第4章 サポートされている Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes ポリシー


Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes でポリシーの作成および管理時に、ハブクラスターでのルール、プロセス、制御の定義方法を説明するサポート対象のポリシーを確認します。

4.1. サンプル設定ポリシーの表

次のサンプル設定ポリシーを表示します。

表4.1 設定ポリシーの表のリスト
ポリシーのサンプル説明

namespace ポリシー

環境の分離と namespace を使用した命名の一貫性を確保します。Kubernetes Namespace のドキュメント を参照してください。

Pod ポリシー

クラスターのワークロード設定を確認します。Kubernetes Pod のドキュメント を参照してください。

メモリー使用状況のポリシー

制限範囲を使用してワークロードリソースの使用を制限します。制限範囲のドキュメント を参照してください。

Pod セキュリティーポリシー (非推奨)

一貫したワークロードセキュリティーを確保します。Kubernetes Pod セキュリティーポリシーのドキュメント を参照してください。

ロールポリシー
ロールバインディングポリシー

ロールとロールバインディングを使用して、ロールのアクセス権限とバインディングを管理します。Kubernetes RBAC のドキュメント を参照してください。

SCC (Security Context Constraints) ポリシー

Security Context Constraints を使用してワークロードのアクセス権限を管理します。OpenShift Container Platform ドキュメントの SCC (Security Context Constraints) の管理 を参照してください。

ETCD 暗号化ポリシー

etcd 暗号化でデータセキュリティーを確保します。OpenShift Container Platform ドキュメントの etcd データの暗号化 を参照してください。

Compliance Operator ポリシー

Compliance Operator をデプロイして、OpenSCAP を利用するクラスターのコンプライアンス状態をスキャンして適用します。OpenShift Container Platform ドキュメントの Compliance Operator について を参照してください。

Compliance Operator E8 のスキャン

Compliance Operator ポリシーを適用した後、Essential 8 (E8) スキャンをデプロイして、E8 セキュリティープロファイルへの準拠を確認します。OpenShift Container Platform ドキュメントの Compliance Operator について を参照してください。

Compliance Operator CIS のスキャン

Compliance Operator ポリシーを適用した後、Center for Internet Security (CIS) スキャンをデプロイメントして、CIS セキュリティープロファイルへの準拠を確認します。OpenShift Container Platform ドキュメントの Compliance Operator について を参照してください。

イメージ脆弱性ポリシー

Container Security Operator をデプロイし、クラスターで実行されている Pod で既知のイメージの脆弱性を検出します。Container Security Operator GitHub リポジトリーを参照してください。

Gatekeeper Operator の配置

Gatekeeper は、Open Policy Agent (OPA) ポリシーエンジンによって実行されるカスタムリソース定義ベースのポリシーを適用するアドミッション Webhook です。Gatekeeper のドキュメントを参照してください。Gatekeeper のインストールには Gatekeeper Operator が利用できます。詳細は、gatekeeper Operator の概要 を参照してください。

Gatekeeper のコンプライアンスポリシー

Gatekeeper をクラスターにデプロイした後、このサンプルの Gatekeeper ポリシーをデプロイして、クラスター上に作成された namespace が指定どおりにラベル付けされるようにします。詳細は、Gatekeeper 制約と制約テンプレートの統合 を参照してください。

Red Hat OpenShift Platform Plus ポリシーセット

Red Hat OpenShift Platform Plus は、複数のインフラストラクチャー向けのアプリケーションを安全に構築、デプロイ、実行、管理するためのハイブリッドクラウド製品スイートです。Red Hat Advanced Cluster Management アプリケーションを通じて提供される PolicySets を使用して、Red Hat OpenShift Platform Plus をマネージドクラスターにデプロイできます。OpenShift Platform Plus の詳細は、OpenShift Platform Plus のドキュメントを参照してください。

Red Hat OpenShift Container Platform 4.x は、Red Hat Advanced Cluster Management 設定ポリシーもサポートします。

ポリシーがどのように適用されるかを確認するには、ポリシーに関する以下のドキュメントを参照してください。

他のトピックは、ガバナンス を参照してください。

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