第7章 Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes でのクラスターの作成
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes を使用した、クラウドプロバイダー全体にクラスターを作成する方法を説明します。
- Amazon Web Services でのクラスターの作成
- Google Cloud Platform でのクラスターの作成
- Microsoft Azure でのクラスターの作成
- ベアメタルでのクラスターの作成 (Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.4 以降が必要)
7.1. Amazon Web Services でのクラスターの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールを使用して、Amazon Web Services (AWS) で Red Hat OpenShift Container Platform クラスターを作成できます。
7.1.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
AWS でクラスターを作成する前に、以下の前提条件を満たす必要があります。
- Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes のハブクラスターをデプロイしている。
- Amazon Web Services で Kubernetes クラスターを作成できるようにする Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes ハブクラスターでのインターネットアクセスがある。
- AWS プロバイダー接続。詳細は、「 Amazon Web Services のプロバイダー接続の作成」を 参照してください。
- AWS で設定されたドメイン。ドメインの設定方法は、「AWS アカウントの設定」を参照してください。
- ユーザー名、パスワード、アクセスキー ID およびシークレットアクセスキーなど、Amazon Web Services (AWS) のログイン認証情報。Understanding and Getting Your Security Credentials を参照してください。
- Red Hat OpenShift イメージプルシークレット。「イメージプルシークレットの使用」を参照してください。
注記: クラウドプロバイダーのアクセスキーを変更した場合に、プロビジョニングしたクラスターアクセスキーを手動で更新する必要があります。詳細は、既知の問題「プロビジョニングしたクラスターのシークレットの自動更新はサポートされない」を参照してください。
7.1.2. Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールでのクラスターの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールからクラスターを作成するには、以下の手順を実行します。
- ナビゲーションメニューから Automate infrastructure > Clusters に移動します。
- クラスターページで Add Cluster をクリックします。
Create a cluster を選択します。
注記この手順では、クラスターを作成します。既存のクラスターをインポートする場合には、「 ハブクラスターへのターゲットのマネージドクラスターのインポート」の 手順を参照してください。
クラスターの名前を入力します。この名前はクラスターのホスト名で使用されます。
ヒントコンソールに情報を入力する時に
yamlコンテンツの更新内容を表示するには、YAML を ON に切り替えるように設定します。- インフラストラクチャープラットフォーム向けの Amazon Web Services を選択します。
- クラスターに使用する リリースイメージ を指定します。このリリースイメージで、クラスターの作成に使用される Red Hat OpenShift Container Platform イメージのバージョンを特定します。使用するバージョンが利用可能な場合は、イメージの一覧からイメージを選択できます。標準イメージ以外のイメージを使用する場合は、使用するイメージへの url を入力できます。リリース イメージの 詳細は、「リリースイメージ」を参照してください。
- 利用可能な接続一覧から、お使いのプロバイダー接続を選択します。プロバイダー接続が設定されていない場合や、新規のプロバイダー接続を設定する場合には、Add connection を参照してください。プロバイダー接続の作成に関する詳細は、「Amazon Web Services のプロバイダー接続の作成」を参照してください。
- AWS アカウントに設定したベースドメイン情報を入力します。選択したプロバイダー接続にベースドメインが紐付けされている場合には、その値がこのフィールドに設定されます。値を上書きすると変更できます。詳細は、「AWS アカウントの設定」を参照してください。この名前はクラスターのホスト名で使用されます。
- クラスターに関連付ける Label を追加します。これらのラベルは、クラスターを特定し、検索結果を絞り込むのに役立ちます。
クラスターの ノードプール を設定します。
ノードプールは、クラスターに使用されるノードの場所とサイズを定義します。
Region は、ノードの地理的な配置場所を指定します。リージョンが近くにある場合にはパフォーマンスの速度が向上しますが、リージョンの距離が離れると、より分散されます。
- マスタープール: マスタープールには、クラスター向けに作成されたマスターノードが 3 つあります。マスターノードは、クラスターアクティビティーの管理を共有します。より分散されているマスターノードグループでは、リージョンで複数のゾーンを選択できます。インスタンスの作成後にインスタンスのタイプやサイズを変更できますが、このセクションで指定することもできます。デフォルト値は、ルートストレージ 500 GiB の mx4.xlarge - 4 vCPU, 16 GiB RAM - General Purpose です。
- ワーカープール: ワーカープールに 1 つまたは複数のワーカーノードを作成し、クラスターのコンテナーワークロードを実行できます。ワーカーノードは、ワーカープール 1 つに所属することも、複数のワーカープールに分散させることもできます。
- オプション: クラスターネットワークオプションを設定します。
- オプション: クラスターのラベルを設定します。
Create をクリックします。作成およびインポートプロセスを完了すると、クラスターの詳細を表示できます。
注記クラスターのインポートには、クラスターの詳細で提示された
kubectlコマンドを実行する必要はありません。クラスターを作成すると、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes で管理されるように自動的に設定されます。
7.1.3. クラスターへのアクセス リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes で管理されるクラスターにアクセスするには、以下の手順を実行します。
- Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes ナビゲーションメニューで Automate infrastructure > Clusters に移動します。
- 作成したクラスターまたはアクセスするクラスターの名前を選択します。クラスターの詳細が表示されます。
- Reveal credentials を選択し、クラスターのユーザー名およびパスワードを表示します。クラスターにログインする際に使用するため、この値を書き留めてください。
- クラスターにリンクする Console URL を選択します。
- 手順 3 で確認したユーザー ID およびパスワードを使用して、クラスターにログインします。
- アクセスするクラスターの Actions メニューを選択します。
Launch to cluster を 選択します。
ヒントすでにログイン情報が分かっている場合には、クラスターの Actions メニューにアクセスして、Launch to cluster を選択します。
7.1.4. マネージメントからのクラスターの削除 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes で作成したマネージメントから、Red Hat OpenShift Container Platform クラスターを削除すると、このクラスターをデタッチ するか、破棄 できます。
クラスターをデタッチするとマネージメントから削除されますが、完全に削除されません。管理下に戻す場合には、もう一度インポートし直すことができます。このオプションは、クラスターが Ready 状態にある場合にだけ利用できます。
クラスターを破棄すると、マネージメントから削除され、クラスターのコンポーネントが削除されます。こちらは、完全に削除されるので、削除後に管理下に戻すことはできません。
- ナビゲーションメニューから Automate infrastructure > Clusters に移動します。
- 削除するクラスターの横にあるオプションメニューを選択します。
- Destroy cluster または Detach cluster を選択します。
複数のクラスターをデタッチまたは破棄するには、デタッチまたは破棄するクラスターのチェックボックスを選択します。次に、Detach または Destroy を選択します。