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3.7. NFD トポロジーアップデータの使用

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Node Feature Discovery (NFD) Topology Updater は、ワーカーノードに割り当てられたリソースを調べるデーモンです。これは、ゾーンごとに新規 Pod に割り当てることができるリソースに対応し、ゾーンを Non-Uniform Memory Access (NUMA) ノードにすることができます。NFD Topology Updater は、情報を nfd-master に伝達します。これにより、クラスター内のすべてのワーカーノードに対応するNodeResourceTopologyカスタムリソース (CR) が作成されます。NFD Topology Updater のインスタンスが 1 台、クラスターの各ノードで実行されます。

NFD で Topology Updater ワーカーを有効にするには Node Feature Discovery Operator の使用 のセクションで説明されているように、NodeFeatureDiscovery CR で topologyupdater 変数を true に設定します。

3.7.1. NodeResourceTopology CR

NFD Topology Updater を使用して実行すると、NFD は、次のようなノードリソースハードウェアトポロジーに対応するカスタムリソースインスタンスを作成します。

apiVersion: topology.node.k8s.io/v1alpha1
kind: NodeResourceTopology
metadata:
  name: node1
topologyPolicies: ["SingleNUMANodeContainerLevel"]
zones:
  - name: node-0
    type: Node
    resources:
      - name: cpu
        capacity: 20
        allocatable: 16
        available: 10
      - name: vendor/nic1
        capacity: 3
        allocatable: 3
        available: 3
  - name: node-1
    type: Node
    resources:
      - name: cpu
        capacity: 30
        allocatable: 30
        available: 15
      - name: vendor/nic2
        capacity: 6
        allocatable: 6
        available: 6
  - name: node-2
    type: Node
    resources:
      - name: cpu
        capacity: 30
        allocatable: 30
        available: 15
      - name: vendor/nic1
        capacity: 3
        allocatable: 3
        available: 3

3.7.2. NFD Topology Updater コマンドラインフラグ

使用可能なコマンドラインフラグを表示するには、nfd-topology-updater-help コマンドを実行します。たとえば、podman コンテナーで、次のコマンドを実行します。

$ podman run gcr.io/k8s-staging-nfd/node-feature-discovery:master nfd-topology-updater -help
-ca-file

-ca-file フラグは、-cert-file フラグおよび `-key-file` フラグとともに、NFD トポロジーアップデータで相互 TLS 認証を制御する 3 つのフラグの 1 つです。このフラグは、nfd-master の信頼性検証に使用する TLS ルート証明書を指定します。

デフォルト: empty

重要

-ca-file フラグは、-cert-file-key-file フラグと一緒に指定する必要があります。

$ nfd-topology-updater -ca-file=/opt/nfd/ca.crt -cert-file=/opt/nfd/updater.crt -key-file=/opt/nfd/updater.key

-cert-file

-cert-file フラグは、-ca-file-key-file flags とともに、NFD トポロジーアップデータで相互 TLS 認証を制御する 3 つのフラグの 1 つです。このフラグは、送信要求の認証時に提示する TLS 証明書を指定します。

デフォルト: empty

重要

-cert-file フラグは、-ca-file-key-file フラグと一緒に指定する必要があります。

$ nfd-topology-updater -cert-file=/opt/nfd/updater.crt -key-file=/opt/nfd/updater.key -ca-file=/opt/nfd/ca.crt

-h, -help

使用法を出力して終了します。

-key-file

-key-file フラグは、-ca-file-cert-file フラグとともに、NFD Topology Updater で相互 TLS 認証を制御する 3 つのフラグの 1 つです。このフラグは、指定の証明書ファイルまたは -cert-file に対応する秘密鍵 (送信要求の認証に使用) を指定します。

デフォルト: empty

重要

-key-file フラグは、-ca-file-cert-file フラグと一緒に指定する必要があります。

$ nfd-topology-updater -key-file=/opt/nfd/updater.key -cert-file=/opt/nfd/updater.crt -ca-file=/opt/nfd/ca.crt

-kubelet-config-file

-kubelet-config-file は、Kubelet の設定ファイルへのパスを指定します。

デフォルト: /host-var/lib/kubelet/config.yaml

$ nfd-topology-updater -kubelet-config-file=/var/lib/kubelet/config.yaml

-no-publish

-no-publish フラグは、nfd-master とのすべての通信を無効にし、nfd-topology-updater のドライランフラグにします。NFD Topology Updater は、リソースハードウェアトポロジー検出を正常に実行しますが、CR 要求は nfd-master に送信されません。

デフォルト: false

$ nfd-topology-updater -no-publish

3.7.2.1. -oneshot

-oneshot フラグを使用すると、リソースハードウェアトポロジーの検出が 1 回行われた後も、NFD Topology Updater が終了します。

デフォルト: false

$ nfd-topology-updater -oneshot -no-publish

-podresources-socket

-podresources-socket フラグは、kubelet が gRPC サービスをエクスポートして使用中の CPU とデバイスを検出できるようにし、それらのメタデータを提供する Unix ソケットへのパスを指定します。

デフォルト: /host-var/liblib/kubelet/pod-resources/kubelet.sock

$ nfd-topology-updater -podresources-socket=/var/lib/kubelet/pod-resources/kubelet.sock

-server

-server フラグは、接続する nfd-master エンドポイントのアドレスを指定します。

デフォルト: localhost:8080

$ nfd-topology-updater -server=nfd-master.nfd.svc.cluster.local:443

-server-name-override

-server-name-override フラグは、nfd-master TLS 証明書から必要とされるコモンネーム (CN) を指定します。このフラグは、主に開発とデバッグを目的としています。

デフォルト: empty

$ nfd-topology-updater -server-name-override=localhost

-sleep-interval

-sleep-interval フラグは、リソースハードウェアトポロジーの再検査とカスタムリソースの更新の間隔を指定します。正でない値は、スリープ間隔が無限であることを意味し、再検出は行われません。

デフォルト: 60s

$ nfd-topology-updater -sleep-interval=1h

-version

バージョンを出力して終了します。

-watch-namespace

-watch-namespace フラグは namespace を指定して、指定された namespace で実行されている Pod に対してのみリソースハードウェアトポロジーの検査が行われるようにします。指定された namespace で実行されていない Pod は、リソースアカウンティングでは考慮されません。これは、テストとデバッグの目的で特に役立ちます。* 値は、全 namespace に含まれるすべての Pod がアカウンティングプロセス中に考慮されることを意味します。

デフォルト: *

$ nfd-topology-updater -watch-namespace=rte

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