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アクセス制御

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Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes 2.10

アクセス制御

概要

ユーザーによる、特定のロールを実行するために必要なリソースへのアクセスを可能にします。

第1章 アクセス制御

手動によるアクセス制御の作成および管理が必要になる場合もあります。IAM (Identity and Access Management) にワークロードをオンボードするには、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes の 認証 サービス要件を設定する必要があります。詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメントの 認証について認証について を参照してください。

ロールベースのアクセス制御および認証では、ユーザーに関連付けられたロールおよび認証情報を識別します。アクセスおよび認証情報の詳細は、以下のドキュメントを参照してください。

必要なアクセス権限: クラスターの管理者

1.1. ロールベースのアクセス制御

Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes は、ロールベースのアクセス制御 (RBAC) に対応しています。ロールによって実行できるアクションが決まります。RBAC は、Red Hat OpenShift Container Platform と同様に Kubernetes の認可メカニズムに基づいています。RBAC の詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメント の OpenShift RBAC の概要を参照してください。

注記: ユーザーロールのアクセスが許可されていない場合、コンソールのアクションボタンは無効になります。

1.1.1. ロールの概要

クラスター別の製品リソースと、スコープに namespace が指定されている製品リソースがあります。アクセス制御に一貫性を持たせるため、クラスターのロールバインディングと、namespace のロールバインディングをユーザーに適用する必要があります。Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes でサポートされている以下のロール定義の表を参照してください。

表1.1 ロール定義の表

ロール

定義

cluster-admin

これは OpenShift Container Platform のデフォルトのロールです。cluster-admin ロールへのクラスターバインディングがあるユーザーは、すべてのアクセス権限を持つ OpenShift Container Platform のスーパーユーザーです。

open-cluster-management:cluster-manager-admin

open-cluster-management:cluster-manager-admin ロールへのクラスターバインディングがあるユーザーは、すべてのアクセス権限を持つ Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes のスーパーユーザーです。このロールを指定すると、ユーザーは ManagedCluster リソースを作成できます。

open-cluster-management:admin:<managed_cluster_name>

open-cluster-management:admin:<managed_cluster_name> ロールへのクラスターバインディングがあるユーザーには、<managed_cluster_name> という名前の ManagedCluster リソースに管理者アクセス権が付与されます。ユーザーにマネージドクラスターがある場合は、このロールが自動的に作成されます。

open-cluster-management:view:<managed_cluster_name>

open-cluster-management:view:<managed_cluster_name> ロールへのクラスターバインディングがあるユーザーには、<managed_cluster_name> という名前の ManagedCluster リソースの表示権限が付与されます。

open-cluster-management:managedclusterset:admin:<managed_clusterset_name>

open-cluster-management:managedclusterset:admin:<managed_clusterset_name> ロールへのクラスターバインディングがあるユーザーには、<managed_clusterset_name> という名前の ManagedCluster リソースの管理者アクセス権が付与されます。また、ユーザーには managedcluster.cluster.open-cluster-management.ioclusterclaim.hive.openshift.ioclusterdeployment.hive.openshift.io および clusterpool.hive.openshift.io リソースへの管理者アクセス権があります。これには、cluster.open-cluster-management.io/clusterset=<managed_clusterset_name> のマネージドクラスターセットのラベルが付いています。ロールバインディングは、クラスターセットの使用時に自動的に生成されます。リソースの管理方法は、ManagedClusterSet の作成 を参照してください。

open-cluster-management:managedclusterset:view:<managed_clusterset_name>

open-cluster-management:managedclusterset:view:<managed_clusterset_name> ロールへのクラスターバインディングがあるユーザーには、<managed_clusterset_name>` という名前の ManagedCluster リソースへの表示権限が付与されます。また、ユーザーには managedcluster.cluster.open-cluster-management.ioclusterclaim.hive.openshift.ioclusterdeployment.hive.openshift.io および clusterpool.hive.openshift.io リソースの表示権限があります。これには、cluster.open-cluster-management.ioclusterset=<managed_clusterset_name> のマネージドクラスターセットのラベルが付いています。マネージドクラスターセットのリソース管理方法の詳細は、ManagedClusterSet の作成 を参照してください。

open-cluster-management:subscription-admin

open-cluster-management:subscription-admin ロールが割り当てられたユーザーは、Git サブスクリプションを作成して、リソースを複数の namespace にデプロイできます。リソースは、サブスクライブされた Git リポジトリーの Kubernetes リソース YAML ファイルで指定されます。注記: non-subscription-admin ユーザーがサブスクリプションを作成すると、リソースに指定された namespace に関係なく、すべてのリソースがサブスクリプションの namespace にデプロイされます。詳細は、アプリケーションライフサイクル RBAC セクションを参照してください。

admin、edit、view

admin、edit、および view は OpenShift Container Platform のデフォルトロールです。これらのロールに対して namespace に限定されたバインディングが指定されているユーザーは、特定の namespace 内の open-cluster-management リソースにアクセスでき、同じロールに対してクラスター全体のバインディングが指定されている場合は、クラスター全体の全 open-cluster-management リソースにアクセスできます。

open-cluster-management:managedclusterset:bind:<managed_clusterset_name>

open-cluster-management:managedclusterset:bind:<managed_clusterset_name> ロールが割り当てられたユーザーには、<managed_clusterset_name> というマネージドクラスターリソースの表示権限が付与されます。ユーザーは <managed_clusterset_name> を namespace にバインドできます。また、ユーザーには managedcluster.cluster.open-cluster-management.ioclusterclaim.hive.openshift.ioclusterdeployment.hive.openshift.io および clusterpool.hive.openshift.io リソースの表示権限があります。これは、cluster.open-cluster-management.io/clusterset=<managed_clusterset_name> のマネージドクラスターセットのラベルが付いています。リソースの管理方法は、ManagedClusterSet の作成 を参照してください。

重要:

  • ユーザーは OpenShift Container Platform からプロジェクトを作成できます。これにより、namespace の管理者ロール権限が付与されます。
  • ユーザーがクラスターへのロールアクセスを持っていない場合、クラスター名は表示されません。クラスター名は、- の記号で表示される場合があります。

詳細は、ロールベースのアクセス制御の実装 を参照してください。

1.2. ロールベースのアクセス制御の実装

Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes RBAC は、コンソールレベルと API レベルで検証されます。コンソール内のアクションは、ユーザーのアクセスロールの権限に基づいて有効化/無効化できます。

マルチクラスターエンジン Operator は、Red Hat Advanced Cluster Management の前提条件であり、クラスターライフサイクル機能です。マルチクラスターエンジン Operator を使用してクラスターの RBAC を管理する場合は、Kubernetes オペレーターのクラスターライフサイクルマルチクラスターエンジンのロールベースのアクセス制御 ドキュメントの RBAC ガイダンスを使用してください。

Red Hat Advanced Cluster Management の特定のライフサイクルにおける RBAC の詳細は、以下のセクションを参照してください。

1.2.1. アプリケーションライフサイクル RBAC

アプリケーションの作成時に、subscription namespace が作成され、configuration map が subscription namespace に作成されます。channel namespace へのアクセス権も必要です。サブスクリプションを適用する場合は、サブスクリプションの管理者である必要があります。アプリケーションの管理の詳細は、サブスクリプション管理者としての許可および拒否リストの作成 を参照してください。

以下のアプリケーションライフサイクル RBAC 操作を確認してください。

  • username という名前のユーザーを使用して、すべてのマネージドクラスターでアプリケーションを作成および管理します。クラスターロールバインディングを作成し、username にバインドする必要があります。以下のコマンドを実行します。

    oc create clusterrolebinding <role-binding-name> --clusterrole=open-cluster-management:cluster-manager-admin --user=<username>

    このロールはスーパーユーザーであるため、すべてのリソースとアクションにアクセスできます。このロールを使用して、アプリケーションの namespace および namespace 内のすべてのアプリケーションリソースを作成できます。

  • 複数の namespace にリソースをデプロイするアプリケーションを作成します。open-cluster-management:subscription-admin クラスターロールにバインドするクラスターロールを作成し、username という名前のユーザーにバインドする必要があります。以下のコマンドを実行します。

    oc create clusterrolebinding <role-binding-name> --clusterrole=open-cluster-management:subscription-admin --user=<username>
  • username ユーザーを使用して、cluster-name マネージドクラスター内でアプリケーションを作成および管理します。以下のコマンドを入力して、open-cluster-management:admin:<cluster-name> クラスターロールへのバインドを作成し、username にバインドする必要があります。

    oc create clusterrolebinding <role-binding-name> --clusterrole=open-cluster-management:admin:<cluster-name> --user=<username>

    このロールには、マネージドクラスター cluster-name のすべての application リソースに対する読み取りおよび書き込み権限があります。他のマネージドクラスターへのアクセスが必要な場合は、この操作を繰り返します。

  • 以下のコマンドを入力し、admin ロールを使用して application namespace にバインドする namespace ロールを作成し、それを username にバインドします。

    oc create rolebinding <role-binding-name> -n <application-namespace> --clusterrole=admin --user=<username>

    このロールには、application namespace のすべての application リソースに対する読み取りおよび書き込み権限があります。他のアプリケーションへのアクセスが必要な場合や、アプリケーションが複数の namespace にデプロイされる場合は、これを繰り返します。

  • リソースを複数の namespace にデプロイするアプリケーションを作成できます。以下のコマンドを入力して、open-cluster-management:subscription-admin クラスターロールへのバインドを作成し、username にバインドします。

    oc create clusterrolebinding <role-binding-name> --clusterrole=open-cluster-management:subscription-admin --user=<username>
  • username という名前のユーザーで cluster-name という名前のマネージドクラスター上のアプリケーションを表示するには、open-cluster-management:view: クラスターロールにバインドするクラスターロールを作成し、username にバインドします。以下のコマンドを入力します。

    oc create clusterrolebinding <role-binding-name> --clusterrole=open-cluster-management:view:<cluster-name> --user=<username>

    このロールは、マネージドクラスター cluster-name のすべての application リソースに対する読み取り権限があります。他のマネージドクラスターへのアクセスが必要な場合は、この操作を繰り返します。

  • view ロールを使用して application namespace にバインドする namespace ロールを作成し、それを username にバインドします。以下のコマンドを入力します。

    oc create rolebinding <role-binding-name> -n <application-namespace> --clusterrole=view --user=<username>

    このロールには、application の namespace にあるすべての application リソースに対する読み取り権限があります。他のアプリケーションへのアクセスが必要な場合は、この操作を繰り返します。

1.2.1.1. アプリケーションライフサイクルのコンソールと API RBAC テーブル

アプリケーションライフサイクルの以下のコンソールおよび API RBAC の表を表示します。

表1.2 アプリケーションライフサイクルのコンソール RBAC の表
リソース管理編集表示

アプリケーション

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

チャネル

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

サブスクリプション

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

表1.3 アプリケーションライフサイクルの API RBAC の表
API管理編集表示

applications.app.k8s.io

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

channels.apps.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

deployables.apps.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

helmreleases.apps.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

placements.apps.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

placementrules.apps.open-cluster-management.io (非推奨)

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

subscriptions.apps.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

configmaps

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

secrets

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

namespace

create, read, update, delete

create, read, update, delete

read

1.2.2. ガバナンスライフサイクル RBAC

ガバナンスライフサイクル操作を実行するには、ポリシーが作成される namespace、およびポリシーが適用されるマネージドクラスターへのアクセス権が必要です。マネージドクラスターは、namespace にバインドされる ManagedClusterSet の一部でもある必要があります。ManagedClusterSet の詳細は、ManagedClusterSets の概要 を参照してください。

1 つ以上の ManagedClusterSets がバインドされた rhacm-policies などの namespace を選択し、namespace 内に Placement オブジェクトを作成するためのアクセス権を取得したら、次の操作を表示します。

  • PolicyPlacementBinding、および PolicyAutomation の編集アクセス権を指定して rhacm-edit-policy という名前の ClusterRole を作成するには、次のコマンドを実行します。

    oc create clusterrole rhacm-edit-policy --resource=policies.policy.open-cluster-management.io,placementbindings.policy.open-cluster-management.io,policyautomations.policy.open-cluster-management.io,policysets.policy.open-cluster-management.io --verb=create,delete,get,list,patch,update,watch
  • rhacm-policies namespace にポリシーを作成するには、以前に作成した ClusterRole を使用して、rhacm-policies namespace に rhacm-edit-policy などの namespace RoleBinding を作成します。以下のコマンドを実行します。

    oc create rolebinding rhacm-edit-policy -n rhacm-policies --clusterrole=rhacm-edit-policy --user=<username>
  • マネージドクラスターのポリシーステータスを表示するには、ハブクラスターのマネージドクラスターの namespace でポリシーを表示するパーミッションが必要です。OpenShift view ClusterRole などの view アクセス権がない場合は、次のコマンドを使用して、ポリシーへの表示アクセス権を持つ ClusterRole (rhacm-view-policy など) を作成します。

    oc create clusterrole rhacm-view-policy --resource=policies.policy.open-cluster-management.io --verb=get,list,watch
  • 新しい ClusterRole をマネージドクラスターの namespace にバインドするには、次のコマンドを実行して namespace RoleBinding を作成します。

    oc create rolebinding rhacm-view-policy -n <cluster name> --clusterrole=rhacm-view-policy --user=<username>
1.2.2.1. ガバナンスライフサイクルのコンソールと API RBAC テーブル

以下は、ガバナンスライフサイクルのコンソールおよび API RBAC の表です。

表1.4 ガバナンスライフサイクルのコンソール RBAC の表
リソース管理編集表示

ポリシー

create, read, update, delete

read, update

read

PlacementBindings

create, read, update, delete

read, update

read

Placements

create, read, update, delete

read, update

read

PlacementRules (非推奨)

create, read, update, delete

read, update

read

PolicyAutomations

create, read, update, delete

read, update

read

表1.5 ガバナンスライフサイクルの API RBAC の表
API管理編集表示

policies.policy.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

read, update

read

placementbindings.policy.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

read, update

read

policyautomations.policy.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

read, update

read

クラスターのセキュリティー保護に関する詳細は、セキュリティーの概要 を参照してください。

1.2.3. 可観測性の RBAC

マネージドクラスターの可観測性メトリクスを表示するには、ハブクラスター上のそのマネージドクラスターに対する view 権限が必要です。以下の可観測性機能のリストを参照してください。

  • マネージドクラスターのメトリクスへのアクセス

    ユーザーがハブクラスター上のマネージドクラスターの view ロールに割り当てられていない場合、ユーザーによるマネージドクラスターメトリクスへのアクセスは拒否されます。次のコマンドを実行して、マネージドクラスターの namespace で managedClusterView ロールの作成権限がユーザーにあるかを確認します。

    oc auth can-i create ManagedClusterView -n <managedClusterName> --as=<user>

    クラスター管理者として、マネージドクラスターの namespace に managedClusterView ロールを作成します。以下のコマンドを実行します。

    oc create role create-managedclusterview --verb=create --resource=managedclusterviews -n <managedClusterName>

    次に、ロールバインドを作成してロールをユーザーに適用し、バインドします。以下のコマンドを実行します。

    oc create rolebinding user-create-managedclusterview-binding --role=create-managedclusterview --user=<user>  -n <managedClusterName>
  • リソースの検索

    ユーザーがリソースタイプにアクセスできるか確認するには、次のコマンドを使用します。

    oc auth can-i list <resource-type> -n <namespace> --as=<rbac-user>

    注記: <resource-type> は複数形にする必要があります。

  • Grafana で可観測性データを表示するには、マネージドクラスターの同じ namespace に RoleBinding リソースが必要です。

    以下は RoleBinding の例です。

    kind: RoleBinding
    apiVersion: rbac.authorization.k8s.io/v1
    metadata:
     name: <replace-with-name-of-rolebinding>
     namespace: <replace-with-name-of-managedcluster-namespace>
    subjects:
     - kind: <replace with User|Group|ServiceAccount>
       apiGroup: rbac.authorization.k8s.io
       name: <replace with name of User|Group|ServiceAccount>
    roleRef:
     apiGroup: rbac.authorization.k8s.io
     kind: ClusterRole
     name: view

詳細は、ロールバインディングポリシー を参照してください。可観測性を設定するには、可観測性のカスタマイズ を参照してください。

1.2.3.1. 可観測性ライフサイクルのコンソールと API RBAC テーブル

可観測性のコンポーネントを管理する場合は、以下の API RBAC の表を確認してください。

表1.6 可観測性の API RBAC の表

API

管理

編集

表示

multiclusterobservabilities.observability.open-cluster-management.io

create, read, update, delete

read, update

read

searchcustomizations.search.open-cluster-management.io

create、get、list、watch、update、delete、patch

-

-

policyreports.wgpolicyk8s.io

get, list, watch

get, list, watch

get, list, watch

1.3. 独自の可観測性認証局 (CA) 証明書の導入

Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes をインストールすると、可観測性のための認証局 (CA) 証明書のみがデフォルトで提供されます。Red Hat Advanced Cluster Management によって生成されたデフォルトの可観測性 CA 証明書を使用しない場合は、可観測性を有効にする前に独自の可観測性 CA 証明書を使用することを選択できます。

1.3.1. OpenSSL コマンドを使用した CA 証明書の生成

可観測性には、サーバー側、クライアント側の 2 つの CA 証明書が必要です。

  • 以下のコマンドを使用して、CA RSA 秘密鍵を生成します。

    openssl genrsa -out serverCAKey.pem 2048
    openssl genrsa -out clientCAKey.pem 2048
  • 秘密鍵を使用して自己署名 CA 証明書を生成します。以下のコマンドを実行します。

    openssl req -x509 -sha256 -new -nodes -key serverCAKey.pem -days 1825 -out serverCACert.pem
    openssl req -x509 -sha256 -new -nodes -key clientCAKey.pem -days 1825 -out clientCACert.pem

1.3.2. 独自の可観測性 CA 証明書に関連付けられたシークレットの作成

シークレットを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. 証明書および秘密鍵を使用して observability-server-ca-certs シークレットを作成します。以下のコマンドを実行します。

    oc -n open-cluster-management-observability create secret tls observability-server-ca-certs --cert ./serverCACert.pem --key ./serverCAKey.pem
  2. 証明書および秘密鍵を使用して observability-client-ca-certs シークレットを作成します。以下のコマンドを実行します。

    oc -n open-cluster-management-observability create secret tls observability-client-ca-certs --cert ./clientCACert.pem --key ./clientCAKey.pem

1.3.3. 関連情報

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