3.3. MTV Operator の設定
MTV Operator の次のすべての設定は、特に指定がない限り、ForkliftController
CR を変更するか、Overview ページの Setting セクションで設定できます。
- 同時に移行できるプランごとの仮想マシン (VM) の最大数
-
must gather
レポートが自動的に削除されるまで保持される期間 - メインのコントローラーコンテナーに割り当てられる CPU 制限
- メインのコントローラーコンテナーに割り当てられるメモリー制限
- ウォーム移行を開始する前に新しいスナップショットが要求される間隔
- ウォーム移行中にスナップショットの作成または削除のステータスをチェックする頻度
-
storageclass
がfilesystem
の場合に、ファイルシステムのオーバーヘッドとして割り当てられる永続ボリューム内のスペースの割合 (ForkliftController
CR のみ)。 -
永続ブロックボリュームに割り当てられた固定量の追加スペース。この設定は、ブロックベースのすべての
storageclass
に適用されます (ForkliftController
CR のみ)。 -
vSphere 移行元プロバイダーの設定に対するオペレーティングシステムの configuration map (
ForkliftController
CR のみ)。 -
Red Hat Virtualization (RHV) 移行元プロバイダーの設定に対するオペレーティングシステムの configuration map (
ForkliftController
CR のみ)。
ユーザーインターフェイスを使用してこれらの設定を設定する手順は、MTV 設定の設定 で説明されています。ForkliftController
CR を変更してこれらの設定を指定する手順を以下に示します。
手順
-
次のようにラベルと値を追加して、
ForkliftController
CR のspec
部分のパラメーターの値を変更します。
spec: label: value
spec:
label: value
- 1
- CLI を使用して設定できるラベルを、各ラベルとそのデフォルト値の説明とともに次の表に示します。
ラベル | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
| 同時に移行できるプランごとの仮想マシンの最大数。 |
|
|
自動削除される前に |
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| メインのコントローラーコンテナーに割り当てられる CPU 制限。 |
|
| メインのコントローラーコンテナーに割り当てられるメモリー制限。 |
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| ウォームマイグレーションを開始する前に新しいスナップショットが要求される間隔 (分単位)。 |
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| ウォームマイグレーション中にシステムがスナップショットの作成または削除のステータスをチェックする頻度 (秒単位)。 |
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永続ブロックボリュームに割り当てられた固定量の追加スペース。この設定は、ブロックベースの
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| vSphere 移行元プロバイダーの configuration map。この configuration map は、受信仮想マシンのオペレーティングシステムを OpenShift Virtualization の設定名にマッピングします。この configuration map は、MTV Operator がデプロイされている namespace に存在する必要があります。
OpenShift Virtualization 環境の設定リストを表示するには、OpenShift Web コンソールを開き、Virtualization
このラベルの値がデフォルト値の
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| RHV 移行元プロバイダーの configuration map。この configuration map は、受信仮想マシンのオペレーティングシステムを OpenShift Virtualization の設定名にマッピングします。この configuration map は、MTV Operator がデプロイされている namespace に存在する必要があります。
OpenShift Virtualization 環境の設定リストを表示するには、OpenShift Web コンソールを開き、Virtualization
このラベルの値がデフォルト値の
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