第2章 Microsoft Azure インテグレーションの作成: 高度
基本パスを使用して Azure インテグレーションを作成した場合は、次の手順を実行しないでください。Azure インテグレーションはすでに完了しています。
RHEL メータリングを使用している場合は、データを Cost Management と統合した後に、Microsoft Azure インテグレーションへの RHEL メータリングの追加 に進み、RHEL メータリングの統合の設定を完了します。
課金データのサブセットを Red Hat と共有するには、Microsoft Azure で関数スクリプトを設定できます。このスクリプトは、課金データをフィルタリングしてオブジェクトストレージにエクスポートし、Cost Management がフィルタリングされたデータにアクセスして読み取ることができるようにします。Integrations ページから、Microsoft Azure インテグレーションを Cost Management に追加します。
Azure はサードパーティー製品であり、そのプロセスは変更される可能性があります。サードパーティーインテグレーションの設定手順は、公開時点において正確な情報です。最新情報については、Microsoft Azure のドキュメント を参照してください。
Azure インテグレーションを作成するには、次のタスクを実行します。
- ストレージアカウントおよびリソースグループを作成します。
- アクセス用の Storage Account Contributor および閲覧者ロールを設定します。
- Red Hat に送信するデータをフィルターする関数を作成します。
2.1. Microsoft Azure アカウントの追加
Cost Management でコストと使用状況データを処理できるように、Microsoft Azure アカウントをインテグレーションとして追加します。
前提条件
- Cloud Administrator 権限を持つ Red Hat ユーザーアカウントがある。
- サービスアカウントキー がある。
- Cost Management アクセスを有効にするために Hybrid Cloud Console でサービスアカウントに適切なロールが割り当てられている。詳細は、ユーザーアクセス設定ガイド を参照してください。
Cost Management の場合:
- Settings Menu > Integrations をクリックします。
- Cloud タブで、 をクリックします。
- Add a cloud integration ウィザードで Microsoft Azure を選択し、 をクリックします。
- インテグレーションの名前を入力し、 をクリックします。
- Select application ステップで Cost management を選択し、 をクリックします。
Specify cost export scope ステップで、I wish to manually customize the data set sent to Cost Management を選択し。
- RHEL 使用量の課金を登録する場合は、Include RHEL usage を選択します。それ以外の場合は、次の手順に進みます。
- をクリックします。