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5.3.3. CSI スナップショットコントローラー Operator について

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CSI スナップショットコントローラー Operator は openshift-cluster-storage-operator namespace で実行されます。これは、デフォルトですべてのクラスターの Cluster Version Operator (CVO) によってインストールされます。

CSI スナップショットコントローラー Operator は、openshift-cluster-storage-operator namespace で実行される CSI スナップショットコントローラーをインストールします。

5.3.3.1. ボリュームスナップショット CRD

OpenShift Container Platform のインストール時に、CSI スナップショットコントローラー Operator は、snapshot.storage.k8s.io/v1beta1 API グループに以下のスナップショットのカスタムリソース定義 (CRD) を作成します。

VolumeSnapshotContent

クラスター管理者がプロビジョニングしたクラスター内のボリュームのスナップショット。

PersistentVolume オブジェクトと同様に、VolumeSnapshotContent CRD はストレージバックエンドの実際のスナップショットを参照するクラスターリソースです。

手動でプロビジョニングされたスナップショットの場合、クラスター管理者は多くの VolumeSnapshotContent CRD を作成します。これらには、ストレージシステム内の実際のボリュームスナップショットの詳細が含まれます。

VolumeSnapshotContent CRD には namespace が使用されず、これはクラスター管理者によって使用されるものです。

VolumeSnapshot

PersistentVolumeClaim オブジェクトと同様に、VolumeSnapshot CRD はスナップショットの開発者要求を定義します。CSI スナップショットコントローラー Operator は、適切な VolumeSnapshotContent CRD で VolumeSnapshot CRD のバインディングを処理する CSI スナップショットコントローラーを実行します。バインディングは 1 対 1 のマッピングです。

VolumeSnapshot CRD には namespace が使用されます。開発者は、CRD をスナップショットの個別の要求として使用します。

VolumeSnapshotClass

クラスター管理者は、VolumeSnapshot CRD に属する異なる属性を指定できます。これらの属性は、ストレージシステムの同じボリュームで作成されるスナップショット間で異なる場合があります。この場合、それらは永続ボリューム要求 (PVC) の同じストレージクラスを使用して表現できません。

VolumeSnapshotClass CRD は、スナップショットの作成時に使用する csi-external-snapshotter サイドカーのパラメーターを定義します。これにより、ストレージバックエンドは、複数のオプションがサポートされる場合に動的に作成するスナップショットの種類を認識できます。

動的にプロビジョニングされるスナップショットは VolumeSnapshotClass CRD を使用して、スナップショットの作成時に使用するストレージプロバイダー固有のパラメーターを指定します。

VolumeSnapshotContentClass CRD には namespace が使用されず、クラスター管理者がストレージバックエンドのグローバル設定オプションを有効にするために使用します。

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