第2章 リリースノート


2.1. Red Hat OpenShift support for Windows Containers リリースノート

2.1.1. Red Hat OpenShift support for Windows Containers について

Windows Container Support for OpenShift Container Platform は、OpenShift Container Platform クラスターでの Windows コンピュートノードの実行を可能にします。Windows ワークロードは、Red Hat Windows Machine Config Operator (WMCO) を使用して Windows ノードをインストールし、管理することで実行できます。Windows ノードが利用可能になると、Windows コンテナーワークロードを OpenShift Container Platform で実行できます。

これらのリリースノートは、OpenShift Container Platform のすべての Windows コンテナーワークロード機能を提供する WMCO の開発を追跡します。

2.1.2. Red Hat Windows Machine Config Operator 10.18.1 のリリースノート

WMCO のこのリリースは、OpenShift Container Platform クラスターで Windows コンピュートノードを実行するためのセキュリティー更新とバグ修正を提供します。WMCO 10.18.1 のコンポーネントは、RHSA-2025:8224 でリリースされています。

2.1.2.1. バグ修正

  • 以前は、kube-apiserver-to-kubelet-client-ca 証明書をローテーションした後、Windows ノード上の kubetl-ca.crt ファイルの内容が正しく入力されませんでした。この修正により、証明書のローテーション後、kubetl-ca.crt ファイルに正しい証明書が含まれるようになります。(OCPBUGS-52420)
  • 以前は、逆 DNS ルックアップサービスが利用できないなどのエラーが原因で逆 DNS ルックアップが失敗した場合、WMCO は仮想マシンホスト名を使用して証明書署名要求 (CSR) を承認するかどうかを判別しませんでした。その結果、IP アドレスが設定された Bring-Your-Own-Host (BYOH) Windows ノードは使用できなくなります。この修正により、逆 DNS が利用できない場合でも BYOH ノードが適切に追加されるようになりました。(OCPBUGS-52420)
  • 以前は、WMCO namespace に複数のサービスアカウントトークンシークレットが存在する場合、Windows ノードのスケーリングは失敗していました。この修正により、WMCO は作成したシークレットのみを使用し、WMCO namespace 内の他のサービスアカウントトークンシークレットは無視されます。その結果、Windows ノードは適切にスケーリングされます。(OCPBUGS-52420)
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