第2章 Web コンソールのインストール
Web コンソールは、ZIP ディストリビューション または OpenShift のいずれかを使用してインストールできます。
2.1. ZIP のインストール
ZIP ディストリビューションを使用してインストールされると、MTA Web コンソールが Red Hat JBoss Enterprise Application Platform にデプロイされ、認証に Red Hat Single Sign-On を使用し、ストレージ用の H2 データベースによってサポートされます。
2.1.1. 前提条件
以下の前提条件を満たしていることを確認します。
- Java Platform、JRE バージョン 8+
- 最小 8 GB RAM、推奨 16 GB
macOS を実行している場合は、ユーザープロセスの最大数、少なくとも、をに maxproc
、オープンファイルの最大数 2048
を設定 maxfiles
することが推奨され 100000
ます。
2.1.2. Web コンソールのインストール
- MTA Download ページから Web コンソールをダウンロード します。
ZIP ファイルを任意のディレクトリーに展開します。
このファイルの展開によって作成されたディレクトリーへのパスは、本ガイド
RHAMT_HOME
全体で参照されています。
2.1.3. Web コンソールの起動
スクリプトを実行して Web コンソールを起動します。
RHAMT_HOME/run_rhamt.sh
$ RHAMT_HOME/run_rhamt.sh
Windows 環境では、run_rhamt.bat
スクリプトを使用します。
ブラウザーから Web コンソールにアクセス できるようになりました。
2.1.4. Web コンソールへのアクセス
起動 後、Web コンソールは http://localhost:8080/rhamt-web でローカルホストのブラウザーからデフォルトでアクセスでき ます。
図2.1 Welcome ページ

Web コンソールは、デフォルトのユーザーを使用して自動的に認証を行います。デフォルトのユーザーの認証情報は rhamt
およびです password
。Web コンソールにアクセスするために個別のユーザーを認証を要求するには、「Web コンソールの認証の設定 」を参照してください。