1.3.6.6. ルートデバイスのヒント
rootDeviceHints
パラメーターは、インストーラーが Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージを特定のデバイスにプロビジョニングできるようにします。インストーラーは、検出順にデバイスを検査し、検出された値をヒントの値と比較します。インストーラーは、ヒント値に一致する最初に検出されたデバイスを使用します。この設定は複数のヒントを組み合わせることができますが、デバイスは、インストーラーがこれを選択できるようにすべてのヒントに一致する必要があります。
サブフィールド | 説明 |
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| ベンダー固有のデバイス識別子を含む文字列。ヒントは、実際の値のサブ文字列になります。 |
| デバイスのベンダーまたは製造元の名前が含まれる文字列。ヒントは、実際の値のサブ文字列になります。 |
| デバイスのシリアル番号を含む文字列。ヒントは、実際の値と完全に一致する必要があります。 |
| デバイスの最小サイズ (ギガバイト単位) を表す整数。 |
| 一意のストレージ ID を含む文字列。ヒントは、実際の値と完全に一致する必要があります。 |
| ベンダー拡張が追加された一意のストレージ ID を含む文字列。ヒントは、実際の値と完全に一致する必要があります。 |
| 一意のベンダーストレージ ID を含む文字列。ヒントは、実際の値と完全に一致する必要があります。 |
| デバイスがローテーションするディスクである (true) か、そうでないか (false) を示すブール値。 |
使用例
- name: master-0 role: master bmc: address: ipmi://10.10.0.3:6203 username: admin password: redhat bootMACAddress: de:ad:be:ef:00:40 rootDeviceHints: deviceName: "/dev/sda"