13.2.2. 推奨されるタグ付け規則
イメージは時間の経過と共に変化するもので、それらのタグはその変化を反映します。イメージタグはビルドされる最新イメージを常に参照します。
タグ名にあまりにも多くの情報が組み込まれる場合 (例: v2.0.1-may-2016
)、タグはイメージの 1 つのリビジョンのみを参照し、更新されることがなくなります。デフォルトのイメージのプルーニングオプションを使用しても、このようなイメージは削除されません。非常に大規模なクラスターでは、イメージが修正されるたびに新規タグが作成される設定の場合、古くなって久しいイメージの余分のタグメタデータで etcd データストアが一杯になる可能性があります。
一方、タグの名前が v2.0
である場合はイメージリビジョンの数が多くなることが予想されます。これにより タグ履歴 が長くなるため、イメージプルーナーが古くなり使われなくなったイメージを削除する可能性が高くなります。詳細は、イメージのプルーニング を参照してください。
タグの名前付け規則は各自で定めることができますが、ここでは <image_name>:<image_tag>
形式のいくつかの例を見てみましょう。
説明 | 例 |
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リビジョン |
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アーキテクチャー |
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ベースイメージ |
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最新 (不安定な可能性がある) |
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最新 (安定性がある) |
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タグ名に日付を含める必要がある場合、古くなり使用されなくなったイメージおよび istags
を定期的に検査し、これらを削除してください。そうしないと、古いイメージによるリソース使用量が増大する可能性があります。