1.6. Red Hat build of OpenTelemetry 3.3 のリリースノート


Red Hat build of OpenTelemetry は、Red Hat build of OpenTelemetry Operator を通じて提供されます。

Red Hat build of OpenTelemetry 3.3 は、オープンソースの OpenTelemetry リリース 0.107.0 に基づいています。

1.6.1. CVE

このリリースでは、以下の CVE が修正されました。

1.6.2. テクノロジープレビュー機能

この更新では、次のテクノロジープレビュー機能が導入されています。

  • Group-by-Attributes Processor
  • Transform Processor
  • Routing Connector
  • Prometheus Remote Write Exporter
  • LokiStack ログストアへのログのエクスポート
重要

これらの機能は、いずれもテクノロジープレビューのみの機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

1.6.3. 新機能および機能拡張

この更新では、次の機能拡張が導入されています。

  • Collector の内部メトリクスを表示し、Collector の健全性とパフォーマンスを分析するための Collector ダッシュボード。(TRACING-3768)
  • OpenTelemetry Collector と計装の両方で証明書を自動的に再ロードするためのサポート。(TRACING-4186)

1.6.4. バグ修正

この更新では、次のバグ修正が導入されています。

  • この更新前は、メトリクスエンドポイントにアクセスするための権限がなかったため、ServiceMonitor オブジェクトが Operator メトリクスを取得できませんでした。この更新により、Operator 監視が有効な場合に ServiceMonitor カスタムリソースが作成されるようになり、この問題が修正されました。(TRACING-4288)
  • この更新前は、Collector サービスとヘッドレスサービスの両方が同じエンドポイントを監視していたため、メトリクス収集と ServiceMonitor オブジェクトの重複が発生していました。この更新により、ヘッドレスサービスが作成されなくなり、この問題が修正されました。(OBSDA-773)
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