第11章 MTA ユーザーインターフェイスにおけるプラットフォーム認識機能


8.0.0 以降では、MTA はプラットフォーム認識機能がサポートされています。これにより、ソースプラットフォームインスタンスからすべてのアプリケーションまたは選択したアプリケーションを直接インポートできるようになりました。

アプリケーションは、次の 2 つの方法でソースプラットフォームに関連付けることができます。

  • MTA インベントリーで利用可能なアプリケーションのソースプラットフォームを手動で設定する方法。
  • ソースプラットフォームインスタンスからアプリケーションを検出 (インポート) する方法。この場合、アプリケーションは、MTA インベントリーへのインポート時にソースプラットフォームに接続されます。

MTA 8.0.0 では、Red Hat はソースプラットフォームとして Cloud Foundry (CF) をサポートしています。

アプリケーションをインポートした後、プラットフォームとランタイム設定を取得できます (検出とも呼ばれます)。検出とは、ソースプラットフォームインスタンスに接続されているインポート済みアプリケーションの設定を取得するプロセスです。取得 (または検出) により、アプリケーション設定が含まれる検出マニフェストが生成されます。

後で検出マニフェストを使用して、ターゲットプラットフォームにアプリケーションをデプロイするために必要な最終的なアセットセットを生成できます。

MTA ユーザーインターフェイスでは、次のタスクを実行できます。

  1. 複数のソースプラットフォーム (CF) インスタンスを作成します。
  2. MTA ユーザーインターフェイスで作成されたアプリケーションをソースプラットフォームにリンクします。
  3. 検出マニフェストを取得します。検出マニフェストは、アプリケーションごとに、または一括で生成できます。

11.1. MTA ユーザーインターフェイスでソースプラットフォームを作成する

1 つ以上のアプリケーションのプラットフォームとランタイム設定を取得するには、ソースプラットフォームインスタンスを作成します。

MTA 管理者は、MTA ユーザーインターフェイスで 1 つ以上のソースプラットフォームインスタンスを設定できます。

前提条件

  • MTA 管理者は、Administration モードで Cloud Foundry (CF) などのソースプラットフォームの Source Control 認証情報を作成した。

手順

  1. MTA ユーザーインターフェイスで、Administration 作業モードを選択します。
  2. 左側のメニューバーの Source platform をクリックして、Source platforms ページに移動します。
  3. Create new platform をクリックします。Create new platform ダイアログが表示されます。
  4. フォームに次の情報を入力します。

    1. Name: ソースプラットフォーム (CF) インスタンスの一意の名前。
    2. Type: ドロップダウンメニューからソースプラットフォームを選択します (例: Cloud Foundry)。
    3. URL: ソースプラットフォームの API URL (例: CF プラットフォームの API URL)。
    4. Credentials: ソースプラットフォーム用に設定したソース管理認証情報の名前を選択します。
  5. Create をクリックします。

    ソースプラットフォームインスタンスが作成されます。ソースプラットフォームインスタンスは、1 つ以上のアプリケーションにリンクできます。

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