7.5. 移行計画の実行
移行計画を実行し、Red Hat OpenShift Web コンソールでその進行状況を表示できます。
前提条件
- 有効な移行計画が作成されている。
手順
Red Hat OpenShift Web コンソールで、Migration > Plans for virtualization をクリックします。
Plans リストには、ソースプロバイダーとターゲットプロバイダー、移行される仮想マシン (VM) の数、ステータス、移行の開始日、および各プランの説明が表示されます。
- 移行計画の横にある Start をクリックして移行を開始します。
開いた確認ウィンドウで Start をクリックします。
プランの Status が Running に変更され、移行の進捗が表示されます。
ウォーム移行のみ:
- プレコピー段階が開始します。
Cutover クリックして移行を完了します。
警告移行の開始後に仮想マシンのスナップショットを作成しないでください。移行の開始後にスナップショットを作成すると、移行が失敗する可能性があります。
オプション: 移行の ステータス のリンクをクリックすると、移行の全体的なステータスと各仮想マシンのステータスが表示されます。
- 左側のリンクは、移行が失敗したか、成功したか、進行中かを示します。また、移行が成功、失敗、またはキャンセルされた仮想マシンの数も報告されます。
右側のリンクで、Plan Details ページの Virtual Machines タブが開きます。各仮想マシンについて、タブには次のデータが表示されます。
- 仮想マシンの名前
- 移行の開始時間と終了時間
- コピーされたデータ量
仮想マシンの移行の進捗パイプライン
警告データの破損を回避するために、インポートされる仮想マシンでは、svMotion を含む vMotion と再配置を無効にする必要があります。
オプション: 移行の実行中または完了後に移行のログを表示するには、次の操作を実行します。
- Virtual Machines タブをクリックします。
移行の進行状況を確認する仮想マシンの左側にある矢印 (>) をクリックします。
仮想マシンの詳細が表示されます。
Pods セクションの Pod links 列で、Logs リンクをクリックします。
Logs タブが開きます。
注記ログは常に利用できるとは限りません。ログが利用できない一般的な理由は次のとおりです。
-
OpenShift Virtualization から OpenShift Virtualization への移行である。この場合、
virt-v2v
は関係しないため、Pod は必要ありません。 - Pod が作成されなかった。
- Pod が削除された。
- Pod を実行する前に移行に失敗した。
-
OpenShift Virtualization から OpenShift Virtualization への移行である。この場合、
- Raw ログを表示するには、Raw リンクをクリックします。
- ログをダウンロードするには、Download リンクをクリックします。