第4章 既知の問題


Migration Toolkit for Applications (MTA) バージョン 8.0.0 は、以下に示す、新たに特定された問題と以前からの既知の問題の影響を受けます。既知の問題は、解決されるまで今後のリリースノートに記載され、解決された時点で修正済みの問題として公開されます。

MTA CLI によるアプリケーション分析が "invalid header line" エラーで失敗します

Migration Toolkit for Applications (MTA) のコマンドラインインターフェイス (CLI) を使用したアプリケーション分析が、次のエラーメッセージで失敗する場合があります。

level=error msg="initialize failed" error="context canceled" provider=java
error="invalid header line "An error has occurred. See the log file"
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この問題を回避するには、メタデータとキャッシュをクリーンアップします。

  1. mta-cli analyze コマンドを実行したディレクトリーの下の .metadata サブディレクトリーをクリアします。
  2. Maven キャッシュをクリアします。

(MTA-6125)

カスタムルールを追加または削除しても MTA 分析結果が変化しません

Developer Lightspeed for MTA を使用すると、カスタムルールを追加または削除しても、アナライザープロセスを再起動しないと分析結果が変化しません。

この問題を回避するには、設定を変更した後、Start/Stop ボタンをクリックしてアナライザープロセスを再起動します。

(MTA-6129)

ANNOTATION のロケーションルールが FQN と一致しません

ANNOTATION 検索ロケーションで、アノテーションを照合する際に完全修飾名 (FQN) が適切に使用されません。そのため、分析の問題において不正確な一致や誤検出が発生します。たとえば、javax.enterprise.inject.Produces パターンを使用してアノテーションを検索するルールは、ソースコード内に出現する javax.ws.rs.Produces アノテーションを誤って照合する可能性があります。

既知の回避策はありません。

(MTA-6195)

Developer Lightspeed for MTA データベースが接続エラーを出力します

ソリューションサーバーは、短時間に同時接続が増加すると接続エラーを出力します。この問題を回避するには、次のコマンドを入力して、Developer Lightspeed for MTA データベースがアイドル状態の接続を期限切れにできるようにします。

oc -n openshift-mta exec deploy/kai-db – psql -U postgres -d postgres -c "ALTER ROLE kai SET idle_session_timeout = '1min'; ALTER ROLE kai SET idle_in_transaction_session_timeout = '1min';"
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(MTA-6204)

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