1.4.3.2. ログの検査
RHCOS イメージのダウンロードまたはアクセスに問題が発生した場合には、最初に install-config.yaml
設定ファイルで URL が正しいことを確認します。
RHCOS イメージをホストする内部 Web サーバーの例
bootstrapOSImage: http://<ip:port>/rhcos-43.81.202001142154.0-qemu.x86_64.qcow2.gz?sha256=9d999f55ff1d44f7ed7c106508e5deecd04dc3c06095d34d36bf1cd127837e0c clusterOSImage: http://<ip:port>/rhcos-43.81.202001142154.0-openstack.x86_64.qcow2.gz?sha256=a1bda656fa0892f7b936fdc6b6a6086bddaed5dafacedcd7a1e811abb78fe3b0
ipa-downloader
および coreos-downloader
コンテナーは、install-config.yaml
設定ファイルで指定されている Web サーバーまたは外部の quay.io レジストリーからリソースをダウンロードします。以下の 2 つのコンテナーが稼働していることを確認し、必要に応じてログを検査します。
-
ipa-downloader
-
coreos-downloader
手順
ブートストラップ仮想マシンにログインします。
$ ssh core@172.22.0.2
ブートストラップ仮想マシン内の
ipa-downloader
およびcoreos-downloader
コンテナーのステータスを確認します。[core@localhost ~]$ sudo podman logs -f ipa-downloader
[core@localhost ~]$ sudo podman logs -f coreos-downloader
ブートストラップ仮想マシンがイメージへの URL にアクセスできない場合、
curl
コマンドを使用して、仮想マシンがイメージにアクセスできることを確認します。すべてのコンテナーがデプロイメントフェーズで起動されているかどうかを示す
bootkube
ログを検査するには、以下を実行します。[core@localhost ~]$ journalctl -xe
[core@localhost ~]$ journalctl -b -f -u bootkube.service
dnsmasq
、mariadb
、httpd
、およびironic
を含むすべての Pod が実行中であることを確認します。[core@localhost ~]$ sudo podman ps
Pod に問題がある場合には、問題のあるコンテナーのログを確認します。
ironic-api
のログを確認するには、以下を実行します。[core@localhost ~]$ sudo podman logs <ironic-api>