をお手伝いします。
5.1.3. リージョンおよびアベイラビリティーゾーン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サポート対象の各リージョンは、プライマリーリージョンで災害が発生し、別の AWS リージョンで復元が必要になる場合に備えてバックアップデータが保存されるコンパニオン AWS リージョンとペアになっています。
サポートされているリージョンとバックアップリージョンのリストについては、バックアップと障害復旧 を参照してください。
5.1.4. サービスレベルアグリーメント リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サービス自体のサービスレベルアグリーメント (SLA) は Red Hat Enterprise Agreement 製品付録 の付録 4 (オンラインサブスクリプションサービス) に定義されています。
5.1.4.1. 限定サポートステータス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
デプロイメントが "Limited Support" ステータスに移行すると、Red Hat は実行プレーンの問題のトラブルシューティングを行わなくなります。
SLA は適用されなくなり、SLA に対して要求されたクレジットは拒否されます。ただし、すべての製品サポートが失われるわけではありません。制限付きステータスの原因となった問題に対処すれば、デプロイメントを完全なサポート状態に戻すことができます。
デプロイメントは、次のようないくつかの理由で Limited Support ステータスに移行する場合があります。
- 実行プレーンがない
- 自動化には顧客の実行プレーンが必要です。設定していない場合、または低下した状態にある場合は、自動化サポートを受ける前にこれらの問題を修正する必要があります。
- サポートされていない実行プレーンの依存関係
- Red Hat Enterprise Linux (RHEL) と OpenShift ベースの実行プレーンはどちらも、Ansible Automation Platform 依存関係の最小サポートバージョンを満たすために定期的なメンテナンスとアップグレードが必要です。これらのリソースは、パッチ用の Ansible、Red Hat Satellite、DNF 自動更新など、さまざまな方法を使用してアップグレードできます。サポートされている Ansible Automation Platform を使用して OS、クラスター、Receptor のリソースを最新の状態に保つと、サポートの問題が軽減されます。
5.1.5. 責任 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
お客様の責任と Red Hat の責任について説明します。役割を理解することで、製品を効果的に管理できます。
| 機能 | Red Hat | お客様 |
|---|---|---|
| コントロールプレーンインフラストラクチャー | ✓ | ┄ |
| 実行プレーンインフラストラクチャー | ┄ | ✓ |
| コントロールプレーンのデプロイメント | ✓ | ┄ |
| コントロールプレーンの稼働時間 | ✓ | ┄ |
| コントロールプレーンのアップグレード | ✓ | ┄ |
| コントロールプレーンのバックアップおよび復元 | ✓ | ┄ |
| コントロールプレーンのセキュリティー | ✓ | ┄ |
| 実行プレーン (自動化メッシュ) のデプロイメント | ┄ | ✓ |
| 実行プレーンの稼働時間 | ┄ | ✓ |
| 実行プレーンのアップグレード | ┄ | ✓ |
| 実行プレーンのバックアップと復元 | ┄ | ✓ |
| 実行プレーンのセキュリティー | ┄ | ✓ |
| 設定および構成 | ┄ | ✓ |
| 自動化コンテンツ | ┄ | ✓ |
| アプリケーションインテグレーション | ┄ | ✓ |
| アイデンティティーおよびアクセス | ┄ | ✓ |
| SSL および TLS 証明書の有効期限の監視 | ┄ | ✓ |