第4章 移行問題の特定および解決
以下の手順に従って、Eclipse プラグインを使用して移行の問題を特定し、解決します。
- プロジェクトをインポートして Eclipse に分析します。
実行設定を作成し ます。Issue Explorer で MTA ボタンを押します(
) をクリックします。
少なくとも、分析するプロジェクトを選択します。必要に応じて、追加のオプションを設定します。
- 実行をクリック し て MTA を実行 します。
- Issue Explorer に一覧表示されているMTA の問題を確認 します。
- コードを手動で更新するか、利用可能な場合はクイック修正を使用して、MTA の問題を解決 します。
-
必要に応じて MTA を再度実行します。Run ボタン (
) の横にあるドロップダウンを使用して、既存の設定を実行します。
4.1. MTA の実行設定の作成
MTA ボタン (
) を使用して MTA の実行設定を作成できます。実行設定では、分析するプロジェクト、移行パス、および実行の追加オプションを指定します。複数の実行設定を作成することができます。また、それぞれに一意の名前を付けることができます。
入力
- 移行パス
- 使用する MTA ルールセットを決定する移行パスを選択します。移行パスのデフォルトは Anything to EAP 7 に設定されますが、サポートされる移行パスに変更できます。
- プロジェクト
- 分析するプロジェクトを 1 つ以上選択します。Ctrl キーを押すると、リストの複数のプロジェクトを選択します。
- パッケージ
- スキャンするパッケージを 1 つ以上選択します。MTA 実行時間を短縮するために分析が必要なパッケージのみを選択することが推奨されます。パッケージを選択しないと、プロジェクトのすべてのパッケージがスキャンされます。Ctrl キーを押して、リストの複数のパッケージを選択します。
オプション
- レポート
- MTA HTML レポートを生成する場合は、Generate Report チェックボックスを選択します。レポートは MTA Report タブに表示され、ファイル を基にグループ化すると Issue Explorer に表示されます。
- オプション
-
追加の MTA オプションを設定します。などのブール値フラグであるオプションは、を値
true
として使用するenableTattletale
必要があります。各 MTA 引数の説明は、『CLI ガイド』の「MTA コマンドライン引数」を参照してください。
ルール
- カスタムルールのリポジトリー
- Eclipse プラグインにカスタム MTA ルールをインポートまたは作成した場合には、分析中に組み込むカスタムルールセットを選択します。詳細は、「 カスタムルールの追加」を 参照してください。