第3章 コストを管理するための次のステップ
OpenShift Container Platform と Amazon Web Services のデータを追加すると、Cost Management のコストには、インテグレーションごとのコストデータと、プラットフォーム上での OpenShift Container Platform クラスターの実行に関連するコストと使用量が表示されます。OpenShift ノードを実行している EC2 インスタンスに AWS 割引プランを使用している場合、Cost Management ではデフォルトで割引プランのコストが使用されます。
Cost Management Overview ページでは、コストデータが OpenShift タブと Infrastructure タブに分類されます。コストデータのさまざまなビューを切り替えるには、Perspective を選択します。
グローバルナビゲーションメニューを使用して、クラウドプロバイダーごとのコストに関する追加の詳細を表示することもできます。
関連情報
3.1. Cost Management リソースへのアクセス制限
Cost Management でインテグレーションを追加して設定した後、コストデータとリソースへのアクセスを制限できます。
ユーザーがすべてのコストデータにアクセスできる状況は避ける必要がある場合もあります。代わりに、プロジェクトまたは組織に固有のデータにだけアクセスできるようにユーザーにアクセス権を付与できます。ロールベースのアクセス制御を使用すると、Cost Management レポートでのリソースの表示を制限できます。たとえば、ユーザーのビューを環境全体ではなく、AWS インテグレーションのみに制限できます。
アクセスを制限する方法の詳細は、Cost Management リソースへのアクセス制限 を参照してください。