2.9. フィルターされたデータをストレージバケットに Post する関数のトリガー
スケジューラージョブを作成して、フィルターされたデータをスケジュールに従って Red Hat に送信するために作成した関数を実行します。
手順
作成した関数の Trigger URL をコピーして、コストレポートを Post します。Google Cloud Scheduler に追加する必要があります。
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Google Cloud Console で、
functions
を検索し、Cloud Functions の結果を選択します。 - Cloud Functions ページで、関数を選択し、Trigger タブをクリックします。
- HTTP セクションで、 をクリックします。
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Google Cloud Console で、
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スケジューラージョブを作成します。Google Cloud Console で、
cloud scheduler
を検索し、Cloud Scheduler の結果を選択します。 -
スケジューラージョブに名前を付けます。この例では、
CustomerFilteredDataSchedule
を使用します。 -
Frequency フィールドに、関数を実行するタイミングの cron 式を設定します。この例では、
0 9 * * *
を使用して、関数を毎日 9 AM で実行します。 - タイムゾーンを設定し、 をクリックします。
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スケジューラージョブに名前を付けます。この例では、
次のページで実行を設定します。
- Target type フィールドで HTTP を選択します。
- URL フィールドに、コピーした Trigger URL を貼り付けます。
body フィールドに、関数に渡す以下のコードを貼り付けてトリガーします。
{"name": "Scheduler"}
- Auth header フィールドで、Add OIDC token を選択します。
- Service account フィールドをクリックし、 をクリックしてスケジューラージョブのサービスアカウントおよびロールを作成します。
Service account details ステップで、サービスアカウントに名前を付けます。この例では、
scheduler-service-account
を使用します。デフォルトの Service account ID を受け入れて、 をクリックします。- Grant this service account access to project フィールドで、最初のロールとして Cloud Scheduler Job Runner を検索して選択します。
- Cloud Functions Invoker を検索して選択します。 をクリックし、
- をクリックします。
- をクリックして、サービスアカウントの作成を終了します。
- Cloud scheduler タブに戻ります。
- Configure the execution ページで Service account フィールドを選択します。
- ページを更新して、作成したスケジューラーを選択します。
- をクリックしてから をクリックします。
これらの手順を完了すると、Google Cloud 関数が正常に設定され、Red Hat にレポートが送信されます。次の手順については、第 3 章 Cost Management の次の手順 を参照してください。