5.5. ロギング UI プラグイン


重要

現在は テクノロジープレビュー (TP) 機能である Cluster Observability Operator (COO) の一般提供 (GA) リリースが近づくまで、Red Hat は、OpenShift Container Platform 4.14 以降のロギング UI プラグインの COO で Logging 6.0 以降を使用しているお客様にサポートを提供します。COO にはいくつかの独立した機能が含まれており、その一部はまだテクノロジープレビュー機能であるため、このサポート例外は一時的なものです。ただし、ロギング UI プラグインは GA の準備が完了しています。

ロギング UI プラグインは、OpenShift Container Platform Web コンソールの Observe Logs ページにロギングデータを表示します。フィルター、クエリー、時間範囲、更新頻度を指定すると、結果が折りたたまれたログのリストとして表示されます。リストを展開すると、各ログの詳細情報が表示されます。

OpenShift Container Platform バージョン 4.16 以降にトラブルシューティング UI プラグインもデプロイすると、Korrel8r サービスに接続され、Administration パースペクティブの Observe Logs ページから、相関 PromQL クエリーを含む Observe Metrics ページへの直接リンクが追加されます。また、Administration パースペクティブのアラート詳細ページ (Observe Alerting) から、相関フィルターセットが選択済みの Observe Logs ページへの See Related Logs リンクが追加されます。

このプラグインの機能は次のように分類されます。

dev-console
Developer パースペクティブにログビューを追加します。
alerts
Web コンソールのアラートを、Loki ルーラーで定義されたログベースのアラートとマージします。アラート詳細ビューにログベースのメトリクスチャートを追加します。
dev-alerts
Web コンソールのアラートを、Loki ルーラーで定義されたログベースのアラートとマージします。Developer パースペクティブのアラート詳細ビューにログベースのメトリクスチャートを追加します。

Cluster Observability Operator (COO) の各バージョンについて、OpenShift Container Platform 各バージョンにおけるこれらの機能のサポート状況を次の表に示します。

COO のバージョンOCP のバージョン機能

0.3.0 以降

4.12

dev-console

0.3.0 以降

4.13

dev-consolealerts

0.3.0 以降

4.14 以降

dev-consolealertsdev-alerts

5.5.1. Cluster Observability Operator ログ UI プラグインのインストール

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
  • Cluster Observability Operator がインストールされている。
  • クラスター内に LokiStack インスタンスがある。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operator Installed Operator をクリックし、Cluster Observability Operator を選択します。
  2. UI Plugin タブ (タブリストの右端) を選択し、Create UIPlugin をクリックします。
  3. YAML view を選択し、次の内容を入力して、Create をクリックします。

    apiVersion: observability.openshift.io/v1alpha1
    kind: UIPlugin
    metadata:
      name: logging
    spec:
      type: Logging
      logging:
        lokiStack:
          name: logging-loki
        logsLimit: 50
        timeout: 30s
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