2.6. リモートホストからの Red Hat OpenShift 導入用のミラーレジストリーの更新


この手順では、upgrade コマンドを使用してリモートホストから Red Hat OpenShift 導入用のミラーレジストリー を更新する方法を説明します。最新バージョンへの更新により、バグ修正およびセキュリティー脆弱性の修正が確保されます。

重要

バージョン 1 からバージョン 2 にアップグレードする場合は、次の制約に注意してください。

  • SQLite では複数の書き込みが許可されていないため、ワーカー数が 1 に設定されます。
  • mirror registry for Red Hat OpenShift のユーザーインターフェイス (UP) を使用しないでください。
  • アップグレード中は sqlite-storage Podman ボリュームにアクセスしないでください。
  • アップグレードプロセス中にミラーレジストリーが再起動されるため、ミラーレジストリーのダウンタイムが断続的に発生します。
  • PostgreSQL データは、リカバリー用に / $HOME/quay-install/quay-postgres-backup/ ディレクトリーの下にバックアップされます。

前提条件

  • Red Hat OpenShift 導入用のミラーレジストリー をリモートホストにインストールしている。

手順

  • Red Hat OpenShift 導入用のミラーレジストリー をリモートホストからアップグレードするには、以下のコマンドを入力します。

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    $ ./mirror-registry upgrade -v --targetHostname <remote_host_url> --targetUsername <user_name> -k ~/.ssh/my_ssh_key
    注記

    ./mirror-registry upgrade -v フラグを使用して Red Hat OpenShift 導入用のミラーレジストリー をアップグレードするユーザーは、ミラーレジストリーの作成時に使用したものと同じクレデンシャルを含める必要があります。たとえば、Red Hat OpenShift 導入用のミラーレジストリー--quayHostname<host_example_com> および --quayRoot<example_directory_name> でインストールした場合、ミラーレジストリーを適切にアップグレードするには、その文字列を含める必要があります。

  • mirror registry for Red Hat OpenShift を 1.3 2.y にアップグレードし、カスタムの SQLite ストレージパスを指定する場合は、--sqliteStorage フラグを渡す必要があります。次に例を示します。

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    $ ./mirror-registry upgrade -v --targetHostname <remote_host_url> --targetUsername <user_name> -k ~/.ssh/my_ssh_key --sqliteStorage <example_directory_name>/quay-storage
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