4.2.1 リリースノート


Migration Toolkit for Applications 4.2

このリリースの新機能と変更

概要

本リリースノートでは、Migration Toolkit for Applications (RHAMT) 4.2.1 リリースに実装された新機能および変更を説明します。

第1章 はじめに

本リリースノートでは、Migration Toolkit for Applications (MTA) 4.2.1 リリースに実装された新機能および変更を説明します。

MTA 4.2.1 リリースは、主に問題への対処と使いやすさの向上に重点を置いたポイントリリースです。

第2章 新機能

2.1. Java 11 のサポート

このリリースでは、テクノロジープレビューとして Java 11 のサポートが導入されています。ユーザーは、この MTA の配布を実行し、このバージョンの Java を使用してレポートを生成できるようになりました。

重要

テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の技術をいち早く提供して、開発段階で機能のテストやフィードバックの収集を可能にするために提供されます。

テクノロジープレビュー機能のサポート範囲については、Red Hat カスタマーポータルの テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

2.2. Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 7.2 移行パス

Red Hat JBoss Enterprise Application Platform (JBoss EAP) 7.2 のルールがこのリリースに含まれています。ターゲットリリースとして eap:7 を指定すると、生成されたレポートで JBoss EAP 7.2 移行パスに関連する問題が強調表示されるようになりました。

2.3. OpenShift インストールの更新

このリリースでは、新しいテンプレートと MTA on OpenShift のインストール手順が導入されています。

これらのテンプレートの詳細については、Web コンソール OpenShift イメージの理解 および MTA アプリケーションのデプロイ を参照してください。

2.4. インクルーシブ CSV レポート

--exportCSV 引数を指定すると、AllIssues.csv ファイルがレポートのルートディレクトリーに生成されるようになりました。

このファイルには、アプリケーションごとに生成された個々の CSV ファイルに加えて、分析されたすべてのアプリケーションにわたるすべての発見された問題が含まれます。

第3章 既知の問題

リリース時点では、以下の既知の問題が重要な問題として特定されています。すべての既知の問題およびリリース以降に特定された問題の完全なリストについては、この JIRA フィルター を参照してください。

表3.1 既知の問題
IDコンポーネント概要

WINDUP-2333

OpenShift

RHAMT が OCP にインストールされている場合、レポートにアクセスできない。

WINDUP-2325

Web コンソール

.failed ファイルが存在するため、解凍インストールが失敗する。

WINDUP-2304

Eclipse プラグイン

JRE の代わりに JDK を含めるように実行設定を更新する。

WINDUP-2297

Maven プラグイン

org.apache.maven:maven-model:jar で依存関係が競合し、予期しないコード動作が発生する。

WINDUP-2264

Eclipse プラグイン

Eclipse プラグインが、生成した RHAMT サーバーに接続できない場合がある。

WINDUP-2147

OpenShift

executor pod の liveness プローブが Web コンソールに関連付けられている。

WINDUP-2122

Eclipse プラグイン

プラグインのあるバージョンから別のバージョンへのクリーンな更新のサポートが向上した。

WINDUP-2025

Web コンソール

サーバーとクライアントの時間にオフセットがある場合、分析結果ページに間違った時間が表示される。

WINDUP-2010

Eclipse プラグイン

分析後にIssue Explorerに結果が表示されない。

WINDUP-1972

Web コンソール

アプリケーションビューの問題: 組み込みフレームワーク/ライブラリーにファイルが表示されない。

第4章 解決された問題

リリース時点では、以下の解決済みの問題が重要な問題として特定されています。このリリースで解決されたすべての問題の完全なリストについては、この JIRA フィルター を参照してください。

表4.1 解決された問題
ID概要

WINDUP-2277

OpenShift 上の RHAMT - Package Discovery サービスにより、WebUi Pod がメモリー不足になる

WINDUP-2238

Web コンソールの起動時に警告が表示される

WINDUP-2177

テックパンチカードのマウスオーバー情報を充実させる

WINDUP-1986

Maven プラグインには、windupVersion のデフォルト値が付属している必要がある

WINDUPRULE-178

JTA で Hibernate を使用する非 JPA アプリケーションは、hibernate.transaction.coordinator_class を設定する必要がある

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