Cluster Observability Operator
OpenShift Container Platform での Cluster Observability Operator の設定と使用
概要
第1章 Cluster Observability Operator リリースノート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator (COO) は、オプションの OpenShift Container Platform Operator です。管理者はこれを使用して、さまざまなサービスやユーザーが使用できるように個別に設定できる、スタンドアロンのモニタリングスタックを作成できます。
COO は、OpenShift Container Platform のビルトインモニタリング機能を補完します。これは、Cluster Monitoring Operator (CMO) で管理されるデフォルトのプラットフォームおよびユーザーワークロードモニタリングスタックと並行してデプロイできます。
これらのリリースノートは、OpenShift Container Platform での Cluster Observability Operator の開発を追跡します。
次の表に、Cluster Observability Operator と OpenShift Container Platform のバージョンに応じて利用可能な機能に関する情報を示します。
COO のバージョン | OCP のバージョン | 分散トレーシング | ロギング | トラブルシューティングパネル | ACM アラート | インシデント検出 |
---|---|---|---|---|---|---|
1.1 以降 | 4.12 - 4.14 | ✔ | ✔ | ✘ | ✘ | ✘ |
1.1 以降 | 4.15 | ✔ | ✔ | ✘ | ✔ | ✘ |
1.1 以降 | 4.16 - 4.18 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✘ |
1.2 以降 | 4.19 以降 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
1.1. Cluster Observability Operator 1.2.2 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 1.2.2 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.1.1. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この更新前は、インシデント検出機能のインストールが時折失敗することがありました。現象としては、インシデント検出の UI は表示されるものの、データが含まれていないことなどがあります。さらに、health-analyzer
ServiceMonitor
リソースが失敗状態になり、tls: failed to verify certificate: x509
というエラーメッセージが表示されます。このリリースでは、インシデント検出機能が正しくインストールされます。(COO-1062)バグが発生していた 1.2.1 からアップグレードする場合は、問題を解決するためにモニタリング UI プラグインを再作成する必要があります。
1.1.2. 既知の問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 1.2.2 の既知の問題は次のとおりです。
バージョン 1.2.2 をインストールする場合、またはバージョン 1.2.0 からアップグレードする場合、モニタリングプラグインの
UIPlugin
リソースが破損する可能性があります。これは、モニタリング UI プラグインとともに、分散トレーシング、トラブルシューティングパネル、Advance Cluster Management (ACM) をデプロイした場合に発生します。この問題は UI プラグインを再作成することで解決できます。(COO-1051)以前に 1.2.1 で問題を解決し、その後 1.2.2 にアップグレードした場合、この問題は再発しません。
1.2. Cluster Observability Operator 1.2.1 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 1.2.1 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.2.1. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- この更新前は、Operator バージョン 1.2 へのアップグレード中に古いバージョンのラベルマッチャーが保持されていました。このため、Perses ダッシュボードが利用できなくなりました。このリリースでは、バージョンラベルが削除され、Perses ダッシュボードが正しく調整されるようになりました。
1.2.2. 既知の問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 1.2.1 の既知の問題は次のとおりです。
-
インシデント検出機能のインストールが時折失敗することがあります。現象としては、インシデント検出の UI は表示されるものの、データが含まれていないことなどがあります。さらに、health-analyzer
ServiceMonitor
リソースが失敗状態になり、tls: failed to verify certificate: x509
というエラーメッセージが表示されます。この問題は、1.2.2 にアップグレードし、モニタリング UI プラグインを再作成することで解決できます。(COO-1062) -
バージョン 1.2.1 をインストールする場合、またはバージョン 1.2.0 からアップグレードする場合、モニタリングプラグインの
UIPlugin
リソースが破損する可能性があります。これは、モニタリング UI プラグインとともに、分散トレーシング、トラブルシューティングパネル、Advance Cluster Management (ACM) をデプロイした場合に発生します。この問題は UI プラグインを再作成することで解決できます。(COO-1051)
1.3. Cluster Observability Operator 1.2 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 1.2 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.3.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- ロギング UI プラグインが、以前サポートされていた ViaQ スキームに加えて、OTEL 形式もサポートするようになりました。(COO-816)
- モニタリング UI プラグインをインストールすると、Accelerator Perses ダッシュボードがデフォルトでデプロイされます。(COO-942)
- Korrel8r で、グラフノードごとに複数の結果が表示されるようになりました。(COO-785)
- インシデント検出パネルで、各インシデントの詳細への直接ナビゲーションがサポートされるようになりました。これにより、Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) 2.14 のインシデント概要機能が有効になりました。(COO-977, ACM-18751)
- トレースビューに高度なフィルターが追加されました。(COO-979)
- 分散トレーシング UI プラグインが一般提供 (GA) ステータスになり、Patternfly 4、5、6 をサポートするようになりました。(COO-873)
1.3.2. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.3.3. 既知の問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 1.2.0 の既知の問題は次のとおりです。
- COO 1.1.1 から COO 1.2 にアップグレードする場合、Perses ダッシュボードが正しく調整されないため、モニタリング UI プラグインを再インストールする必要があります。(COO-978)
1.4. Cluster Observability Operator 1.1.1 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.4.1. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
以前は、Cluster Observability Operator 1.0 からアップグレードした後、多くのクラスター上の
observability-operator
およびperses-operator
の Pod が、OutOfMemory
エラーが原因でCrashLoopBackOff
状態になりました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-784)
1.5. Cluster Observability Operator 1.1 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 1.1 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.5.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.5.2. 既知の問題 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 1.1.0 の既知の問題は次のとおりです。
Cluster Observability Operator 1.0 からアップグレードした後、
observability-operator
およびperses-operator
Pod がOutOfMemory
エラーによりCrashLoopBackOff
状態になります。回避策は、ナレッジベース記事 ClusterObservability and perses operator pod in CrashLoopBackOff due to OOMKilled in RHOCP4 に記載されています。
この問題は COO-784 で追跡されています。
1.5.3. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 以前は、ロギング UI プラグインがカスタムの LokiStack 名または namespace の設定をサポートしていませんでした。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-332)
1.6. Cluster Observability Operator 1.0 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.6.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
Prometheus CR で Alertmanager
scheme
およびtlsConfig
フィールドを設定できるようになりました。(COO-219)
トラブルシューティングパネルの延長テクニカルプレビューで、トレースを Kubernetes リソースと相関させ、ログ、アラート、メトリクス、ネットワークイベントなどの他の観測可能なシグナルと直接相関させるサポートが追加されました。(COO-450)
-
Web コンソールで Observe → Tracing をクリックしてトレースページに移動すると、Tempo インスタンスとテナントを選択できます。プレビュートラブルシューティングパネルは、
openshift-tracing / platform
インスタンスとplatform
テナントでのみ機能します。 - トラブルシューティングパネルは、Administrator パースペクティブで最も効果的に機能します。Developer パースペクティブでは、一部のバックエンド、特にメトリクスとアラート用の Prometheus での認可の問題により、機能が制限されています。これは今後のリリースで対処される予定です。
-
Web コンソールで Observe → Tracing をクリックしてトレースページに移動すると、Tempo インスタンスとテナントを選択できます。プレビュートラブルシューティングパネルは、
次の表に、Cluster Observability Operator と OpenShift Container Platform のバージョンに応じて利用可能な機能に関する情報を示します。
COO のバージョン | OCP のバージョン | 分散トレーシング | ロギング | トラブルシューティングパネル |
---|---|---|---|---|
1.0 | 4.12 - 4.15 | ✔ | ✔ | ✘ |
1.0 | 4.16 以降 | ✔ | ✔ | ✔ |
1.6.2. CVE リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.6.3. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
以前は、COO インストールのデフォルトの namespace が
openshift-operators
でした。このリリースでは、デフォルトの namespace がopenshift-cluster-observability-operator
に変更されます。(COO-32) -
以前は、
korrel8r
で解析できるものが時系列セレクター式だけでした。このリリースでは、korrel8r
は有効な PromQL 式を解析して、相関に使用する時系列セレクターを抽出できるようになりました。(COO-558) - 以前は、分散トレーシング UI プラグインから Tempo インスタンスを表示すると、トレースの期間を示す散布図グラフが正しくレンダリングされませんでした。バブルのサイズが大きすぎて、x 軸と y 軸に重なっていました。このリリースでは、グラフが正しくレンダリングされます。(COO-319)
1.7. 以前のテクノロジープレビューリリースで利用可能な機能 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の表に、Cluster Observability Operator と OpenShift Container Platform の以前のバージョンに応じて利用可能な機能に関する情報を示します。
COO のバージョン | OCP のバージョン | ダッシュボード | 分散トレーシング | ロギング | トラブルシューティングパネル |
---|---|---|---|---|---|
0.2.0 | 4.11 | ✔ | ✘ | ✘ | ✘ |
0.3.0 以降、0.4.0 以降 | 4.11 - 4.15 | ✔ | ✔ | ✔ | ✘ |
0.3.0 以降、0.4.0 以降 | 4.16 以降 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
1.8. Cluster Observability Operator 0.4.1 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 0.4.1 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.8.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- Prometheus および Alertmanager の WebTLS を設定できるようになりました。
1.8.2. CVE リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.8.3. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
以前は、ダッシュボード UI プラグインを削除しても、
consoles.operator.openshift.io
リソースにはconsole-dashboards-plugin
が残っていました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-152) - 以前は、Web コンソールに Red Hat COO の正しいアイコンが表示されませんでした。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-353)
- 以前は、Web コンソールから COO をインストールすると、サポートセクションに無効なリンクが含まれていました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-354)
- 以前は、COO のクラスターサービスバージョン (CSV) は、非公式のドキュメントバージョンにリンクされていました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-356)
1.9. Cluster Observability Operator 0.4.0 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 0.4.0 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.9.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.9.1.1. トラブルシューティング UI プラグイン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- トラブルシューティング UI パネルが改善され、特定の開始シグナルを選択して絞り込むことができるようになりました。
- 深さを選択するオプションにより、Korrel8r クエリーの可視性が向上しました。
-
OpenShift Container Platform バージョン 4.17 以降のユーザーは、アプリケーションランチャー
からトラブルシューティング UI パネルにアクセスできます。または、バージョン 4.16 以降では、Web コンソールで Observe → Alerting をクリックしてアクセスすることもできます。
詳細は、トラブルシューティング UI プラグイン を参照してください。
1.9.1.2. 分散トレーシング UI プラグイン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 分散トレーシング UI プラグインが強化され、トレースの探索にガントチャートが利用できるようになりました。
詳細は、分散トレーシング UI プラグイン を参照してください。
1.9.2. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 以前は、通常のユーザーが Web コンソールの Developer パースペクティブで Observe → Logs をクリックしてアクセスした場合はメトリクスを利用できませんでした。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-288)
- 以前は、トラブルシューティング UI プラグインによって、ネットワーク可観測性に対して誤ったフィルターが使用されていました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-299)
- 以前は、トラブルシューティング UI プラグインによって、Pod ラベル検索に対して誤った URL が生成されていました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-298)
-
以前は、分散トレーシング UI プラグインに認可の脆弱性がありました。このリリースでこの問題が解決されました。今後はマルチテナントの
TempoStack
およびTempoMonolithic
インスタンスのみを使用することで、分散トレーシング UI プラグインが強化されました。
1.10. Cluster Observability Operator 0.3.2 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 0.3.2 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.10.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
このリリースでは、
MonitoringStack
コンポーネントで toleration とノードセレクターを使用できるようになりました。
1.10.2. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
以前は、ロギング UIPlugin を特定のバージョンの OpenShift Container Platform にインストールすると、ロギング UIPlugin が
Available
状態にならず、ロギング Pod が作成されませんでした。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-260)
1.11. Cluster Observability Operator 0.3.0 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 0.3.0 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.11.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- このリリースでは、Cluster Observability Operator は、今後の OpenShift Container Platform 可観測性 Web コンソール UI プラグインと可観測性コンポーネントのバックエンドサポートを追加します。
1.12. Cluster Observability Operator 0.2.0 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 0.2.0 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.12.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- このリリースでは、Cluster Observability Operator は、OpenShift Container Platform Web コンソールユーザーインターフェイス (UI) の可観測性関連プラグインのインストールと管理をサポートします。(COO-58)
1.13. Cluster Observability Operator 0.1.3 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 0.1.3 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.13.1. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
-
以前は、
http://<prometheus_url>:9090/graph
で Prometheus Web ユーザーインターフェイス (UI) にアクセスしようとすると、Error opening React index.html: open web/ui/static/react/index.html: no such file or directory
エラーメッセージが表示されていました。このリリースでは問題が解決され、Prometheus Web UI が正しく表示されるようになりました。(COO-34)
1.14. Cluster Observability Operator 0.1.2 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 0.1.2 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.14.1. CVE リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
1.14.2. バグ修正 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 以前は、特定のクラスターサービスバージョン (CSV) アノテーションが COO のメタデータに含まれていませんでした。これらのアノテーションが欠落していたため、COO の一部の特長と機能がパッケージマニフェストまたは OperatorHub ユーザーインターフェイスに表示されませんでした。このリリースで、欠落していたアノテーションが追加され、この問題が解決されました。(COO-11)
- 以前は、COO の自動更新が機能せず、OperatorHub で新しいバージョンが利用可能であっても、Operator の新しいバージョンで古いバージョンが自動的に置き換えられませんでした。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-12)
-
以前は、Thanos Querier が 127.0.0.1 (
localhost
) のポート 9090 でネットワークトラフィックのみをリッスンしていたため、Thanos Querier サービスにアクセスしようとすると502 Bad Gateway
エラーが発生しました。このリリースで、Thanos Querier 設定が更新され、コンポーネントがデフォルトポート (10902) でリッスンするようになり、問題が解決されました。この変更の結果、必要に応じて、SSA (Server Side Apply) を使用してポートを変更し、プロキシーチェーンを追加することもできるようになりました。(COO-14)
1.15. Cluster Observability Operator 0.1.1 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator 0.1.1 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.15.1. 新機能および機能拡張 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースでは、Cluster Observability Operator が更新され、制限されたネットワークまたは非接続環境での Operator のインストールがサポートされるようになりました。
1.16. Cluster Observability Operator 0.1 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
このリリースでは、Cluster Observability Operator のテクノロジープレビューバージョンが OperatorHub で利用できるようになります。
第2章 Cluster Observability Operator の概要 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator (COO) は、高度にカスタマイズ可能なモニタリングスタックを作成し、管理するために設計された OpenShift Container Platform のオプションのコンポーネントです。これにより、クラスター管理者はモニタリングの設定と管理を大幅に自動化でき、デフォルトの OpenShift Container Platform のモニタリングシステムと比べて、各 namespace に対するより詳細でカスタマイズされたビューを提供できます。
COO は、次のモニタリングコンポーネントをデプロイします。
- Prometheus: リモート書き込みを使用してメトリクスを外部エンドポイントに送信できる高可用性 Prometheus インスタンス。
- Thanos Querier (オプション): Prometheus インスタンスを中央の場所からクエリーできるようにします。
- Alertmanager (オプション): さまざまなサービスのアラート設定機能を提供します。
- UI plugins (オプション): モニタリング、ロギング、分散トレーシング、およびトラブルシューティング用にプラグインで可観測性機能を強化します。
- Korrel8r (オプション): オープンソースの Korrel8r プロジェクトが提供する可観測性シグナルの相関を提供します。
2.1. デフォルトのモニタリングスタックと比較した COO リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
COO コンポーネントは、Cluster Monitoring Operator (CMO) でデプロイおよび管理されるデフォルトのクラスター内モニタリングスタックとは独立して機能します。2 つの Operator でデプロイされたモニタリングスタックは競合しません。CMO でデプロイされたデフォルトのプラットフォームモニタリングコンポーネントに加え、COO モニタリングスタックを使用できます。
COO とデフォルトのクラスター内のモニタリングスタックの主な相違点を次の表に示します。
機能 | COO | デフォルトのモニタリングスタック |
---|---|---|
スコープおよびインテグレーション | クラスターやワークロードのパフォーマンスを含め、エンタープライズレベルのニーズに対応した包括的なモニタリングと分析を提供します。 ただし、OpenShift Container Platform との直接統合がなく、通常はダッシュボードに外部 Grafana インスタンスが必要です。 | クラスター内のコアコンポーネント (API サーバーや etcd など) および OpenShift 固有の namespace に限定されます。 OpenShift Container Platform へのディープインテグレーションがあり、コンソールのダッシュボードやアラート管理が含まれています。 |
設定とカスタマイズ | データ保持期間、ストレージ方法、収集したデータタイプなど、より広範な設定オプション。 COO は、カスタマイズを強化する Server-Side Apply (SSA) を使用して、カスタムリソース内にある 1 つの設定可能フィールドの所有権をユーザーに委譲できます。 | カスタマイズオプションが制限された組み込み設定。 |
データの保持とストレージ | 長期のデータ保持。履歴分析と容量計画をサポートします。 | 短期間のデータ保持。短期間のモニタリングとリアルタイム検出に焦点を当てています。 |
2.2. COO を使用する主な利点 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
COO のデプロイは、デフォルトのモニタリングスタックを使用して達成することが困難なモニタリング要件に対応する際に役立ちます。
2.2.1. 拡張性 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- COO でデプロイされたモニタリングスタックにさらにメトリクスを追加できますが、これをコアプラットフォームモニタリングで行った場合はサポートされません。
- フェデレーションを介して、コアプラットフォームのモニタリングからクラスター固有のメトリクスを受け取ることができます。
- COO は、トレンド予測や異常検出などの高度なモニタリングシナリオをサポートします。
2.2.2. マルチテナンシーのサポート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- ユーザー namespace ごとにモニタリングスタックを作成できます。
- namespace ごとに複数のスタックをデプロイすることや、複数の namespace に単一のスタックをデプロイすることができます。
- COO は、異なるチームのアラートとレシーバーの独立した設定を可能にします。
2.2.3. スケーラビリティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 単一クラスターで複数のモニタリングスタックをサポートします。
- 手動シャーディングを使用した大規模なクラスターのモニタリングを可能にします。
- メトリクスが単一の Prometheus インスタンスの機能を超えるケースに対応します。
2.2.4. 柔軟性 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- OpenShift Container Platform リリースサイクルから切り離されます。
- より速いリリースサイクルを実現し、変化する要件へ迅速に対応します。
- アラートルールを独立して管理します。
2.3. COO のターゲットユーザー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
COO は、特に複雑なマルチテナントエンタープライズ環境で、高いカスタマイズ性、スケーラビリティー、および長期のデータ保持が必要なユーザーに適しています。
2.3.1. エンタープライズレベルのユーザーおよび管理者 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
エンタープライズユーザーには、高度なパフォーマンス分析、長期のデータ保持、トレンド予測、履歴分析など、OpenShift Container Platform クラスターの詳細なモニタリング機能が必要です。これらの機能により、企業はリソースの使用状況をより深く理解し、パフォーマンスの問題を防ぎ、リソースの割り当てを最適化できます。
2.3.2. マルチテナント環境でのオペレーションチーム リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
マルチテナンシーのサポートにより、COO はさまざまなチームがプロジェクトやアプリケーションのモニタリングビューを設定できるため、柔軟なモニタリングニーズがあるチームに適しています。
2.3.3. 開発およびオペレーションチーム リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
COO は、詳細なトラブルシューティング、異常検出、開発および運用時のパフォーマンス調整のために、きめ細かなモニタリングとカスタマイズ可能な可観測性ビューを提供します。
2.4. Server-Side Apply を使用した Prometheus リソースのカスタマイズ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Server-Side Apply は、Kubernetes リソースの共同管理を可能にする機能です。コントロールプレーンは、さまざまなユーザーおよびコントローラーが Kubernetes オブジェクト内のフィールドをどのように管理するかを追跡します。フィールドマネージャーの概念を導入し、フィールドの所有権を追跡します。この集中制御により、競合検出および解決が行われ、意図しない上書きのリスクが軽減されます。
Client-Side Apply と比較すると、より宣言的であり、最後に適用された状態ではなく、フィールド管理を追跡します。
- Server-Side Apply
- リソースの状態を更新することで、削除や再作成を必要とせずに宣言型の設定を管理します。
- フィールド管理
- ユーザーは、他のフィールドに影響を与えずに、更新するリソースのフィールドを指定できます。
- 管理対象フィールド
-
Kubernetes は、メタデータ内の
managedFields
フィールドでオブジェクトの各フィールドを管理するユーザーに関するメタデータを保存します。 - Conflicts
- 複数のマネージャーが同じフィールドを変更しようとすると、競合が発生します。アプライヤーは、上書きするか、制御を放棄するか、または管理を共有するかを選択できます。
- マージストラテジー
- Server-Side Apply は、管理しているアクターに基づいてフィールドをマージします。
手順
次の設定を使用して
MonitoringStack
リソースを追加します。MonitoringStack
オブジェクトの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow sample-monitoring-stack
という名前の Prometheus リソースが、coo-demo
namespace に生成されます。次のコマンドを実行して、生成された Prometheus リソースの管理対象フィールドを取得します。oc -n coo-demo get Prometheus.monitoring.rhobs -oyaml --show-managed-fields
$ oc -n coo-demo get Prometheus.monitoring.rhobs -oyaml --show-managed-fields
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
metadata.managedFields
値を確認し、metadata
とspec
の一部のフィールドがMonitoringStack
リソースによって管理されていることを確認します。 MonitoringStack
リソースで制御されないフィールドを変更します。MonitoringStack
リソースによって設定されていないフィールドであるspec.enforcedSampleLimit
を変更します。prom-spec-edited.yaml
ファイルを作成します。prom-spec-edited.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行して YAML を適用します。
oc apply -f ./prom-spec-edited.yaml --server-side
$ oc apply -f ./prom-spec-edited.yaml --server-side
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記--server-side
フラグを使用する必要があります。変更された Prometheus オブジェクトを取得し、
spec.enforcedSampleLimit
を持つmanagedFields
に、もう 1 つセクションがあることに注意してください。oc get prometheus -n coo-demo
$ oc get prometheus -n coo-demo
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
MonitoringStack
リソースによって管理されるフィールドを変更します。次の YAML 設定を使用して、
MonitoringStack
リソースによって管理されるフィールドであるspec.LogLevel
を変更します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
spec.logLevel
が追加されました。
以下のコマンドを実行して YAML を適用します。
oc apply -f ./prom-spec-edited.yaml --server-side
$ oc apply -f ./prom-spec-edited.yaml --server-side
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
フィールド
spec.logLevel
はobservability-operator
によってすでに管理されているため、Server-Side Apply を使用して変更できないことに注意してください。 この変更を強制するには、
--force-conflicts
フラグを使用します。oc apply -f ./prom-spec-edited.yaml --server-side --force-conflicts
$ oc apply -f ./prom-spec-edited.yaml --server-side --force-conflicts
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
prometheus.monitoring.rhobs/sample-monitoring-stack serverside-applied
prometheus.monitoring.rhobs/sample-monitoring-stack serverside-applied
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow --force-conflicts
フラグの場合、このフィールドは強制的に変更できますが、同じフィールドがMonitoringStack
リソースでも管理されるため、Observability Operator は変更を検出し、MonitoringStack
リソースによって設定された値に戻します。注記MonitoringStack
リソースによって生成される一部の Prometheus フィールドは、logLevel
など、MonitoringStack
spec
スタンザのフィールドの影響を受けます。これらは、MonitoringStack
spec
を変更することで変更できます。Prometheus オブジェクトの
logLevel
を変更するには、次の YAML を適用してMonitoringStack
リソースを変更します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 変更が実行されたことを確認するには、次のコマンドを実行してログレベルをクエリーします。
oc -n coo-demo get Prometheus.monitoring.rhobs -o=jsonpath='{.items[0].spec.logLevel}'
$ oc -n coo-demo get Prometheus.monitoring.rhobs -o=jsonpath='{.items[0].spec.logLevel}'
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
info
info
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
Operator の新規バージョンが、以前にアクターによって生成および制御されるフィールドを生成する場合、アクターによって設定された値はオーバーライドされます。
たとえば、
MonitoringStack
リソースによって生成されないフィールドenforcedSampleLimit
を管理しているとします。Observability Operator がアップグレードされ、新しいバージョンの Operator がenforcedSampleLimit
の値を生成すると、以前に設定した値がオーバーライドされます。-
MonitoringStack
リソースによって生成されたPrometheus
オブジェクトには、モニタリングスタックによって明示的に設定されていないフィールドが含まれる場合があります。これらのフィールドは、デフォルト値があるために表示されます。
第3章 Cluster Observability Operator のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クラスター管理者は、OpenShift Container Platform Web コンソールまたは CLI を使用して、OperatorHub から Cluster Observability Operator (COO) をインストールまたは削除できます。OperatorHub は、クラスター上に Operator をインストールして管理する Operator Lifecycle Manager (OLM) と連動して動作するユーザーインターフェイスです。
3.1. Web コンソールに Cluster Observability Operator のインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して、OperatorHub から Cluster Observability Operator (COO) をインストールします。
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operators → OperatorHub をクリックします。
-
Filter by keyword ボックスに
cluster observability operator
と入力します。 - 結果リストで Cluster Observability Operator をクリックします。
Operator に関する情報を読み、次のインストール設定を指定します。
- Update channel → stable
- Version → 1.0.0 以降
- Installation mode → All namespaces on the cluster (default)
- Installed Namespace → Operator recommended Namespace: openshift-cluster-observability-operator
- Enable Operator recommended cluster monitoring on this Namespace を選択します。
- Update approval → Automatic
- オプション: 要件に合わせてインストール設定を変更できます。たとえば、別の更新チャネルをサブスクライブしたり、Operator の古いリリースバージョンをインストールしたり、Operator の新しいバージョンへの更新に手動の承認を必要とするように選択できます。
- Install をクリックします。
検証
- Operators → Installed Operators に移動し、リストに Cluster Observability Operator エントリーが表示されていることを確認します。
関連情報
3.2. Web コンソールを使用した Cluster Observability Operator のアンインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OperatorHub を使用して Cluster Observability Operator (COO) をインストールした場合は、OpenShift Container Platform Web コンソールでそれをアンインストールできます。
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
手順
- Operators → Installed Operators に移動します。
- リスト内で Cluster Observability Operator エントリーを見つけます。
-
このエントリーの
をクリックし、Uninstall Operator を選択します。
検証
- Operator → Installed Operator に移動し、Cluster Observability Operator エントリーがリストに表示されなくなったことを確認します。
第4章 サービスを監視するための Cluster Observability Operator 設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator (COO) で管理されるモニタリングスタックを設定することで、サービスのメトリクスを監視できます。
サービスのモニタリングをテストするには、次の手順に従います。
- サービスエンドポイントを定義するサンプルサービスをデプロイします。
-
COO によるサービスのモニタリング方法を指定する
ServiceMonitor
オブジェクトを作成します。 -
ServiceMonitor
オブジェクトを検出するためのMonitoringStack
オブジェクトを作成します。
4.1. Cluster Observability Operator のサンプルサービスのデプロイ リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この設定では、ユーザー定義の ns1-coo
プロジェクトに prometheus-coo-example-app
という名前のサンプルサービスをデプロイします。このサービスは、カスタム version
メトリクスを公開します。
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとして、または namespace の管理権限を持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。
手順
prometheus-coo-example-app.yaml
という名前の YAML ファイルを作成します。このファイルには、namespace、デプロイメント、およびサービスに関する次の設定の詳細が含まれます。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - ファイルを保存します。
次のコマンドを実行して、設定をクラスターに適用します。
oc apply -f prometheus-coo-example-app.yaml
$ oc apply -f prometheus-coo-example-app.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して出力を確認し、Pod が実行されていることを確認します。
oc -n ns1-coo get pod
$ oc -n ns1-coo get pod
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME READY STATUS RESTARTS AGE prometheus-coo-example-app-0927545cb7-anskj 1/1 Running 0 81m
NAME READY STATUS RESTARTS AGE prometheus-coo-example-app-0927545cb7-anskj 1/1 Running 0 81m
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.2. Cluster Observability Operator によるサービスのモニタリング方法の指定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
「Cluster Observability Operator のサンプルサービスのデプロイ」セクションで作成したサンプルサービスが公開するメトリクスを使用するには、/metrics
エンドポイントからメトリクスを取得するようにモニタリングコンポーネントを設定する必要があります。
この設定は、サービスのモニタリング方法を指定する ServiceMonitor
オブジェクト、または Pod のモニタリング方法を指定する PodMonitor
オブジェクトを使用して作成できます。ServiceMonitor
オブジェクトには Service
オブジェクトが必要です。PodMonitor
オブジェクトには必要ないため、MonitoringStack
オブジェクトは Pod が公開するメトリクスエンドポイントから直接メトリクスを取得できます。
この手順は、ns1-coo
namespace に prometheus-coo-example-app
という名前のサンプルサービスの ServiceMonitor
オブジェクトを作成する方法を示しています。
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとして、または namespace の管理権限を持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。 - Cluster Observability Operator がインストールされている。
prometheus-coo-example-app
サンプルサービスをns1-coo
namespace にデプロイしている。注記prometheus-example-app
サンプルサービスは、TLS 認証をサポートしていません。
手順
次の
ServiceMonitor
オブジェクト設定の詳細を含む YAML ファイルを、example-coo-app-service-monitor.yaml
という名前で作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow この設定は、
prometheus-coo-example-app
サンプルサービスが公開するメトリクスデータを収集するためにMonitoringStack
オブジェクトが参照するServiceMonitor
オブジェクトを定義します。次のコマンドを実行して、設定をクラスターに適用します。
oc apply -f example-coo-app-service-monitor.yaml
$ oc apply -f example-coo-app-service-monitor.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して出力を観察し、
ServiceMonitor
リソースが作成されたことを確認します。oc -n ns1-coo get servicemonitors.monitoring.rhobs
$ oc -n ns1-coo get servicemonitors.monitoring.rhobs
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME AGE prometheus-coo-example-monitor 81m
NAME AGE prometheus-coo-example-monitor 81m
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.3. Cluster Observability Operator への MonitoringStack オブジェクト作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットの prometheus-coo-example-app
サービスが公開するメトリクスデータを収集するには、「Cluster Observability Operator におけるサービスのモニター方法の指定」セクションで作成した ServiceMonitor
オブジェクトを参照する MonitoringStack
オブジェクトを作成します。この MonitoringStack
オブジェクトはサービスを検出し、そこから公開されているメトリクスデータを収集できます。
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとして、または namespace の管理権限を持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。 - Cluster Observability Operator がインストールされている。
-
prometheus-coo-example-app
サンプルサービスをns1-coo
namespace にデプロイしている。 -
ns1-coo
namespace に、prometheus-coo-example-monitor
という名前のServiceMonitor
オブジェクトを作成している。
手順
-
MonitoringStack
オブジェクト設定の YAML ファイルを作成します。この例では、ファイル名をexample-coo-monitoring-stack.yaml
にします。 以下の
MonitoringStack
オブジェクト設定の詳細を追加します。MonitoringStack
オブジェクトの例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行して、
MonitoringStack
オブジェクトを適用します。oc apply -f example-coo-monitoring-stack.yaml
$ oc apply -f example-coo-monitoring-stack.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 次のコマンドを実行し、出力で
MonitoringStack
オブジェクトが利用可能であることを確認します。oc -n ns1-coo get monitoringstack
$ oc -n ns1-coo get monitoringstack
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
NAME AGE example-coo-monitoring-stack 81m
NAME AGE example-coo-monitoring-stack 81m
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下のコマンドを実行して、Prometheus からアクティブなターゲットに関する情報を取得し、出力をフィルタリングして、
app=prometheus-coo-example-app
のラベルが付けられたターゲットのみをリスト表示します。これにより、この特定のラベルの付いたターゲットのうち、どれが Prometheus によって検出およびアクティブに監視されるかが検証されます。oc -n ns1-coo exec -c prometheus prometheus-example-coo-monitoring-stack-0 -- curl -s 'http://localhost:9090/api/v1/targets' | jq '.data.activeTargets[].discoveredLabels | select(.__meta_kubernetes_endpoints_label_app=="prometheus-coo-example-app")'
$ oc -n ns1-coo exec -c prometheus prometheus-example-coo-monitoring-stack-0 -- curl -s 'http://localhost:9090/api/v1/targets' | jq '.data.activeTargets[].discoveredLabels | select(.__meta_kubernetes_endpoints_label_app=="prometheus-coo-example-app")'
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記上記の例では、
jq
コマンドライン JSON プロセッサー を使用して、便宜上出力をフォーマットします。
4.4. モニタリングスタックの検証 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
モニタリングスタックが正しく機能していることを確認するには、サンプルサービスにアクセスし、収集したメトリクスを表示します。
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとして、または namespace の管理権限を持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。 - Cluster Observability Operator がインストールされている。
-
prometheus-coo-example-app
サンプルサービスをns1-coo
namespace にデプロイしている。 -
ns1-coo
namespace に、prometheus-coo-example-monitor
という名前のServiceMonitor
オブジェクトを作成している。 -
ns1-coo
namespace にexample-coo-monitoring-stack
という名前のMonitoringStack
オブジェクトを作成している。
手順
prometheus-coo-example-app
サービスのサンプルを公開するためのルートを作成します。ターミナルから、以下のコマンドを実行します。oc expose svc prometheus-coo-example-app -n ns1-coo
$ oc expose svc prometheus-coo-example-app -n ns1-coo
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - ブラウザーまたはコマンドラインからルートにアクセスし、メトリクスを生成します。
Prometheus Pod でクエリーを実行し、HTTP 要求メトリクスの合計を返します。
oc -n ns1-coo exec -c prometheus prometheus-example-coo-monitoring-stack-0 -- curl -s 'http://localhost:9090/api/v1/query?query=http_requests_total'
$ oc -n ns1-coo exec -c prometheus prometheus-example-coo-monitoring-stack-0 -- curl -s 'http://localhost:9090/api/v1/query?query=http_requests_total'
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 出力例 (便宜上
jq
を使用したフォーマット)Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
4.5. 複数の namespace 内のスクレイプターゲット リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
複数の namespace でターゲットをスクレイプするには、MonitoringStack
オブジェクトに namespace とリソースセレクターを設定します。
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとして、または namespace の管理権限を持つユーザーとして、クラスターにアクセスできる。 - Cluster Observability Operator がインストールされている。
手順
以下の namespace オブジェクトと
MonitoringStack
YAML ファイルをデプロイします。MonitoringStack
の例Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow アラートは常に実行中の状態で、namespace
ns1-coo
にサンプルアプリケーションをデプロイします。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow monitoring.rhobs/stack: multi-ns
のラベルが付けられた別の namespace に、同じサンプルアプリケーションをデプロイします。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
検証
Prometheus インスタンスが新規ターゲットを追加し、アラートが実行中であることを確認します。port-forward コマンドを使用して、Prometheus または
Monitoringstack
インスタンスによってデプロイされた Alertmanager ユーザーインターフェイスを公開します。Prometheus
oc port-forward -n ns1-coo pod/prometheus-example-coo-monitoring-stack-0 9090
$ oc port-forward -n ns1-coo pod/prometheus-example-coo-monitoring-stack-0 9090
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Alertmanager
oc port-forward -n ns1-coo pod/alertmanager-example-coo-monitoring-stack-0 9093
$ oc port-forward -n ns1-coo pod/alertmanager-example-coo-monitoring-stack-0 9093
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
http://localhost:9090/targets
またはhttp://localhost:9093/#/alerts
を参照して、ターゲットがスクレイピングされ、アラートが実行されていることを確認します。
第5章 可観測性 UI プラグイン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
5.1. 可観測性 UI プラグインの概要 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator (COO) を使用すると、UI プラグインをインストールおよび管理し、OpenShift Container Platform Web コンソールの監視機能を強化できます。プラグインはデフォルトの機能を拡張し、トラブルシューティング、分散トレーシング、クラスターロギング用の新しい UI 機能を提供します。
5.1.1. モニタリング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
モニタリング UI プラグインは、Advance Cluster Management (ACM)パースペクティブに OpenShift Web コンソールに監視関連の UI 機能を追加します。
- ACM: Cluster Observability Operator (COO) のモニタリングプラグインは、Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) 環境で動作し、ACM に OpenShift Container Platform と同じモニタリング機能を提供します。
詳細は、モニタリング UI プラグイン ページを参照してください。
5.1.2. クラスターロギング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ロギング UI プラグインは、Web コンソールの Observe → Logs ページにロギングデータを表示します。フィルター、クエリー、時間範囲、更新頻度を指定できます。結果には折りたたまれたログのリストが表示されます。リストを展開すると、各ログの詳細情報が表示されます。
詳細は、ロギング UI プラグイン ページを参照してください。
5.1.3. トラブルシューティング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator のトラブルシューティングパネル UI プラグインは、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
OpenShift Container Platform バージョン 4.16 以降のトラブルシューティングパネル UI プラグインは、オープンソースの Korrel8r プロジェクトを利用した可観測性シグナル相関付け機能を提供します。Observe → Alerting ページから利用できるトラブルシューティングパネルを使用すると、さまざまなデータストア全体のメトリクス、ログ、アラート、ネットフロー、その他の可観測性シグナルとリソースを簡単に相関付けることができます。OpenShift Container Platform バージョン 4.17 以降のユーザーは、アプリケーションランチャー
からもトラブルシューティング UI パネルにアクセスできます。
Korrel8r の出力は、インタラクティブなノードグラフとして表示されます。ノードをクリックすると、メトリクス、ログ、Pod など、そのノードの詳細情報を含む対応する Web コンソールページに自動的にリダイレクトされます。
詳細は、トラブルシューティング UI プラグイン ページを参照してください。
5.1.4. 分散トレーシング リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
分散トレーシング UI プラグインは、Web コンソールの Observe → Traces ページにトレース関連の機能を追加するものです。マイクロサービスのフロントエンドからバックエンドまで要求を追跡できるため、分散システムにおけるコードエラーやパフォーマンスのボトルネックを特定するのに役立ちます。クラスターで実行中のサポートされている TempoStack
または TempoMonolithic
マルチテナントインスタンスを選択し、時間範囲とクエリーを設定してトレースデータを表示できます。
詳細は、分散トレーシング UI プラグイン ページを参照してください。
5.2. モニタリング UI プラグイン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator のモニタリング UI プラグインは、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
モニタリング UI プラグインは、OpenShift Web コンソールの Administrator パースペクティブにモニタリング機能を追加します。
- RHACM: Cluster Observability Operator (COO) のモニタリングプラグインは、Red Hat Advanced Cluster Management (RHACM) 環境で動作し、RHACM に OpenShift Container Platform と同じアラート機能を提供します。このプラグインは、RHACM Alertmanager バックエンドからアラートを取得するように設定できます。これにより、RHACM と OpenShift Container Platform のモニタリングワークフローを連携させることで、シームレスな統合とユーザーエクスペリエンスを実現できます。
5.2.1. Cluster Observability Operator のモニタリング UI プラグインのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
モニタリング UI プラグインは、Advance Cluster Management (ACM)パースペクティブに OpenShift Web コンソールに監視関連の UI 機能を追加します。
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
- Cluster Observability Operator がインストールされている。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operator → Installed Operator をクリックし、Cluster Observability Operator を選択します。
- UI Plugin タブ (タブリストの右端) を選択し、Create UIPlugin を押します。
YAML view を選択し、次の内容を入力して、Create を押します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- RHACM 機能を有効にします。Alertmanager および ThanosQuerier サービスエンドポイントを設定する必要があります。
5.3. ロギング UI プラグイン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ロギング UI プラグインは、OpenShift Container Platform Web コンソールの Observe → Logs ページにロギングデータを表示します。フィルター、クエリー、時間範囲、更新頻度を指定すると、結果が折りたたまれたログのリストとして表示されます。リストを展開すると、各ログの詳細情報が表示されます。
OpenShift Container Platform バージョン 4.16 以降にトラブルシューティング UI プラグインもデプロイすると、Korrel8r サービスに接続され、Administration パースペクティブの Observe → Logs ページから、相関 PromQL クエリーを含む Observe → Metrics ページへの直接リンクが追加されます。また、Administration パースペクティブのアラート詳細ページ (Observe → Alerting) から、相関フィルターセットが選択済みの Observe → Logs ページへの See Related Logs リンクが追加されます。
このプラグインの機能は次のように分類されます。
- dev-console
- Developer パースペクティブにログビューを追加します。
- alerts
- Web コンソールのアラートを、Loki ルーラーで定義されたログベースのアラートとマージします。アラート詳細ビューにログベースのメトリクスチャートを追加します。
- dev-alerts
- Web コンソールのアラートを、Loki ルーラーで定義されたログベースのアラートとマージします。Developer パースペクティブのアラート詳細ビューにログベースのメトリクスチャートを追加します。
Cluster Observability Operator (COO) の各バージョンについて、OpenShift Container Platform 各バージョンにおけるこれらの機能のサポート状況を次の表に示します。
COO のバージョン | OCP のバージョン | 機能 |
---|---|---|
0.3.0 以降 | 4.12 |
|
0.3.0 以降 | 4.13 |
|
0.3.0 以降 | 4.14 以降 |
|
5.3.1. Cluster Observability Operator ログ UI プラグインのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
cluster-admin
ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
- Cluster Observability Operator がインストールされている。
-
クラスター内に
LokiStack
インスタンスがある。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operator → Installed Operator をクリックし、Cluster Observability Operator を選択します。
- UI Plugin タブ (タブリストの右端) を選択し、Create UIPlugin をクリックします。
YAML view を選択し、次の内容を入力して、Create をクリックします。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
schema
はotel
、viaq
、select
のいずれかです。値が指定されていない場合、デフォルトはviaq
です。select
を選択すると、クエリーを実行するときに UI でモードを選択できます。
注記これらはロギング UI プラグインの既知の問題です。詳細は、OU-587 を参照してください。
-
schema
機能は、OpenShift Container Platform 4.15 以降でのみサポートされます。それより前のバージョンの OpenShift Container Platform では、ロギング UI プラグインはviaq
属性のみを使用し、他の値が設定されていても無視します。 -
管理者以外のユーザーは、Red Hat OpenShift バージョン 5.8 から 6.2 のロギングで
otel
属性を使用してログのクエリーを実行することはできません。この問題は、今後のロギングリリースで修正される予定です。(LOG-6589) -
Red Hat OpenShift バージョン 5.9 のロギングでは、
severity_text
Otel 属性が設定されていません。
5.4. 分散トレーシング UI プラグイン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
分散トレーシング UI プラグインは、OpenShift Web コンソールの Observe → Traces の Administrator パースペクティブにトレース関連の機能を追加するものです。マイクロサービスのフロントエンドからバックエンドまで要求を追跡できるため、分散システムにおけるコードエラーやパフォーマンスのボトルネックを特定するのに役立ちます。
5.4.1. Cluster Observability Operator 分散トレーシング UI プラグインのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
- Cluster Observability Operator がインストールされている。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operator → Installed Operator をクリックし、Cluster Observability Operator を選択します。
- UI Plugin タブ (タブリストの右端) を選択し、Create UIPlugin を押します。
YAML view を選択し、次の内容を入力して、Create を押します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.4.2. Cluster Observability Operator 分散トレーシング UI プラグインの使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
- Cluster Observability Operator がインストールされている。
- Cluster Observability Operator 分散トレーシング UI プラグインがインストールされている。
-
クラスター内に
TempoStack
またはTempoMonolithic
マルチテナントインスタンスがある。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Observe → Traces をクリックします。
TempoStack
またはTempoMonolithic
マルチテナントインスタンスを選択し、ロードするトレースの時間範囲とクエリーを設定します。トレースの開始時刻、期間、スパンの数を示す散布図にトレースが表示されます。散布図の下には、
Trace Name
、Spans
の数、Duration
などの情報を示すトレースのリストがあります。トレース名のリンクをクリックします。
選択したトレースのトレース詳細ページに、トレース内の全スパンのガントチャートが表示されます。スパンを選択して、設定した属性の内訳を表示します。
5.5. トラブルシューティング UI プラグイン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Cluster Observability Operator のトラブルシューティングパネル UI プラグインは、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
OpenShift Container Platform バージョン 4.16 以降のトラブルシューティング UI プラグインは、オープンソースの Korrel8r プロジェクトを利用した可観測性シグナル相関付け機能を提供します。Observe → Alerting で利用できるトラブルシューティングパネルを使用すると、さまざまなデータストア全体のメトリクス、ログ、アラート、ネットフロー、その他の可観測性シグナルとリソースを簡単に相関付けることができます。OpenShift Container Platform バージョン 4.17 以降のユーザーは、アプリケーションランチャー
からもトラブルシューティング UI パネルにアクセスできます。
トラブルシューティング UI プラグインをインストールすると、korrel8r
という名前の Korrel8r サービスが同じ namespace にデプロイされ、相関エンジンから関連する可観測性シグナルと Kubernetes リソースを特定できるようになります。
Korrel8r の出力は、OpenShift Container Platform Web コンソールにインタラクティブなノードグラフの形式で表示されます。グラフ内のノードはリソースまたはシグナルの種類を表し、エッジは関係を表します。ノードをクリックすると、メトリクス、ログ、Pod など、そのノードの詳細情報を含む対応する Web コンソールページに自動的にリダイレクトされます。
5.5.1. Cluster Observability Operator トラブルシューティング UI プラグインのインストール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。 - OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
- Cluster Observability Operator がインストールされている。
手順
- OpenShift Container Platform Web コンソールで、Operator → Installed Operator をクリックし、Cluster Observability Operator を選択します。
- UI Plugin タブ (タブリストの右端) を選択し、Create UIPlugin を押します。
YAML view を選択し、次の内容を入力して、Create を押します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
5.5.2. Cluster Observability Operator トラブルシューティング UI プラグインの使用 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
-
cluster-admin
クラスターロールを持つユーザーとして OpenShift Container Platform クラスターにアクセスできる。クラスターのバージョンが 4.17 以降の場合は、アプリケーションランチャーからトラブルシューティング UI パネルにアクセスできます。
- OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。
- OpenShift Container Platform Logging がインストールされている (相関ログを視覚化する場合)。
- OpenShift Container Platform Network Observability がインストールされている (相関ネットフローを視覚化する場合)。
- Cluster Observability Operator がインストールされている。
Cluster Observability Operator トラブルシューティング UI プラグインがインストールされている。
注記トラブルシューティングパネルは、クラスターにインストールされている可観測性シグナルストアに依存します。Kubernetes リソース、アラート、およびメトリクスは、OpenShift Container Platform クラスターで常にデフォルトで使用できます。以下に示すその他のシグナルタイプを使用するには、オプションのコンポーネントをインストールする必要があります。
- ログ: Red Hat Openshift Logging (コレクション) および Red Hat が提供する Loki Operator (ストア)
- ネットワークイベント: Red Hat が提供する Network Observability (コレクション) と Red Hat が提供する Loki Operator (ストア)
手順
Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Observe → Alerting に移動し、アラートを選択します。アラートに相関項目があると、アラート詳細ページのグラフの上に Troubleshooting Panel リンクが表示されます。
Troubleshooting Panel リンクをクリックしてパネルを表示します。
-
パネルは、クエリーの詳細とクエリー結果のトポロジーグラフで構成されています。選択したアラートは、Korrel8r クエリー文字列に変換され、
korrel8r
サービスに送信されます。結果は、返されたシグナルとリソースを結ぶグラフネットワークとして表示されます。これは、現在のリソースから始まり、開始点から最大 3 ステップ離れた関連オブジェクトを含む 近傍 グラフです。グラフ内のノードをクリックすると、それらのリソースに対応する Web コンソールページに移動します。 トラブルシューティングパネルを使用して、選択したアラートに関連するリソースを見つけることができます。
注記ノードをクリックすると、グラフに表示されているよりも少ない結果が表示される場合があります。これは既知の問題であり、今後のリリースで対処される予定です。
-
Alert (1): このノードはグラフの開始点です。Web コンソールに表示される
KubeContainerWaiting
アラートを表します。 -
Pod (1): このノードは、このアラートに関連付けられた
Pod
リソースが 1 つあることを示しています。このノードをクリックすると、コンソール検索が開き、関連する Pod が直接表示されます。 - Event (2): Pod に関連付けられた Kuberenetes イベントが 2 つあります。このノードをクリックすると、イベントが表示されます。
- Logs (74): この Pod には 74 行のログがあります。このノードをクリックすると、ログにアクセスできます。
- Metrics (105): Pod に関連付けられたメトリクスが多数あります。
-
Network (6): 複数のネットワークイベントがあります。これは、Pod がネットワーク経由で通信したことを示しています。グラフ内の残りのノードは、Pod が通信した
Service
、Deployment
、DaemonSet
リソースを表しています。 - Focus: このボタンをクリックすると、グラフが更新されます。デフォルトでは、グラフ内のノードをクリックしてもグラフ自体は変わりません。代わりに、メインの Web コンソールページが変更され、ページ上のリンクを使用して他のリソースに移動できるようになります。トラブルシューティングパネル自体は、開いたまま変更されません。トラブルシューティングパネルのグラフを強制的に更新するには、Focus をクリックします。すると、Web コンソールの現在のリソースを開始点として使用して、新しいグラフが描画されます。
Show Query: このボタンをクリックすると、いくつかの実験的な機能が有効になります。
- Hide Query をクリックすると、実験的な機能が非表示になります。
- グラフの開始点を示すクエリー。グラフの作成に使用される Korrel8r 相関エンジンの一部であるクエリー言語は、実験段階であり、今後変更される可能性があります。Focus ボタンを押すと、メインの Web コンソールウィンドウ内のリソースに合わせてクエリーが更新されます。
Neighbourhood depth は、表示する近傍の数を増減するために使用します。
注記大規模なクラスターで大きな値を設定すると、結果の数が多すぎる場合にクエリーが失敗する可能性があります。
Goal class を選択すると、近傍検索ではなく目標指向型の検索になります。目標指向型の検索では、開始点から目標クラスまでのすべてのパスが表示されます。目標クラスは、リソースまたはシグナルの種類を示します。目標クラス形式は実験的なものであり、変更する可能性があります。現在、次の目標が有効です。
-
k8s:RESOURCE[VERSION.[GROUP]]
は、kuberenetes リソースの種類を示します。たとえば、k8s:Pod
やk8s:Deployment.apps.v1
です。 -
alert:alert
は、アラートを表します。 -
metric:metric
は、メトリクスを表します。 -
netflow:network
は、ネットワークの可観測性ネットワークイベントを表します。 -
log:LOG_TYPE
は、保存されたログを表します。LOG_TYPE
は、application
、infrastructure
、またはaudit
のいずれかである必要があります。
-
-
Alert (1): このノードはグラフの開始点です。Web コンソールに表示される
5.5.3. サンプルアラートの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
トラブルシューティング UI パネルで出発点として使用するアラートをトリガーする場合は、意図的に誤った設定を指定したコンテナーをデプロイできます。
手順
コマンドラインまたは Web コンソールから次の YAML を使用して、システムの namespace に壊れたデプロイメントを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow アラートを表示します。
Observe → Alerting に移動し、clear all filters をクリックします。
Pending
のアラートを表示します。重要アラートは最初
Pending
状態で表示されます。コンテナーがクラッシュするまで、アラートの発生 (Firing
) は開始しません。Pending
のアラートを確認できるため、アラートが発生するまで待つ必要はありません。-
KubeContainerWaiting
、KubePodCrashLooping
、またはKubePodNotReady
アラートのいずれかを選択し、リンクをクリックしてトラブルシューティングパネルを開きます。または、パネルがすでに開いている場合は、"Focus" ボタンをクリックしてグラフを更新します。
第6章 モニタリング API リファレンス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リソースタイプは、MonitoringStack
と ThanosQuerier
です。
6.1. MonitoringStack リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MonitoringStack
は、monitoringstacks API のスキーマです。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| true |
object |
| true | |
object |
| true | |
object |
| false |
6.2. MonitoringStack.spec リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MonitoringStackSpec
は、任意の MonitoringStack
オブジェクトの仕様です。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object |
デフォルト: | false | |
| enum | 設定されているコンポーネントのログレベルを設定します。
Enum:
デフォルト: | false |
object |
| false | |
|
|
| false |
object | prometheus 設定を定義します。
デフォルト: | false | |
object |
| false | |
object |
デフォルト: | false | |
| string |
データを保持する期間。文字列は、正規表現
デフォルト: | false |
|
| false |
6.3. MonitoringStack.spec.alertmanagerConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Alertmanager
設定を定義します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| boolean |
Default: false | false |
object |
| false |
6.4. MonitoringStack.spec.alertmanagerConfig.webTLSConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Alertmanager
Web サーバーの TLS オプションを設定します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object | Web サーバーの TLS パブリック証明書への参照。 | true | |
object | Web サーバーの証明書を検証するために使用されるルート認証局への参照。 | true | |
object | Web サーバーの TLS 秘密鍵への参照。 | true |
6.5. MonitoringStack.spec.alertmanagerConfig.webTLSConfig.certificate リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの TLS パブリック証明書への参照。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
6.6. MonitoringStack.spec.alertmanagerConfig.webTLSConfig.certificateAuthority リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの証明書を検証するために使用されるルート認証局への参照。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
6.7. MonitoringStack.spec.alertmanagerConfig.webTLSConfig.privateKey リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの TLS 秘密鍵への参照。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
6.8. MonitoringStack.spec.namespaceSelector リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MonitoringStack
リソースの namespace セレクター。
-
すべてを監視するには、空のマップセレクターに設定します。たとえば、
namespaceSelector: {}
です。 -
MonitoringStack
インスタンスが作成された namespace 内のリソースを監視するには、null に設定します。たとえば、namespaceSelector:
です。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
|
| false | |
|
|
| false |
6.9. MonitoringStack.spec.namespaceSelector.matchExpressions[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ラベルセレクター要件は、値、キー、およびキーと値を関連付ける Operator を含むセレクターです。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| true |
|
|
| false |
6.10. MonitoringStack.spec.prometheusConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Prometheus 設定を定義します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| boolean |
Prometheus が | false |
| boolean |
Prometheus を Prometheus リモート書き込みプロトコルのレシーバーとして使用できるようにします。デフォルト値は | false |
|
|
Prometheus の | false |
object | Prometheus の永続ボリューム要求を定義します。 | false | |
| Prometheus のリモート書き込みを定義します。 | false | |
| integer | Prometheus デプロイメントにデプロイするレプリカ/Pod の数。 形式: int32 デフォルト: 2 最小値: 0 | false |
| string | スクレイプ間隔のデフォルト。 | false |
object | Prometheus Web サーバーの TLS オプションを設定します。 | false |
6.11. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.persistentVolumeClaim リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Prometheus の永続ボリューム要求を定義します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
|
|
| false |
object |
プロビジョナーまたは外部コントローラーが指定されたデータソースをサポートできる場合、指定されたデータソースのコンテンツに基づいて新規ボリュームが作成されます。
| false | |
object |
このフィールドが指定されている場合、ボリュームバインディングは、指定されたオブジェクトのタイプが、インストールされているボリュームポピュレーターまたはダイナミックプロビジョナーと一致する場合にのみ成功します。このフィールドは、
下位互換性を確保するために、
ベータ版: このフィールドを使用するには、
アルファ版: | false | |
object |
詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false | |
object |
| false | |
| string |
| false |
| string |
指定すると、CSI ドライバーは、対応する
指定されておらず、 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。
ベータ版: このフィールドを使用するには、 | false |
| string |
| false |
| string |
| false |
6.12. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.persistentVolumeClaim.dataSource リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
dataSource
フィールドは、以下のいずれかを指定するために使用できます。
-
既存の
VolumeSnapshot
オブジェクト (snapshot.storage.k8s.io/VolumeSnapshot
) - 既存の PVC (PersistentVolumeClaim)
プロビジョナーまたは外部コントローラーが指定されたデータソースをサポートできる場合、指定されたデータソースのコンテンツに基づいて新規ボリュームが作成されます。AnyVolumeDataSource
フィーチャーゲートが有効になっている場合、dataSource
の内容は dataSourceRef
にコピーされ、dataSourceRef.namespace
が指定されていない場合に dataSourceRef
コンテンツが dataSource
にコピーされます。namespace が指定されている場合、dataSourceRef
は dataSource
にコピーされません。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| true |
| string |
| false |
6.13. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.persistentVolumeClaim.dataSourceRef リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
dataSourceRef
は、空でないボリュームが必要な場合は、ボリュームにデータを取り込むオブジェクトを指定します。これには、空ではない API グループ (コアオブジェクトではない) または PersistentVolumeClaim
オブジェクトの任意のオブジェクトを指定できます。このフィールドが指定されている場合、ボリュームバインディングは、指定されたオブジェクトのタイプが、インストールされているボリュームポピュレーターまたはダイナミックプロビジョナーと一致する場合にのみ成功します。
このフィールドは、dataSource
フィールドの機能を置き換えるため、両方のフィールドが空でない場合は、同じ値である必要があります。下位互換性を確保するために、dataSourceRef
で namespace
が指定されておらず、一方が空でもう一方が空でない場合、両方のフィールド (dataSource
と dataSourceRef
) が自動的に同じ値に設定されます。dataSourceRef
で namespace
が指定されている場合、dataSource
は同じ値に設定されていないため、空にする必要があります。
dataSource
と dataSourceRef
には 3 つの重要な違いがあります。
-
dataSource
では特定の 2 種類のオブジェクトのみが許可されますが、dataSourceRef
ではコア以外のオブジェクトとPersistentVolumeClaim
オブジェクトが許可されます。 -
dataSource
は使用できない値を無視 (ドロップ) しますが、dataSourceRef
はすべての値を保持し、使用できない値が指定された場合はエラーを生成します。 -
dataSource
ではローカルオブジェクトのみが使用できますが、dataSourceRef
では任意の namespace のオブジェクトを使用できます。
ベータ版: このフィールドを使用するには、AnyVolumeDataSource
フィーチャーゲートを有効にする必要があります。
アルファ版: dataSourceRef
の namespace フィールドを使用するには、CrossNamespaceVolumeDataSource
フィーチャーゲートを有効にする必要があります。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| true |
| string |
| false |
| string |
namespace が指定されている場合は、その namespace の所有者が参照を受け入れることができるように、参照された namespace に
アルファ版: このフィールドでは、 | false |
6.14. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.persistentVolumeClaim.resources リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
resources
は、ボリュームに必要な最小リソースを表します。
RecoverVolumeExpansionFailure
機能が有効になっている場合、ユーザーは以前の値よりも低いリソース要件を指定できますが、要求のステータスフィールドに記録された容量よりも大きい必要があります。
詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
|
|
詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
|
|
コンテナーで 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
6.15. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.persistentVolumeClaim.selector リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
selector
は、バインドを考慮するボリュームに対するラベルクエリーです。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
|
| false | |
|
|
| false |
6.16. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.persistentVolumeClaim.selector.matchExpressions[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ラベルセレクター要件は、値、キー、およびキーと値を関連付ける Operator を含むセレクターです。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| true |
|
|
Operator が | false |
6.17. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RemoteWriteSpec
は、Prometheus からリモートエンドポイントにサンプルを書き込むための設定を定義します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | サンプルの送信先のエンドポイントの URL。 | true |
object | URL の認可セクション。
| false | |
object | URL の AzureAD。
| false | |
object | URL の BasicAuth 設定。
| false | |
| string |
警告: トークン値がクリアテキストで表示されるため、このフィールドは使用しないでください。 非推奨: 今後のリリースで削除される予定です。 | false |
| string | URL のベアラートークンを読み取るファイル。
非推奨: 今後のリリースで削除される予定です。 | false |
| boolean | HTTP2 を有効にするかどうか。 | false |
| boolean | HTTP リクエストが HTTP 3xx リダイレクトに従うかどうかを設定します。 Prometheus v2.26.0 以降が必要です。 | false |
|
| 各リモート書き込み要求とともに送信されるカスタム HTTP ヘッダー。Prometheus 自体によって設定されたヘッダーは上書きできないことに注意してください。 Prometheus v2.25.0 以降が必要です。 | false |
| enum | エンドポイントに書き込むときに使用するリモート書き込みメッセージのバージョン。
Enum: | false |
object |
| false | |
| string | リモート書き込みキューの名前。指定する場合は一意である必要があります。この名前は、キューを区別するためにメトリックとロギングで使用されます。 Prometheus v2.15.0 以降が必要です。 | false |
| string |
Prometheus v2.43.0 以降または Alertmanager 0.25.0 以降が必要です。 | false |
object | URL の OAuth2 設定。
| false | |
|
Prometheus v2.43.0 以降または Alertmanager 0.25.0 以降が必要です。 | false | |
| boolean |
環境変数 Prometheus v2.43.0 以降または Alertmanager 0.25.0 以降が必要です。 | false |
| string |
| false |
object |
| false | |
| string | リモート書き込みエンドポイントへの要求のタイムアウト。 | false |
| boolean |
リモート書き込みによるエグザンプラーの送信を有効にします。エグザンプラーをスクレイピングするには、 Prometheus v2.27.0 以降が必要です。 | false |
| boolean | リモート書き込みによるネイティブヒストグラム (スパースヒストグラムとも呼ばれる) の送信を有効にします。 Prometheus v2.40.0 以降が必要です。 | false |
object |
| false | |
object | URL に使用する TLS 設定。 | false | |
| リモート書き込み再ラベル付け設定のリスト。 | false |
6.18. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].authorization リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
URL の認可セクション。
- Prometheus v2.26.0 以降が必要です。
-
sigv4
、basicAuth
、oauth2
、azureAd
と同時に設定することはできません。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object | 認証の認証情報を含む、namespace 内の Secret のキーを選択します。 | false | |
| string |
シークレットを読み取るファイル。 | false |
| string | 認証タイプを定義します。この値は大文字と小文字を区別しません。 "Basic" はサポートされている値ではありません。 デフォルト: "Bearer" | false |
6.19. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].authorization.credentials リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
認証の認証情報を含む、namespace 内の Secret のキーを選択します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.20. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].azureAd リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
URL の AzureAD。
- Prometheus 2.45.0 以降が必要です。
-
authorization
、basicAuth
、oauth2
、sigv4
と同時に設定することはできません。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| enum | Azure クラウド。オプションは、'AzurePublic'、'AzureChina'、'AzureGovernment' です。
Enum: | false |
object |
| false | |
object |
| false | |
object |
| false |
6.21. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].azureAd.managedIdentity リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
managedIdentity は、Azure ユーザーが割り当てたマネージド ID を定義します。
-
oauth
またはsdk
と同時に設定することはできません。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | クライアント ID | true |
6.22. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].azureAd.oauth リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OAuth
は、認証に使用される oauth 設定を定義します。
-
managedIdentity
またはsdk
と同時に設定することはできません。 - Prometheus v2.48.0 以降が必要です。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
object |
| true | |
| string |
| true |
6.23. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].azureAd.oauth.clientSecret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
clientSecret
は、認証に使用される Azure Active Directory アプリケーションのクライアントシークレットを含む Secret のキーを指定します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.24. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].azureAd.sdk リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
SDK
は、認証に使用される Azure SDK 設定を定義します。
詳細は、Azure SDK Authentication を参照してください。
-
oauth
またはmanagedIdentity
と同時に設定することはできません。 - Prometheus 2.52.0 以降が必要です。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| false |
6.25. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].basicAuth リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
URL の BasicAuth 設定。
-
sigv4
、authorization
、oauth2
、azureAd
と同時に設定することはできません。
6.26. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].basicAuth.password リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
password
は、認証用のパスワードを含むシークレットのキーを指定します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.27. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].basicAuth.username リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
username
は、認証用のユーザー名を含むシークレットのキーを指定します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.28. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].metadataConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MetadataConfig
は、リモートストレージへのシリーズメタデータの送信を設定します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| boolean | メトリクスメタデータをリモートストレージに送信するかどうかを定義します。 | false |
| string | メトリクスメタデータをリモートストレージに送信する頻度を定義します。 | false |
6.29. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
URL の OAuth2 設定。
- Prometheus v2.27.0 以降が必要です。
-
sigv4
、authorization
、basicAuth
、azureAd
と同時に設定することはできません。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object |
| true | |
object |
| true | |
| string |
| true |
|
|
| false |
| string |
Prometheus v2.43.0 以降または Alertmanager 0.25.0 以降が必要です。 | false |
|
ProxyConnectHeader は、 Prometheus v2.43.0 以降または Alertmanager 0.25.0 以降が必要です。 | false | |
| boolean |
環境変数 Prometheus v2.43.0 以降または Alertmanager 0.25.0 以降が必要です。 | false |
| string |
| false |
|
|
| false |
object | OAuth2 サーバーに接続するときに使用する TLS 設定。 Prometheus v2.43.0 以降が必要です。 | false |
6.30. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.clientId リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
clientId
は、OAuth2 クライアントの ID を含む Secret または ConfigMap のキーを指定します。
6.31. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.clientId.configMap リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含む ConfigMap。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するキー。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | ConfigMap かそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.32. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.clientId.secret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含むシークレット。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.33. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.clientSecret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
clientSecret
は、OAuth2 クライアントのシークレットを含む Secret のキーを指定します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.34. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.proxyConnectHeader[key][index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
SecretKeySelector は、シークレットのキーを選択します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.35. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.tlsConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OAuth2 サーバーに接続するときに使用する TLS 設定。
- Prometheus v2.43.0 以降が必要です。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object | サーバー証明書の検証に使用される認証局。 | false | |
object | クライアント認証を行うときに提示するクライアント証明書。 | false | |
| boolean | ターゲット証明書の検証を無効にします。 | false |
object | ターゲットのクライアントキーファイルを含むシークレット。 | false | |
| enum | 許容可能な最大 TLS バージョン。 Prometheus v2.41.0 以降が必要です。
Enum: | false |
| enum | 許容可能な最小 TLS バージョン。 Prometheus v2.35.0 以降が必要です。
Enum: | false |
| string | ターゲットのホスト名を確認するために使用されます。 | false |
6.36. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.tlsConfig.ca リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サーバー証明書の検証に使用される認証局。
6.37. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.tlsConfig.ca.configMap リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含む ConfigMap。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するキー。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | ConfigMap かそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.38. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.tlsConfig.ca.secret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含むシークレット。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.39. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.tlsConfig.cert リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クライアント認証を行うときに提示するクライアント証明書。
6.40. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.tlsConfig.cert.configMap リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含む ConfigMap。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するキー。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | ConfigMap かそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.41. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.tlsConfig.cert.secret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含むシークレット。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.42. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].oauth2.tlsConfig.keySecret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットのクライアントキーファイルを含むシークレット。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.43. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].proxyConnectHeader[key][index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
SecretKeySelector は、シークレットのキーを選択します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.44. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].queueConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
QueueConfig を使用すると、リモート書き込みキューパラメーターを調整できます。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| false |
| integer |
| false |
| string |
| false |
| integer |
| false |
| integer |
| false |
| integer |
| false |
| string |
| false |
| integer |
| false |
| boolean | remote-write ストレージから 429 ステータスコードを受信すると再試行します。 これは 実験的な機能 であり、今後のリリースで重大な変更が加えられる可能性があります。 | false |
| string |
Prometheus v2.50.0 以降が必要です。 | false |
6.45. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].sigv4 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
sigv4 を使用して、URL に対して AWS の Signature Verification 4 を設定できます。
- Prometheus v2.26.0 以降が必要です。
-
authorization
、basicAuth
、oauth2
、azureAd
と同時に設定することはできません。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object |
| false | |
| string |
| false |
| string |
| false |
| string |
| false |
object |
| false |
6.46. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].sigv4.accessKey リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
AccessKey
は AWS API キーです。指定されていない場合は、環境変数 AWS_ACCESS_KEY_ID
が使用されます。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.47. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].sigv4.secretKey リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
SecretKey
は AWS API シークレットです。指定されていない場合は、環境変数 AWS_SECRET_ACCESS_KEY
が使用されます。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.48. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].tlsConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
URL に使用する TLS 設定。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object | サーバー証明書の検証に使用される認証局。 | false | |
| string | ターゲットに使用する Prometheus コンテナー内の CA 証明書へのパス。 | false |
object | クライアント認証を行うときに提示するクライアント証明書。 | false | |
| string | ターゲットの Prometheus コンテナー内のクライアント証明書ファイルへのパス。 | false |
| boolean | ターゲット証明書の検証を無効にします。 | false |
| string | ターゲットの Prometheus コンテナー内のクライアントキーファイルへのパス。 | false |
object | ターゲットのクライアントキーファイルを含むシークレット。 | false | |
| enum | 許容可能な最大 TLS バージョン。 Prometheus v2.41.0 以降が必要です。
Enum: | false |
| enum | 許容可能な最小 TLS バージョン。 Prometheus v2.35.0 以降が必要です。
Enum: | false |
| string | ターゲットのホスト名を確認するために使用されます。 | false |
6.49. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].tlsConfig.ca リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
サーバー証明書の検証に使用される認証局。
6.50. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].tlsConfig.ca.configMap リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含む ConfigMap。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するキー。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | ConfigMap かそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.51. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].tlsConfig.ca.secret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含むシークレット。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.52. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].tlsConfig.cert リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
クライアント認証を行うときに提示するクライアント証明書。
6.53. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].tlsConfig.cert.configMap リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含む ConfigMap。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するキー。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | ConfigMap かそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.54. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].tlsConfig.cert.secret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットに使用するデータを含むシークレット。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.55. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].tlsConfig.keySecret リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ターゲットのクライアントキーファイルを含むシークレット。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 参照先の名前。このフィールドは実質的には必須ですが、下位互換性のため空でもかまいません。ここで空の値を持つこの型のインスタンスは、ほぼ間違いなく間違っています。 詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
| boolean | シークレットかそのキーを定義する必要があるかどうかを指定します。 | false |
6.56. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.remoteWrite[index].writeRelabelConfigs[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
RelabelConfig を使用すると、ターゲット、アラート、スクレイピングされたサンプル、リモート書き込みサンプルのラベルセットを動的に書き換えることができます。
詳細は、Prometheus のドキュメント を参照してください。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| enum | 正規表現の一致に基づいて実行するアクション。
Enum:
デフォルト: | false |
| integer | ソースラベル値のハッシュを取得するためのモジュラス。
アクションが 形式: int64 | false |
| string | 抽出された値が一致する正規表現。 | false |
| string | 正規表現が一致する場合に置き換えアクションが実施される置換値。 正規表現キャプチャグループが利用可能です。 | false |
| string |
| false |
|
| ソースラベルは、既存のラベルから値を選択します。それらのコンテンツは、設定されたセパレータを使用して連結され、設定された正規表現と照合されます。 | false |
| string | 結果の文字列が置換で書き込まれるラベル。
正規表現キャプチャグループが利用可能です。 | false |
6.57. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.webTLSConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Prometheus Web サーバーの TLS オプションを設定します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object | Web サーバーの TLS パブリック証明書への参照。 | true | |
object | Web サーバーの証明書を検証するために使用されるルート認証局への参照。 | true | |
object | Web サーバーの TLS 秘密鍵への参照。 | true |
6.58. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.webTLSConfig.certificate リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの TLS パブリック証明書への参照。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
6.59. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.webTLSConfig.certificateAuthority リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの証明書を検証するために使用されるルート認証局への参照。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
6.60. MonitoringStack.spec.prometheusConfig.webTLSConfig.privateKey リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの TLS 秘密鍵への参照。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
6.61. MonitoringStack.spec.resourceSelector リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MonitoringStack
リソースのラベルセレクター。
-
すべてを監視するには、空のマップセレクターに設定します。たとえば、
resourceSelector: {}
です。 -
サービス検出を無効にするには、null に設定します。たとえば、
resourceSelector:
です。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
|
| false | |
|
|
| false |
6.62. MonitoringStack.spec.resourceSelector.matchExpressions[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ラベルセレクター要件は、値、キー、およびキーと値を関連付ける Operator を含むセレクターです。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| true |
|
|
| false |
6.63. MonitoringStack.spec.resources リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MonitoringStack
Pod のリソース要求および制限を定義します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
|
これはアルファフィールドであり、 このフィールドは変更不可能です。これはコンテナーにのみ設定できます。 | false | |
|
|
詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
|
|
詳細は、Kubernetes ドキュメント を参照してください。 | false |
6.64. MonitoringStack.spec.resources.claims[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ResourceClaim
は、PodSpec.ResourceClaims
内の 1 つのエントリーを参照します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| false |
6.65. MonitoringStack.spec.tolerations[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この Toleration
が割り当てられる Pod は、マッチング Operator <operator>
を使用してトリプル <key,value,effect>
と一致する taint を許容します。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| false |
| string |
| false |
| string |
| false |
| integer |
形式: int64 | false |
| string |
| false |
6.66. MonitoringStack.status リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MonitoringStackStatus
は、MonitoringStack
インスタンスの観測された状態を定義します。常に、クラスターの状態や外から再構築できる必要があります。
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
|
| true |
6.67. MonitoringStack.status.conditions[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
名前 | タイプ | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
形式: date-time | true |
| string |
| true |
| string |
| true |
| enum | 条件のステータス。
Enum: | true |
| string |
CamelCase または | true |
| integer |
形式: int64 最小値: 0 | false |
6.68. ThanosQuerier リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ThanosQuerier は、このスタックによって管理される Thanos クエリーコンポーネントの概要を示します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| true |
object |
| true | |
object |
| false | |
| object |
| false |
6.69. ThanosQuerier.spec リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ThanosQuerierSpec
は、単一の Thanos Querier インスタンスを定義します。これは、クエリーを行う MonitoringStack
インスタンスを選択するためのラベルセレクターと、オプションの namespace セレクター、および重複を排除するレプリカラベルのリストです。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object | 統合するモニタリングスタックを選択するためのセレクター。 | true | |
object |
| false | |
|
| false | |
object | Thanos Web サーバーの TLS オプションを設定します。 | false |
6.70. ThanosQuerier.spec.selector リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
統合するモニタリングスタックを選択するためのセレクター。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
|
| false | |
|
|
| false |
6.71. ThanosQuerier.spec.selector.matchExpressions[index] リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
ラベルセレクター要件は、値、キー、およびキーと値を関連付ける Operator を含むセレクターです。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string |
| true |
| string |
| true |
|
|
| false |
6.72. ThanosQuerier.spec.namespaceSelector リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
MonitoringStack
オブジェクトが検出される namespace を選択するためのセレクター。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| boolean | それらを制限するリストとは対照的に、すべての namespace が選択されているかどうかを説明するブール値。 | false |
|
| 名前空間名のリスト。 | false |
6.73. ThanosQuerier.spec.webTLSConfig リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Thanos Web サーバーの TLS オプションを設定します。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
object | Web サーバーの TLS パブリック証明書への参照。 | true | |
object | Web サーバーの証明書を検証するために使用されるルート認証局への参照。 | true | |
object | Web サーバーの TLS 秘密鍵への参照。 | true |
6.74. ThanosQuerier.spec.webTLSConfig.certificate リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの TLS パブリック証明書への参照。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
6.75. ThanosQuerier.spec.webTLSConfig.certificateAuthority リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの証明書を検証するために使用されるルート認証局への参照。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
6.76. ThanosQuerier.spec.webTLSConfig.privateKey リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Web サーバーの TLS 秘密鍵への参照。
名前 | 型 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
| string | 選択するシークレットのキー。有効な秘密鍵でなければなりません。 | true |
| string | 選択元となるオブジェクトの namespace 内にあるシークレットの名前。 | true |
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