リリースノート


Migration Toolkit for Applications 5.0

新しい機能、既知の問題、および解決済みの問題

概要

本書では、Migration Toolkit for Applications 5.0 の新機能、既知の問題、および解決された問題を説明します。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。

第1章 はじめに

本リリースノートでは、MTA (Migration Toolkit for Applications) 5.0 リリースに実装された新機能および変更を説明します。

第2章 新機能

本セクションでは、Migration Toolkit for Applications の新機能を説明します。

ブランド変更
Red Hat Application Migration Toolkit は、MTA (Migration Toolkit for Applications) に変更なりました。
Apache Camel 3 に移行する新しい移行パス
現在のリリースには、Apache Camel 2 から Apache Camel 3 への移行をサポートする新しい移行パスが含まれています。Camel 3 ルールセットには 147 個の新規ルールが含まれます。

第3章 既知の問題

リリース時には、以下の既知の問題が主要な問題として特定されます。既知の問題および問題がすべて特定された一覧は、作成されている MTA 問題 を参照してください。

表3.1 既知の問題の主な問題
IDコンポーネント概要

WINDUP-2755

Eclipse Plugin

null ポインター例外により分析が失敗するため、IDE プラグイン 5.0.1 を Eclipse 2020-06 で実行することはできません。

WINDUP-2710

ライフサイクル (ランタイム)

RHEL CSB で、アーティファクトのアップロード後に MTA Web コンソール 5.0.0 が失敗します。

WINDUP-2683

Web UI & Windup-as-a-Service

MTA 5.0 は Internet Explorer に対応していません。

WINDUP-2704

Web UI & Windup-as-a-Service

macOS では、run_mta.sh スクリプトは、オープンファイルのソフト制限を 100000 に設定します。この問題は MTA バージョン 5.0.0 で報告され、5.0.1 で解決されました。

WINDUP-2705

Web UI & Windup-as-a-Service

macOS では、mta-cli スクリプトは、オープンファイルのソフト制限を 100000 に設定します。この問題は MTA バージョン 5.0.0 で報告され、5.0.1 で解決されました。

WINDUPRULE-607

OpenShift

OpenShift Container Platform で RHAMT 4.3.1 のインストールに失敗します。Webconsole および Executor Pod が実行されていない。

WINDUP-2620

Web UI & Windup-as-a-Service

run_windup.shulimit の設定が低くなっています。

WINDUP-2593

Migration - Application

java-glassfish-groovy-01000 ルールにより、weblogic-jms の Maven プラグインでエラーが発生します。

WINDUP-2551

Technical Debt

RHAMT は Zulu 上では実行しません。

WINDUP-2502

Web UI & Windup-as-a-Service

グローバルカスタムルールは、プロジェクトレベルの Select Custom Rules 画面に表示される場合があります。

WINDUP-2420

Web UI

分析を実行すると、Short Reports リンクをクリックすると、Not found エラーが発生します。

WINDUP-2388

Rule Execution - XML-based

regex パターンマッチングが適切に機能しません。

WINDUP-2371

Web UI

分析を実行すると、Results アイコンをクリックすると、Forbidden エラーが出されます。

WINDUP-2333

OpenShift Deployment

OpenShift Container Platform に RHAMT 4.1.0 がインストールされている場合にレポートにアクセスできない

WINDUP-2304

Eclipse Plugin

JRE ではなく JDK が含まれるように、実行設定を更新する必要があります。

WINDUP-2297

Windup Maven Plugin

依存関係の問題により、org.apache.maven:maven-model:jar により予期しないコードの動作が発生します。

WINDUP-2264

IDE Plugin

Eclipse プラグインは、生成した RHAMT サーバーに接続できない場合があります。

WINDUP-2147

OpenShift Deployment

Message Executor Pod の Liveness プローブは Web コンソールに関連付けられます。

WINDUP-2122

IDE Plugin

プラグインの更新には、より優れたサポートが必要です。

WINDUP-2025

Web UI & Windup-as-a-Service

サーバークロックとクライアントクロックの間に不一致がある場合は、Analysis Results 画面に誤った時間が表示されます。

WINDUP-2010

Eclipse Plugin

分析の実行後は、issue Explorer で分析の結果は表示されません。

WINDUP-1972

Web UI & Windup-as-a-Service

アプリケーションの Issues 画面では、Embedded framework および Embedded library フィールドにはファイルは表示されません。

第4章 解決済みの問題

リリース時に、以下の問題が解決されます。

表4.1 解決済みの問題
ID概要

WINDUP-2629

Java ClassReference: packageName エラーおよび className エラーが修正されました。

WINDUPRULE-479

Red Hat JBoss EAP 7.3 移行ガイド への maven-javax-to-jakarta ルールセットのリンクが更新されました。

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Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

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