第14章 契約条件の設定
開発者がご自分の API にサインアップするのを許可する場合、アクセス権限を付与する前に開発者に契約条件に同意してもらい、ポリシーを明確にする必要が生じます。
開発者に守ってもらう契約条件には、さまざまなバージョンが存在する可能性があります。これらは、登録プロセス中のさまざまなステップで簡単に設定できます。以下に例を示します。
- サインアップの契約条件
- アプリケーションの契約条件
- サービス/サブスクリプションの契約条件 (複数のサービスがある場合のみ利用可能)
さらに、API の使用を有料にする場合は、クレジットカードポリシーを明示しなければならない場合があります。3scale では、以下のようなクレジットカードポリシーの URL を簡単に設定することができます。
- 法律上の条件
- プライバシー
- 払い戻し
14.1. 契約条件
ワークフローのこの部分は、下記の手順に従い、管理ポータルで簡単に設定することができます。
Audience > Developer Portal > Signup の順に移動すると、サインアップの契約条項を入力するブランクページが表示されます。HTML、JavaScript、および CSS を自由に組み合わせて使用できます。また、Insert toggling code をクリックすると、トグルコードが提示されます。このボックスで作成するコンテンツは、デベロッパーポータルの Signup ページで Sign Up ボタンのすぐ上に表示されます。
契約条件を入力したら、Update をクリックして保存します。
トグルコードを使用している場合、By signing up you agree to the following Legal Terms and Conditions の後に、指定した契約条件の表示と非表示を切り替えるリンクが表示されます。
この契約条件は、デフォルトでは Signup ページに配置されますが、デベロッパーポータルのどこにでも含めることができるパーシャル (signup_licence) です。Signup ページからこの契約条件を削除するには、ページから {% include 'signup_licence' %}
の行を削除するだけです。同様に、他の場所にこれを含める場合には、スニペットによって同じパーシャルを使用し、デベロッパーポータルのどこにでも配置することができます。
また、ユーザーが新しいアプリケーションを作成する場合 (new_application_licence
パーシャル)、または新しいサービスをサブスクライブする場合 (service_subscription_licence
パーシャル) には、別の契約条件のセットを承諾してもらう必要が生じます。これらを設定するには、上で概説したものと同じ手順に従います。