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See documentation for the latest supported version 3 or the latest supported version 4.2.5. Red Hat Windows Machine Config Operator 5.0.0 リリースノート
本 WMCO リリースノートは、Windows コンピュートノードを OpenShift Container Platform クラスターで実行するためのバグ修正を提供します。WMCO 5.0.0 のコンポーネントは RHSA-2022:0577 でリリースされています。
- 以前のリリースでは、Windows ノード上の Windows コンテナーに誤った DNS サーバー IP が割り当てられる可能性がありました。これにより、DNS 解決が失敗することがありました。今回の修正では、ハードコードされたクラスターの DNS 情報が削除され、DNS サーバーの IP がコマンドラインの引数として渡されるようになりました。その結果、Windows ノード上の Windows コンテナーには有効な DNS サーバー IP が割り当てられ、DNS 解決は Windows ワークロードに対して機能します。(BZ#1994859)
- 以前のリリースでは、PowerShell をデフォルトの SSH シェルとして使用する Windows VM に対して WMCO によって実行される特定のコマンドが正しく解析されませんでした。その結果、これらの VM をノードとしてクラスターに追加できませんでした。この修正により、WMCO は VM のデフォルトの SSH シェルを識別し、それに応じてコマンドを実行します。その結果、デフォルトの SSH シェルとして PowerShell を使用する VM を、ノードとしてクラスターに追加できるようになりました。(BZ#2000772)
- 以前のリリースでは、Bring-Your-Own-Host (BYOH) VM が DNS オブジェクトで指定されていた場合に、WMCO で VM がそのノードオブジェクトに適切に関連付けられませんでした。これにより、WMCO はすでに完全に設定されている VM の設定を試みました。今回の修正により、WMCO は、関連付けられたノードの検索時に VM の DNS アドレスを正しく解決します。その結果、BYOH VM は必要な場合にのみ設定されるようになりました。(BZ#2005360)
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以前のリリースでは、
windows-exporter
メトリックエンドポイントオブジェクトに削除されたマシンへの参照が含まれていた場合に、WMCO はそれらのマシンのDeleting
フェーズ通知イベントを無視していました。今回の修正により、マシンオブジェクトの検証がイベントフィルタリングから削除されます。その結果、マシンがまだ削除中である場合でも、windows-exporter
メトリックエンドポイントオブジェクトが正しく更新されます。(BZ#2008601) - 以前のリリースでは、WMCO 以外のエンティティーで BYOH ノードに関連付けられた証明書署名要求 (CSR) が変更された場合に、WMCO の CSR への参照が古くなり、それを承認できませんでした。今回の修正により、更新の競合が検出された場合に、WMCO は指定されたタイムアウトまで CSR 承認を再試行します。その結果、CSR 処理は期待どおりに完了します。(BZ#2032048)