5.4.7. Operator 内での Ansible の使用


Kubernetes Collection for Ansible をローカルで使用すること に慣れたら、カスタムリソース (CR) の変更時に Operator 内で同じ Ansible ロジックをトリガーできます。この例では、Ansible ロールを、Operator が監視する特定の Kubernetes リソースにマップします。このマッピングは watches.yaml ファイルで実行されます。

5.4.7.1. カスタムリソースファイル

Operator は Kubernetes の拡張メカニズムであるカスタムリソース定義 (CRD) を使用します。そのため、カスタムリソース (CR) は、組み込みのネイティブ Kubernetes オブジェクトのように表示され、機能します。

CR ファイル形式は Kubernetes リソースファイルです。オブジェクトには、必須およびオプションフィールドが含まれます。

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表5.5 カスタムリソースフィールド
フィールド説明

apiVersion

作成される CR のバージョン。

kind

作成される CR の種類。

metadata

作成される Kubernetes 固有のメタデータ。

spec (オプション)

Ansible に渡される変数のキーと値のリスト。このフィールドは、デフォルトでは空です。

status

オブジェクトの現在の状態の概要を示します。Ansible ベースの Operator の場合、status サブリソース はデフォルトで CRD に対して有効になり、operator_sdk.util.k8s_status Ansible モジュールによって管理されます。これには、CR の status に対する condition 情報が含まれます。

annotations

CR に付加する Kubernetes 固有のアノテーション。

CR アノテーションの以下のリストは Operator の動作を変更します。

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表5.6 Ansible ベースの Operator アノテーション
アノテーション説明

ansible.operator-sdk/reconcile-period

CR の調整間隔を指定します。この値は標準的な Golang パッケージ time を使用して解析されます。とくに、ParseDuration は、s のデフォルト接尾辞を適用し、秒単位で値を指定します。

Ansible ベースの Operator アノテーションの例

apiVersion: "test1.example.com/v1alpha1"
kind: "Test1"
metadata:
  name: "example"
annotations:
  ansible.operator-sdk/reconcile-period: "30s"

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