第5章 3scale の変更点


注記

3scale 2.14 では、標準の 3scale デプロイメントの一部としてクラスター内にデータベースをデプロイするサポートは非推奨となりました。3scale 2.16 では、Red Hat はクラスター内かクラスター外かを問わず、セルフデプロイされたデータベースのみをサポートします。

このセクションでは、現在と今後の 3scale の変更を記載します。

非推奨の機能

  • 3scale の OpenTracing サポートは非推奨となり、代わりに OpenTelemetry が採用されました。次期バージョン 3scale 2.16 では、OpenTracing は利用できなくなります。
  • 3scale Toolbox コマンドラインツールは非推奨となり、今後は機能強化は行われません。プロビジョニングと自動化のニーズには、3scale Application Capabilities Operator を使用することが推奨されます。
  • OpenShift APIs for Data Protection は、3scale の標準かつ推奨されるバックアップおよび復元メカニズムになりました。古いバックアップおよび復元手順 は非推奨となり、今後のバージョンのドキュメントから削除される予定です。
  • 3scale は、Redis 設定のスレーブをサポートしなくなりました。スレーブが内部 Redis 設定で有効になっていると、Operator がそれをオーバーライドして無効にします。
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