11.3.4. Node.js 関数の戻り値
この関数は有効な JavaScript タイプを返すことができます。がそれ以外は戻り値を持たせないようにすることもできます。関数に戻り値が指定されておらず、失敗を指定しないと、呼び出し元は 204 No Content
応答を受け取ります。
関数は、CloudEvent または Message
オブジェクトを返してイベントを Knative Eventing システムにプッシュすることもできます。この場合に、開発者は CloudEvent メッセージング仕様の理解や実装は必要ありません。返された値からのヘッダーおよびその他の関連情報は抽出され、応答で送信されます。
例
function handle(context, customer) { // process customer and return a new CloudEvent return new CloudEvent({ source: 'customer.processor', type: 'customer.processed' }) }
11.3.4.1. 返されるヘッダー
headers
プロパティーを return
オブジェクトに追加して応答ヘッダーを設定できます。これらのヘッダーは抽出され、呼び出し元に応答して送信されます。
応答ヘッダーの例
function handle(context, customer) { // process customer and return custom headers // the response will be '204 No content' return { headers: { customerid: customer.id } }; }