6.13. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.persistentVolumeClaim.dataSourceRef


dataSourceRef は、空でないボリュームが必要な場合は、ボリュームにデータを取り込むオブジェクトを指定します。これには、空ではない API グループ (コアオブジェクトではない) または PersistentVolumeClaim オブジェクトの任意のオブジェクトを指定できます。このフィールドが指定されている場合、ボリュームバインディングは、指定されたオブジェクトのタイプが、インストールされているボリュームポピュレーターまたはダイナミックプロビジョナーと一致する場合にのみ成功します。

このフィールドは、dataSource フィールドの機能を置き換えるため、両方のフィールドが空でない場合は、同じ値である必要があります。下位互換性を確保するために、dataSourceRefnamespace が指定されておらず、一方が空でもう一方が空でない場合、両方のフィールド (dataSourcedataSourceRef) が自動的に同じ値に設定されます。dataSourceRefnamespace が指定されている場合、dataSource は同じ値に設定されていないため、空にする必要があります。

dataSourcedataSourceRef には 3 つの重要な違いがあります。

  • dataSource では特定の 2 種類のオブジェクトのみが許可されますが、dataSourceRef ではコア以外のオブジェクトと PersistentVolumeClaim オブジェクトが許可されます。
  • dataSource は使用できない値を無視 (ドロップ) しますが、dataSourceRef はすべての値を保持し、使用できない値が指定された場合はエラーを生成します。
  • dataSource ではローカルオブジェクトのみが使用できますが、dataSourceRef では任意の namespace のオブジェクトを使用できます。

ベータ版: このフィールドを使用するには、AnyVolumeDataSource フィーチャーゲートを有効にする必要があります。

アルファ版: dataSourceRef の namespace フィールドを使用するには、CrossNamespaceVolumeDataSource フィーチャーゲートを有効にする必要があります。

Expand
名前タイプ説明必須

kind

string

kind は参照されているリソースのタイプです。

true

name

string

name は、参照されているリソースの名前です。

true

apiGroup

string

apiGroup は参照されているリソースのグループです。

apiGroup が指定されていない場合は、指定の kind をコア API グループに設定する必要があります。他のサードパーティータイプには、apiGroup が必要です。

false

namespace

string

namespace は、参照されているリソースの namespace です。

namespace が指定されている場合は、その namespace の所有者が参照を受け入れることができるように、参照された namespace に gateway.networking.k8s.io/ReferenceGrant オブジェクトが必要であることに注意してください。詳細は、ReferenceGrant ドキュメントを参照してください。

アルファ版: このフィールドでは、CrossNamespaceVolumeDataSource フィーチャーゲートを有効にする必要があります。

false

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