5.3.3. ノードホストバックアップの復元
重要なノードホストファイルのファイルのバックアップを作成した後に、それらのファイルが破損するか、または間違って削除された場合、これらのファイルをコピーし直してファイルを復元し、適切なコンテンツが含まれることを確認してから、影響を受けるサービスを再起動します。
手順
/etc/origin/node/node-config.yaml
ファイルを復元します。# MYBACKUPDIR=/backup/$(hostname)/$(date +%Y%m%d) # cp /etc/origin/node/node-config.yaml /etc/origin/node/node-config.yaml.old # cp /backup/$(hostname)/$(date +%Y%m%d)/etc/origin/node/node-config.yaml /etc/origin/node/node-config.yaml # reboot
サービスの再起動によりダウンタイムが生じる場合があります。プロセスを容易にするためのヒントについては、ノードの保守 を参照してください。
影響を受けるインスタンスを完全に再起動して、iptables
設定を復元します。
パッケージがないために OpenShift Container Platform を再起動できない場合は、パッケージを再インストールします。
現在インストールされているパッケージの一覧を取得します。
$ rpm -qa | sort > /tmp/current_packages.txt
パッケージの一覧の間に存在する差分を表示します。
$ diff /tmp/current_packages.txt ${MYBACKUPDIR}/packages.txt > ansible-2.4.0.0-5.el7.noarch
足りないパッケージを再インストールします。
# yum reinstall -y <packages> 1
- 1
<packages>
は、パッケージの一覧ごとに異なるパッケージに置き換えます。
システム証明書を
/etc/pki/ca-trust/source/anchors/
ディレクトリーにコピーして復元し、update-ca-trust
を実行します。$ MYBACKUPDIR=*/backup/$(hostname)/$(date +%Y%m%d)* $ sudo cp ${MYBACKUPDIR}/etc/pki/ca-trust/source/anchors/<certificate> /etc/pki/ca-trust/source/anchors/ $ sudo update-ca-trust
<certificate>
は、復元するシステム証明書のファイル名に置き換えます。
注記ファイルをコピーし直す時に、ユーザー ID およびグループ ID だけでなく、
SELinux
コンテキストも復元されていることを常に確認してください。