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2.4. Red Hat Windows Machine Config Operator 7.1.0 のリリースノート

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WMCO のこのリリースは、OpenShift Container Platform クラスターで Windows コンピュートノードを実行するための新機能とバグ修正を提供します。WMCO 7.1.0 のコンポーネントは RHSA-2023:4025 でリリースされています。

重要

既知の問題により、OpenShift Container Platform クラスターはバージョン 7.0.1 からバージョン 7.1.0 に更新する前にバージョン 4.12.3 以降を使用している必要があります。クラスターのバージョンが 4.12.3 よりも低い場合は、更新が失敗します。

2.4.1. バグ修正

  • これまでは、リポジトリータグがビルドシステムに伝播されなかったため、containerd コンテナーランタイムは各 Windows ノードで誤ったバージョンを報告していました。この設定により、containerdgo build バージョンを各 Windows ノードのバージョンとして報告していました。今回の更新により、ビルド時に正しいバージョンがバイナリーに注入され、containerd が各 Windows ノードの正しいバージョンを報告するようになります。(OCPBUGS-36171)
  • これまで、Windows Machine Config Operator (WMCO) はデーモンセットのワークロードを排出できませんでした。この問題により、Windows デーモンセット Pod は、WMCO が削除または更新しようとした Windows ノードをブロックしました。この更新により、WMCO には追加のロールベースのアクセス制御 (RBAC) 権限が含まれ、WMCO がデーモンセットのワークロードを削除できるようになりました。WMCO は、containerd shim で作成されたプロセスを削除することもできます。これにより、WMCO がクラスターからノードを削除した後、デーモンセットコンテナーが Windows インスタンス上に存在しなくなります。(OCPBUGS-8056)
  • 以前のリリースでは、Azure コンテナーサービスがインストールされていない Azure Windows Server 2019 プラットフォームでは、WMCO は Windows インスタンスのデプロイに失敗し、Install-WindowsFeature : Win32 internal error "Access is denied" 0x5 occurred while reading the console output buffer エラーメッセージを表示していました。この障害は、Microsoft Install-WindowsFeature コマンドレットで表示される進捗バーが SSH 接続経由で送信できないために発生しました。今回の修正により、進捗バーが非表示になりました。これにより、Windows インスタンスをノードとしてデプロイできます。(OCPBUGS-36171)
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