9.6. ESXi ホストごとの最大同時ディスク移行の制御


MAX_VM_INFLIGHT MTV 変数を設定して、ESXi ホストで対応できる同時仮想マシン転送の最大数を制御します。 

MTV では、この変数を使用して同時実行性を制御できます。デフォルトでは 20 に設定されています。

MAX_VM_INFLIGHT を設定するときは、ESXi ホストに必要な最大同時仮想マシン転送の数を考慮してください。 同時に転送する移行の種類を考慮することが重要です。ウォーム移行: スケジュールされた時間内に移行される実行中の仮想マシンの移行によって定義されます。

ウォーム移行では、スナップショットを使用して、ディスクの以前のスナップショット間の差異のみを比較して移行します。  スナップショット間の差異の移行は、実行中の仮想マシンから OpenShift への最終的な切り替えが行われる前に、特定の間隔で行われます。 

MTV 2.6 では、特定のスナップショットの現在の移行アクティビティーや単一の仮想マシンに属するディスクの数に関係なく、MAX_VM_INFLIGHT は仮想マシンごとに 1 つの転送スロットを予約します。 MAX_VM_INFLIGHT によって設定された合計は、ESXi ホストごとに許可される同時仮想マシン転送の数を示すために使用されます。

  • MAX_VM_INFLIGHT = 20 で、プロバイダーに 2 つの ESXi ホストが定義されている場合、各ホストは 20 台の仮想マシンを転送できます。
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