1.5. Red Hat build of OpenTelemetry 3.4 のリリースノート


Red Hat build of OpenTelemetry 3.4 は、Red Hat build of OpenTelemetry Operator 0.113.0 を通じて提供されます。

Red Hat build of OpenTelemetry 3.4 は、オープンソースの OpenTelemetry リリース 0.113.0 に基づいています。

1.5.1. テクノロジープレビュー機能

この更新では、次のテクノロジープレビュー機能が導入されています。

  • OpenTelemetry Protocol (OTLP) JSON File Receiver
  • Count Connector
重要

これらの機能は、いずれもテクノロジープレビューのみの機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

1.5.2. 新機能および機能拡張

この更新では、次の機能拡張が導入されています。

  • 以下の テクノロジープレビュー 機能が一般提供になりました。

    • BearerTokenAuth Extension
    • Kubernetes Attributes Processor
    • Spanmetrics Connector
  • instrumentation.opentelemetry.io/inject-sdk アノテーションを Instrumentation カスタムリソースで使用すると、OpenTelemetry SDK 環境変数をマルチコンテナー Pod に注入できます。

1.5.3. 削除通知

  • Red Hat build of OpenTelemetry 3.4 では、Logging Exporter が Collector から削除されました。代わりに、Debug Exporter を使用する必要があります。

    警告

    Logging Exporter が設定されている場合、Red Hat build of OpenTelemetry 3.4 にアップグレードするとクラッシュループが発生します。この問題を回避するには、Red Hat build of OpenTelemetry にアップグレードする前に、Logging Exporter の代わりに Debug Exporter を使用するように Red Hat build of OpenTelemetry 3.4 を設定する必要があります。

  • Red Hat build of OpenTelemetry 3.4 では、テクノロジープレビュー の Memory Ballast Extension が削除されました。代わりに、GOMEMLIMIT 環境変数を使用できます。
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