第3章 Web コンソールでのアプリケーションの分析


Web コンソールでプロジェクトを作成して、アプリケーションを分析できます。

各プロジェクトは、特定の分析用にアプリケーションをグループ化し、カスタムルールおよびラベルで設定できます。

分析プロセスは、移行またはモダナイゼーションのためのアプリケーションの準備ができていることを示すレポートを生成します。

3.1. プロジェクトの作成

Create project ウィザードを使用して、Web コンソールでプロジェクトを作成できます。

手順

  1. Web コンソールで、Projects をクリックします。
  2. Create project をクリックします。
  3. プロジェクトの一意な名前、オプションの説明を入力し、Next をクリックします。
  4. アプリケーションをアップロードするには、Upload タブをクリックし、Browse をクリックして、アップロードするアプリケーションファイルを選択し、Close をクリックします。

    アプリケーションをアップロードすると、MTA サーバーに直接保存されます。

  5. サーバーパスを登録するには、Server path タブをクリックし、フィールドにアプリケーションの Server 側のパス を入力します。

    アプリケーションのサーバーパスを登録すると、MTA は常に最新バージョンを使用するようにします。

  6. Next をクリックします。
  7. 1 つ以上の変換ターゲットをクリックします。

    変換ターゲット
  8. Next をクリックします。
  9. パッケージを選択し、フィルター > をクリックして分析に追加します。
  10. Next をクリックします。
  11. カスタムルールを追加する場合は、Add rule をクリックします。

    詳細は、ルール開発ガイド を参照してください。

    • ルールセットファイルをアップロードするには、Upload タブをクリックし、Browse をクリックして、1 つ以上のファイルを選択してから Close をクリックします。

      ruleset ファイルには、.mta.xml または .windup.xml 拡張子が必要です。アップロードしたファイルは MTA サーバーに保存されます。

    • ruleset ファイルのサーバーパスを登録するには、Server path タブをクリックし、Rules パスを入力して Save をクリックします。

      サーバーパスを登録すると、MTA サーバーは常に最新バージョンの ruleset ファイルを使用します。

  12. Next をクリックします。
  13. カスタムラベルを追加するには、Add label をクリックします。

    • labelset ファイルをアップロードするには、Upload タブをクリックし、Browse をクリックして、1 つ以上のファイルを選択してから Close をクリックします。

      labelset ファイルには、.mta.label.xml または .windup.label.xml 拡張子が必要です。アップロードしたファイルは MTA サーバーに保存されます。

    • サーバーパスを登録するには、Server path タブをクリックし、フィールドにラベルファイルの Labels パス を入力して、Save をクリックします。

      サーバーパスを登録すると、MTA サーバーは常に最新バージョンの labelset ファイルを使用するようになります。

  14. Next をクリックします。
  15. 以下の 高度なオプション を確認し、必要な変更を加えます。

    • Target
    • Source
    • Exclude tags: これらのタグを持つルールは処理されません。
    • Additional classpath: 逆コンパイルまたはその他の分析で使用できるように、追加の .jar ファイルまたはディレクトリーのスペース区切りリストを入力します。
    • Application name
    • Mavenize group ID
    • Ignore path: 分析から除外するファイルのパスを入力します。
    • Export CSV: レポートデータを CSV ファイルとしてエクスポートします。
    • Disable Tattletale: 各アプリケーションの Tattletale レポートの生成を無効にします。
    • Class Not Found analysis: クラスパスで利用できない Java ファイルの分析を有効にします。分析に一部のクラスが利用できない場合は、このオプションを使用しないでください。
    • Compatible Files report: 大規模なアプリケーションの場合、Compatible Files レポートの生成に時間がかかる場合があります。
    • Exploded app: 入力ディレクトリーには、アプリケーションのパッケージ化されていないソースファイルが含まれます。
    • Keep work dirs: デバッグ目的でグラフデータベースや抽出したアーカイブファイルなどの一時ファイルを保持します。
    • Skip report: HTML レポートは生成されません。Export CSV を有効にしている場合には有効にする必要があります。
    • Allow network access: このオプションにより、パフォーマンスが低減します。
    • Mavenize: アプリケーションの構造および内容に基づいて Maven プロジェクトディレクトリー構造を作成します。
    • Source mode: アプリケーションファイルは、コンパイルしたバイナリーではなく raw ソースファイルです。
  16. Next をクリックします。
  17. プロジェクトを確認し、Save または Save and run をクリックします。

    プロジェクトが Projects 画面に表示されます。

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