5.2. OpenShift Cluster Manager でのクラスターへのユーザーアクセスの設定
5.2.1. クラスターのユーザーロールとアクセスの表示 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OCM Roles and Access 画面で、クラスターで割り当てられたロールと共にユーザーのリストを表示できます。
Red Hat アカウントの組織管理者またはクラスター所有者の場合は、この画面からユーザーおよびそのユーザーのクラスターへのアクセス権限を編集することもできます。他のユーザーは、ユーザーおよびクラスターでのロールの情報のみを表示できます。
前提条件
- Red Hat ログイン
- 組織の既存の OpenShift クラスター
手順
- Clusters リストからクラスターを選択します。
- Access Control > OCM Roles and Access をクリックし、クラスターにアクセスするために割り当てられたロールと共にユーザーのリストを表示します。
5.2.2. クラスターアクセス用のユーザーロールの付与 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift クラスターを作成したら、クラスター上の他のユーザーにアクセスを許可できます。これにより、チームのメンバーは Red Hat アカウントの組織管理者でなくてもクラスターを管理または表示できます。
前提条件
- Red Hat ログイン。
- 既存の OpenShift クラスター。
- クラスターのクラスター所有者または Red Hat アカウントの組織管理者である必要性
- アクセス権限を付与するユーザーは、組織内のメンバーでなければならない
手順
組織内のユーザーにロールを付与するには、以下を行います。
- Clusters リストからクラスターを選択します。
- Access Control > OCM Roles and Access の順にクリックします。
- Grant role をクリックします。
- ユーザーの Red Hat ログインを入力します。
- リストから必要なロール (クラスタービューアーなど) を選択します。
- Grant role をクリックして、ロールの割り当てを確定します。
検証
そのユーザーが、ロールが割り当てられた状態で OCM Roles and Access 画面の一覧に記載されます。
5.2.3. クラスターのユーザーロールの取り消し リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター所有者または組織管理者は、ユーザーのクラスター権限を取り消すことができます。
前提条件
- Red Hat ログイン。
- 既存の OpenShift クラスター。
- クラスターのクラスター所有者または Red Hat アカウントの組織管理者である必要性
- クラスターにアクセスできる組織内のユーザー
手順
ユーザーからのアクセスを取り消すには、以下を行います。
- Clusters リストからクラスターを選択します。
- Access Control > OCM Roles and Access の順にクリックします。
-
リストのユーザーの横にある
(more options) をクリックしてから、Delete をクリックします。
- Confirm をクリックします。
検証
OCM Roles and Access のユーザー一覧にユーザーが表示されません。
5.2.4. ロールベースのアクセス制御を使用してユーザーとグループを割り当てる リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ロールベースのアクセス制御 (RBAC) を使用して、ユーザーのグループを作成および管理できます。グループにロールを割り当てると、ユーザーのアクセスをグループとして管理できるようになります。RBAC を使用して割り当てられたロールは、特定のクラスターではなく、組織内のすべてのクラスターに適用されます。RBAC は、Red Hat Hybrid Cloud Console の Settings ギアの Identity & Access Management メニューで利用できます。
組織管理者のみが、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) を使用してグループを管理し、グループにロールを割り当てることができます。
組織管理者は、組織内のユーザーのデフォルトのアクセス権限を変更できます。ロールベースのアクセス制御のデフォルトは 2 つのグループです。デフォルトのメンバーグループ には、組織内のすべてのユーザーがメンバーとして含まれます。デフォルトの管理者グループ には、組織管理者のロールを持つすべてのユーザーがメンバーとして含まれます。
OCM アクセスポリシーは、これらのデフォルトグループへのロール割り当てを通じて明示的に割り当てられます。このようにして、既存の RBAC ポリシーは明示的ではなくなり、顧客はそれらを変更できるようになります。組織管理者は、デフォルトグループからロールの割り当てを削除して、すべてのユーザーからデフォルトの権限を削除できます。その後、これらのロールを特定のユーザーまたはグループに選択的に割り当てて、組織内のユーザーの権限を管理できます。
デフォルトグループからすべての OCM ロールを削除すると、ユーザーはクラスターを表示およびプロビジョニングできなくなります。デフォルトグループからのアクセスを取り消す前に、ユーザーのグループを設定し、これらのグループに特定のロールを割り当てることが推奨されます。
スコープは、ロールがユーザーまたはグループに適用または付与されるレベルを制御します。OCM 内で使用されるスコープは 2 つあり、クラスタースコープ と 組織スコープ です。ロールは、クラスタースコープまたは組織スコープのいずれかでユーザーまたはグループに付与できます。
クラスタースコープでロールを付与すると、ユーザーはロールが付与されている特定のクラスターに対して許可されたアクション (ロールに含まれるパーミッションで指定されたアクション) を実行できるようになります。基本的に、クラスタースコープのロールの割り当ては、特定のクラスターを対象としています。
組織スコープでロールが付与されると、ユーザーは組織内のすべてのクラスターに対して許可されたアクションを (ロールに含まれるパケージで指定されたとおりに) 実行できるようになります。基本的に、組織スコープのロールの割り当てはクラスター間であり、組織内のすべてのクラスターに適用されます。
ユーザーは、Red Hat Hybrid Cloud Console 内の RBAC サービスを通じて、組織内のユーザーのグループとグループメンバーシップを作成および管理できます。
ユーザーは、RBAC を使用してグループにロールを割り当てることができます。RBAC で割り当てられたロールは組織レベルであり、組織内のすべてのクラスターに適用されます。
ユーザーは、OCM で特定のクラスターのユーザーにロールを割り当てることができます。これは特定のクラスターのコンテキスト内から行われ、このロールの割り当てはクラスターのスコープで行われます。
Red Hat Hybrid Cloud Console 内での RBAC の使用の詳細は、ロールベースアクセス制御 (RBAC) のユーザーアクセス設定ガイド を参照してください。
5.2.4.1. RBAC を使用してロールとユーザーをグループに割り当てる リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
作成したグループにロールを追加するときに、OCM 固有のロールを追加できます。これらの OCM 固有のロールを使用して、組織内のユーザーまたはグループにクラスターへのより正確なアクセスを許可します。グループ内にロールを追加する場合は、検索ボックスを使用して "OCM" と入力し、追加できる OCM 固有のロールをすべて検索します。
追加できるロールは次のとおりです。
- Cluster viewer: このロールにより、ユーザーはクラスターを表示できます。
- Cluster provisioner: このロールにより、ユーザーはクラスターをプロビジョニングできます。
- Cluster editor: このロールにより、ユーザーはクラスターを管理および削除できます。
- Organization administrator: このロールを使用すると、ユーザーはすべてのクラスターの OCM 内ですべてのタスクを実行できます。ユーザーには、OCM サービス内でのみ組織管理者の権限が付与され、これは他の Red Hat サービスには適用されません。
- IdP editor: このロールを使用すると、ユーザーはクラスターの ID プロバイダーを管理できます。
- Machine pool editor: このロールを使用すると、ユーザーはクラスター内でマシンプールを作成、スケーリング、および削除できます。
作成したグループにロールを追加するプロセスの詳細は、ロールとメンバーによるグループアクセスの管理 を参照してください。