第5章 コマンドラインからの仮想マシンの移行
コマンドラインから仮想マシンを OpenShift Virtualization に移行できます。
- VMware のみ: 最小限の VMware の権限 セットが必要です。
- VMware のみ:vCenter SHA-1 フィンガープリント が必要です。
- VMware のみ: VMware 仮想ディスク開発キット (VDDK) イメージを作成すると、移行速度が向上します。
- すべての 前提条件 を満たしていることを確認する必要があります。
5.1. 管理者以外が移行計画コンポーネントを操作するために必要な権限
管理者の場合は、移行計画のすべてのコンポーネント (プロバイダー、ネットワークマッピング、移行計画など) を操作できます。
デフォルトでは、管理者以外のユーザーが移行計画とそのコンポーネントを操作できる機能は限られています。管理者は、ロールを変更してすべてのコンポーネントへの完全なアクセスを許可したり、制限付きのパーミッションを付与したりできます。
たとえば、管理者は、移行計画に管理者以外のクラスターロールを 1 つ以上割り当てることができます。
Role | 説明 |
---|---|
| 移行計画を表示できますが、作成、削除、または変更はできません。 |
|
個々の移行計画を作成、削除、または変更 ( |
|
すべての |
事前定義されたクラスターのロールには、リソース (例: plan
)、API グループ (例: forklift.konveyor.io-v1beta1
)、およびアクション (例: view
、edit
) が含まれることに注意してください。
全体的な例として、管理者以外のユーザーに namespace 別に次の一連の権限を付与できます。
- アクセス可能な namespace のストレージマップ、ネットワークマップ、および移行計画を作成および変更する
- 管理者が作成したプロバイダーをストレージマップ、ネットワークマップ、移行計画に接続する
- プロバイダーを作成できない、またはシステム設定を変更できないようにする
アクション | API グループ | リソース |
---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
管理者以外が移行計画を作成するには、ネットワークマップまたはストレージマップのテンプレートを使用する場合でも、ネットワークマップおよびストレージマップの edit
ロールの一部である create
権限が必要です。