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1.3.6.4. 追加の install-config パラメーター

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install-config.yaml ファイルに必要なパラメーター hosts パラメーターおよび bmc パラメーターについては、以下の表を参照してください。

表1.1 必須パラメーター
パラメーターデフォルト説明

baseDomain

 

クラスターのドメイン名。例: example.com

sshKey

 

sshKey 設定には、コントロールプレーンノードおよびワーカーノードにアクセスするために必要な ~/.ssh/id_rsa.pub ファイルのキーが含まれます。通常、このキーは provisionaer ノードのキーです。

pullSecret

 

pullSecret 設定には、プロビジョナーノードの準備の際に Install OpenShift on Bare Metal ページからダウンロードしたプルシークレットのコピーが含まれます。

metadata:
    name:
 

OpenShift Container Platform クラスターに指定される名前。例: openshift

networking:
    machineCIDR:
 

外部ネットワークの公開 CIDR (Classless Inter-Domain Routing)。例: 10.0.0.0/24

compute:
  - name: worker
 

OpenShift Container Platform クラスターでは、ノードがゼロであってもワーカー (またはコンピュート) ノードの名前を指定する必要があります。

compute:
    replicas: 2
 

レプリカは、OpenShift Container Platform クラスターのワーカー (またはコンピュート) ノードの数を設定します。

controlPlane:
    name: master
 

OpenShift Container Platform クラスターには、コントロールプレーン (マスター) ノードの名前が必要です。

controlPlane:
    replicas: 3
 

レプリカは、OpenShift Container Platform クラスターの一部として含まれるコントロールプレーン (マスター) ノードの数を設定します。

provisioningNetworkInterface

 

プロビジョニングネットワークに接続されたコントロールプレーンノード上のネットワークインターフェイス名。

defaultMachinePlatform

 

プラットフォーム設定なしでマシンプールに使用されるデフォルト設定。

apiVIP

api.<clustername.clusterdomain>

内部 API 通信に使用する VIP。

この設定は、デフォルト名が正しく解決されるように DNS で指定するか、または事前に設定する必要があります。

disableCertificateVerification

False

redfish および redfish-virtualmedia では、このパラメーターで BMC アドレスを管理する必要があります。BMC アドレスに自己署名証明書を使用する場合は、値が True である必要があります。

ingressVIP

test.apps.<clustername.clusterdomain>

Ingress トラフィックに使用する VIP。

表1.2 オプションのパラメーター
パラメーターデフォルト詳細

provisioningDHCPRange

172.22.0.10,172.22.0.100

provisioning ネットワークでノードの IP 範囲を定義します。

provisioningNetworkCIDR

172.22.0.0/24

プロビジョニングに使用するネットワークの CIDR。このオプションは、provisioning ネットワークでデフォルトのアドレス範囲を使用しない場合に必要です。

clusterProvisioningIP

provisioningNetworkCIDR の 3 番目の IP アドレス。

プロビジョニングサービスが実行されるクラスター内の IP アドレス。デフォルトは、provisioning サブネットの 3 番目の IP アドレスに設定されます。例: 172.22.0.3.

bootstrapProvisioningIP

provisioningNetworkCIDR の 2 番目の IP アドレス

インストーラーがコントロールプレーン (マスター) ノードをデプロイしている間にプロビジョニングサービスが実行されるブートストラップ仮想マシンの IP。デフォルトは、provisioning サブネットの 2 番目の IP に設定されます。例: 172.22.0.2

provisioning ネットワークを使用しない場合、この値を、baremetal ネットワークで利用可能な IP アドレスに設定します。

externalBridge

baremetal

baremetal ネットワークに接続されているハイパーバイザーの baremetal ブリッジの名前。

provisioningBridge

provisioning

provisioning ネットワークに接続されている provisioner ホストの provisioning ブリッジの名前。

defaultMachinePlatform

 

プラットフォーム設定なしでマシンプールに使用されるデフォルト設定。

bootstrapOSImage

 

ブートストラップノードのデフォルトのオペレーティングシステムイメージを上書きするための URL。URL にはイメージの SHA-256 ハッシュが含まれている必要があります。例: https://mirror.openshift.com/rhcos-<version>-qemu.qcow2.gz?sha256=<uncompressed_sha256>;

clusterOSImage

 

クラスターノードのデフォルトオペレーティングシステムを上書きするための URL。URL には、イメージの SHA-256 ハッシュを含める必要があります。例: https://mirror.openshift.com/images/rhcos-<version>-openstack.qcow2.gz?sha256=<compressed_sha256>;

provisioningNetwork

 

provisioning ネットワークの要件を無効にするには、このパラメーターを Disabled に設定します。ユーザーは仮想メディアベースのプロビジョニングのみを実行するか、またはアシストインストールを使用してクラスターを起動することができます。電源管理を使用する場合は、マシンネットワークから BMC にアクセスできる必要があります。ユーザーは、プロビジョニングサービスに使用する外部ネットワークに 2 つの IP アドレスを指定する必要があります。DHCP、TFTP などを含むプロビジョニングネットワークを完全に管理するには、このパラメーターを managed (デフォルト) に設定します。

このパラメーターを unmanaged に設定してプロビジョニングネットワークを引き続き有効にしますが、DHCP の手動設定を行います。仮想メディアのプロビジョニングが推奨されますが、必要に応じて PXE を引き続き利用できます。

provisioningHostingIp

 

provisioningNetwork 設定が Disabled に設定されている場合、このパラメーターを baremetal ネットワークで利用可能な IP アドレスに設定します。

httpProxy

 

このパラメーターを、環境内で使用する適切な HTTP プロキシーに設定します。

httpsProxy

 

このパラメーターを、環境内で使用する適切な HTTPS プロキシーに設定します。

noProxy

 

このパラメーターを、環境内のプロキシーの使用に対する例外の一覧に設定します。

ホスト

hosts パラメーターは、クラスターのビルドに使用される個別のベアメタルアセットの一覧です。

名前

デフォルト

詳細

name

 

詳細情報に関連付ける BareMetalHost リソースの名前。例: openshift-master-0

role

 

ベアメタルノードのロール。master または worker のいずれか。

bmc

 

ベースボード管理コントローラーの接続詳細。詳細は、BMC アドレスのセクションを参照してください。

bootMACAddress

 

ホストが provisioning ネットワークを起動するために使用する NIC の MAC アドレス。

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